とらドラ! SOS!

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2009とらドラ! SOS!

とらドラ! SOS!

★ 3.0 / 5.0コメディ
放送年2009年
フォーマットスペシャル
話数4話
制作J.C.STAFF

『とらドラ!』のミニチュア版キャラクターたちが、食べ物について話したり食べたりする内容のDVD短編集。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

大ヒットラブコメ『とらドラ!』のスピンオフとして制作された、ミニキャラたちが繰り広げるグルメ系ショートアニメです。デフォルメされた逢坂大河や高須竜児たちが、食べ物について語り合ったり、実際に食事を楽しんだりする様子をコミカルに描きます。本編のシリアスな恋愛模様とは打って変わって、肩の力を抜いて楽しめるゆるい雰囲気が魅力。短編集ならではのテンポの良さで、キャラクターたちの新たな一面に出会える一作です。本編ファンへのご褒美のような、愛らしいおまけ作品となっています。

みどころ・魅力

① ミニキャラで魅せるとびきりの愛らしさ

本作最大の魅力は、なんといってもデフォルメされたミニキャラたちの可愛さです。本編では凛々しかったり気の強かったりするキャラクターたちが、まんまるフォルムでちょこちょこ動き回る姿は反則級。大河の小ささがさらに強調され、ファンならニヤリとせずにはいられない仕上がりになっています。

② 食べ物をめぐるゆるくて楽しい掛け合い

グルメをテーマにしたショート構成なので、各キャラの食への反応やリアクションがたっぷり楽しめます。本編の人間関係を知っているからこそ笑える、何気ない食事の会話が満載。シリアス展開がない分、純粋にキャラクター同士のやり取りを気軽に味わえるのが嬉しいポイントです。

③ 短時間でサクッと観られる気軽さ

SP・短編集というフォーマットのため、まとまった時間がなくても気軽に視聴できます。本編を観終えた後の余韻に浸りながら楽しむもよし、ちょっとした隙間時間につまむもよし。とらドラ!の世界にもう一度浸りたいときに、ぴったりの軽やかな一品です。

キャスト・声優一覧

逢坂大河
逢坂大河
メイン
釘宮理恵
櫛枝実乃梨
櫛枝実乃梨
メイン
堀江由衣
北村祐作
北村祐作
メイン
野島裕史
川嶋亜美
川嶋亜美
メイン
喜多村英梨
高須竜児
高須竜児
メイン
間島淳司
恋ヶ窪ゆり
恋ヶ窪ゆり
サブ
田中理恵
インコちゃん
インコちゃん
サブ
後藤沙緒里

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スタッフ

原作竹宮ゆゆこ
原案キャラデザヤス

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

最初は5分の箸休めだろうと思って再生したら、画面の中で大河がミニチュアサイズになって飯のことで本気で怒っていて、しばらく止まれなくなった。本編を見終わった直後、まだ余韻でぼんやりしている頭にこれを流すと、効き方がおかしい。一周目は「ああ、おまけね」で軽く流した。問題は二周目で、あの感情の濁流を一度くぐったあとに見ると、この徹底的に脱力した短編が妙に沁みてくる。デフォルメされて頭身が縮んでも、釘宮理恵の声が一段高くなって暴れているだけで、ちゃんと大河なのが可笑しい。物語が何も起きないことの、ありがたさみたいなものがある。

とらドラ!は結局、「一緒に飯を食う」話だったと気づかせてくる

このDVD短編集、表向きはミニチュア化したキャラたちが食べ物について喋って食うだけの、筋らしい筋のないコメディだ。けれど何度か見ているうちに、これは単なる飯テロおまけではなく、本編が何の話だったのかを逆算させる装置なんじゃないかと思えてきた。

思い返せば『とらドラ!』本編の決定的な場面は、たいてい食卓の周りにあった。竜児が飯を作り、大河が口を開けて待っていて、実乃梨や亜美がそこに転がり込んでくる。血のつながりも、まともな家庭環境もばらばらな連中が、ひとつのテーブルに集まって同じものを食う——あの寄せ集めの食卓こそが、彼らの仮の家族の輪郭だった。恋愛のもつれや家庭の事情は全部そこに乗っかっていただけで、土台はずっと「一緒に飯を食う」ことだった。

