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ミス・モノクローム -The Animation-
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | LIDENFILMS |
声優堀江由衣のオリジナルキャラクター「ミス・モノクローム」。2012年3月、彼女のコンサートで初めて3D仮想シンガーとして登場し、楽曲を歌唱した。その後、グッズやソーシャルネットワークゲーム「ガールフレンド(仮)」に出演。設定によると、ミス・モノクロームは…
作品概要・あらすじ
あらすじ
声優・堀江由衣のオリジナルキャラクターとして生まれた「ミス・モノクローム」。かつてはマネージャーのマネに全財産を騙し取られ、無一文となってしまったアンドロイド歌手だ。再びトップアイドルの座を目指すべく、コンビニでアルバイトしながら地道に活動費を稼ぎ、下積みから芸能界へ返り咲こうとする姿を描いた音楽系ショートアニメ。ポーカーフェイスながらも一途な彼女の奮闘が、ゆるい笑いとともに描かれる。みどころ・魅力
① 堀江由衣が生んだ唯一無二のキャラクター
本作の主人公ミス・モノクロームは、声優・堀江由衣自身のコンサートで3D仮想シンガーとして誕生したオリジナルキャラクター。アンドロイドという設定ながら、夢を追う姿は人間味にあふれており、ファンにはたまらない特別な存在感を放つ。② テンポ良く笑えるショートアニメの魅力
1話約8分のショートアニメながら、毎回しっかりオチがあり飽きさせない構成が秀逸。コンビニバイトや地下アイドル活動といった庶民的な日常描写が、クールなアンドロイドというギャップと組み合わさって独特のシュールなユーモアを生み出している。③ 音楽と映像が融合した独特の世界観
モノクロームをベースとした洗練されたビジュアルデザインと、堀江由衣が歌う楽曲が絶妙にマッチ。各話のエンディングには楽曲が流れ、アニメとして楽しみながら音楽作品としても満足できる二重の魅力がある。キャスト・声優一覧












スタッフ
| 監督 | 岩崎良明 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 筆安一幸 |
| 原案キャラデザ | 堀江由衣 |
| 音楽 | 松本しげのぶ |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| ED | 堀江由衣「ポーカーフェイス」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初、「あ、種田梨沙のやつだっけ」と完全に勘違いして見始めた。開始30秒で「あ、堀江由衣か」と気づいて、少し恥ずかしくなった。そういうスタートだった。
1話5分の短編アニメで、主人公のミス・モノクロームはアンドロイドのアイドル志望。これだけ聞くとよくある設定に聞こえる。でも実際に見ると、何かが妙にずれている。感情を持たないアンドロイドが、まったく疑いなく「トップアイドルになる」という目標に向かって動き続けるその姿が、笑えるのか切ないのか判断しかねる空気をずっと漂わせている。最初の視聴では「変な作品だな」で終わったのだが、2回目に見たとき、そのずれ方が実はかなり計算されていると気づいた。
感情を持たないキャラクターが「一番熱い」という逆説
ミス・モノクロームはアンドロイドなので、基本的に感情がない。動揺しない、落ち込まない、諦めない。それは単なるキャラクター設定なのだが、見ていくうちにこれが妙な重みを持ち始める。
人間のアイドルが挫折して「もうやめたい」と思う場面でも、彼女は止まらない。メンタルが強いからではなく、「やめる」という選択肢が文字通り存在しないから。それは機械的なことのはずなのに、ある瞬間から、人間が感情に流されて諦めることの滑稽さを照らし出すものとして機能しはじめる。
この作品が描いているのは、突き詰めれば「純粋な意志とは何か」という問いだと思う。感情なしに目標を追い続けることは、意志と呼んでいいのか。でも、感情があるのに目標を途中で手放してしまう人間の側を見ると、「意志」という言葉がどちらに当てはまるのか分からなくなってくる。
短編アニメというフォーマットがこのテーマにうまく合っていて、5分という尺の中でぽんと一つのエピソードが完結し、毎回微妙に空振りして終わる構造が、ミス・モノクロームの歩みそのものと重なっている。ゴールに近づいているのか遠ざかっているのかよくわからないまま続いていく、あの感じ。
堀江由衣がミス・モノクロームを演じているという入れ子構造も効いている。現実の堀江由衣がコンサートで披露した3D仮想シンガーがそのままアニメになったという出自が、「本物とは何か」「パフォーマンスとは何か」という問いをうっすら背後に貼り付けていて、見方によっては相当メタな作品でもある。
特に刺さったシーン
マネオ(藤原啓治)が、ミス・モノクロームのとんちんかんな言動に付き合いながらも、どこかしら真剣に向き合っている序盤のやりとりが好きだった。藤原啓治のあの声の質感——少しくたびれていて、でも諦めていない感じ——がマネオというキャラクターに奇妙なリアリティを与えていた。こういう「世話役の中年男性」を飄々と成立させられる声優はそんなに多くない。
あきこ(諏訪彩花)が絡む場面も、短い出番のわりに印象に残る。コンビニバイトという現実的な舞台に「アイドルを目指すアンドロイド」が接触してくる奇妙さを、諏訪彩花の芝居がちょうどいい温度感で受け止めていた。過剰に驚かず、かといって完全に受け入れてもいない。その塩梅が作品全体のトーンそのものだった。
ミス・モノクローム自身の言動でいえば、グッズ売り上げや順位を完全に数値で捉えて「次の戦略」を即座に組み立てる場面が何度かあって、そのたびに笑えるのだが、2回目に見ると同時に少し胸に引っかかるものがあった。感情で悩まないから決断が早い。それが羨ましいのか哀れなのか、判断を宙吊りにされたまま話が進んでいく。
読んで見たくなったら——『ミス・モノクローム -The Animation-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 堀江由衣のファン、あるいは声優文化への解像度がある人
- 「感情を持たないキャラクターが純粋に目標を追う」系の設定に弱い人
- 1話5分・全13話前後のサクサク消化できる短編アニメを探している人
- コメディとして笑いながら、どこかで少しだけ考えさせられる作品が好きな人
- 藤原啓治の渋い脇役芝居が好きな人
合わない人
- 毎回明確に物語が動いてほしい人(基本的にほぼ進まない)
- 感情移入できないキャラクターを主人公にしたアニメが苦手な人
- 短編フォーマット特有の「食い足りなさ」が気になる人
- アイドルアニメに熱い成長ドラマを期待している人
次に見るなら
「アイドルという題材をコメディ寄りに、でも少し斜めから描く」という意味で、gdgd妖精sが近い感触かもしれない。どちらも短編で、笑いと奇妙な余韻を同時に持っている。キャラクターが目的に向かってちゃんと進んでいるのか常にわからない感じが似ている。
アンドロイドが人間社会に溶け込もうとする構図に惹かれたなら、planetarian ~ちいさなほしのゆめ~も見ておいて損はない。こちらは短編OVA/Webアニメで、ロボットの純粋さが笑いではなく静かな痛みとして機能する。ミス・モノクロームの「感情ゼロなのにどこか刺さる」という感覚を、別の方向で味わえる。
堀江由衣つながりで見るなら、声優本人の個性とキャラクター設計が密接に絡み合った作品としてTo LOVEる -とらぶる-のような本人が得意とするキャラ路線を掘るより、むしろ彼女のライブや活動を調べてみるほうが、この作品の理解がさらに深まったりする。入れ子構造の底まで行くと、ミス・モノクロームという作品の輪郭がより鮮明になる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ミス・モノクローム -The Animation-』は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。1話8分ほどのショートアニメなので、シリーズをまとめて一気に楽しみやすいです。気軽に観られる作品をお探しの方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。