SOS!はそこから物語と感情の重さを全部はぎ取って、土台だけを残している。誰も泣かないし、誰も決定的なことを言わない。ただ作って、食って、文句を言う。なのに、その素朴な反復を見ていると、本編であの子たちが守ろうとしていたのはこういう日常だったんだな、と妙に腑に落ちる。喪失や告白のドラマを描くより、何でもない食卓を延々と回すほうが、彼らの関係の核心を露わにしてしまう。逆説的だけれど、いちばん中身のない短編が、いちばん本質を映している。番外編という体裁で、実はとらドラの主題をいちばん雑に、いちばん正確に言い当てているのがこの一本だと思う。

特に刺さったシーン

序盤、竜児が当たり前みたいに台所に立って手際よく作りはじめる流れ。間島淳司の声がここでは保護者というより、もう完全に「お母さん」の落ち着きで、ミニチュアになっても所帯じみた安定感だけは縮まないのが可笑しい。そこに大河がねじ込んでくる。釘宮理恵の、食い意地と理不尽さが九割の高音。本編であれだけ感情の振れ幅を見せた声が、ここでは飯のことだけで全力なのが愛おしくて、思わず吹いた。個人的にいちばん刺さったのは、終盤の食卓に恋ヶ窪ゆり先生が混ざってくるくだりで、田中理恵があの独身教師の哀愁を一切隠さず乗せてくるのがずるい。喜多村英梨の亜美が裏表ありげに食べ物を品定めし、堀江由衣の実乃梨が斜め上のテンションで全部かき回す。誰も成長しないし何も解決しない五分間なのに、見終わると満たされているのが、この短編のいちばん卑怯なところだ。

読んで見たくなったら——『とらドラ! SOS!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 本編を見終わって、あの食卓の連中ともう少しだけ一緒にいたいと思っている人
  • 物語が動かない、ただの日常ギャグを「ごほうび」として摂取できる人
  • 釘宮理恵間島淳司の掛け合いが、デフォルメされても成立しているのを確認したい人
  • 飯テロと脱力コメディを同時に浴びたい人

合わない人

  • とらドラ!本編を未見の人(ここから入っても、ほぼ意味が立ち上がらない)
  • 短編にも起承転結やオチの切れ味を求める人
  • シリアスな大河と竜児の続きが見たくて再生した人

次に見るなら

飯と人の距離感をだらだら眺める心地よさが好きなら、幸腹グラフィティ。食べる描写の執着がほとんど官能の域で、誰かと食卓を囲む安心感の話という芯はSOS!と地続きだ。

脱力した会話劇と食い物の薀蓄でひたすら回していくノリが刺さったなら、だがしかし。駄菓子をめぐって何も起きないのに延々見ていられる、あの乾いた反復がよく似ている。

寄せ集めの面々が食卓を囲んでぐだぐだやる日常ギャグそのものを浴びたいなら、みなみけ。家族とも友達ともつかない距離で飯を食う連中を眺める時間として、相性がいい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『とらドラ! SOS!』は、dアニメストアとHuluで視聴することができます。本編を楽しんだ方が気軽に続けて観られる環境が整っていますので、どちらかのサービスに加入していればすぐに視聴を始められます。ミニキャラたちのゆるい掛け合いを、ぜひお好みの配信サービスでチェックしてみてください。

よくある質問

Q. とらドラ! SOS!はどこで配信されていますか?
A. dアニメストアとHuluで配信されています。どちらのサービスでも視聴可能なので、ご自身が利用しやすい方を選んでお楽しみください。
Q. 本編を観ていなくても楽しめますか?
A. ミニキャラのグルメ短編として単体でも気軽に楽しめますが、キャラクターの関係性を知っているとより一層笑えるので、本編視聴後がおすすめです。
Q. どんな内容のアニメですか?
A. デフォルメされたミニキャラたちが食べ物について語ったり食べたりする、コメディ調のグルメ系ショート作品です。本編とは違うゆるい雰囲気が魅力です。
Q. 短編なので気軽に観られますか?
A. はい、SP・短編集のフォーマットなので、隙間時間にサクッと視聴できます。とらドラ!の世界をもう一度味わいたいときにぴったりです。

まとめ

『とらドラ! SOS!』は、dアニメストアとHuluで視聴することができます。本編を楽しんだ方が気軽に続けて観られる環境が整っていますので、どちらかのサービスに加入していればすぐに視聴を始められます。ミニキャラたちのゆるい掛け合いを、ぜひお好みの配信サービスでチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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