拡張少女系トライナリー

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2017拡張少女系トライナリー

拡張少女系トライナリー

★ 2.6 / 5.0アクションセクシーメカSF
放送年2017年
フォーマットONA
話数34話
原作オリジナル
制作feel.

物語は、画面の向こう側の次元で特別な使命を持って戦う5人の少女を中心に展開します。舞台は、ある異常事象に見舞われた日本の首都圏の大都市です。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

舞台は、謎の異常事象に見舞われた日本の首都圏。その脅威に立ち向かうのは、画面の向こう側の次元に存在する5人の少女たちです。彼女たちはそれぞれ特別な使命を帯び、現実世界とは異なる次元で戦い続けています。やがてプレイヤーである「あなた」と少女たちの絆が深まるにつれ、物語は予想外の展開へと進んでいきます。

みどころ・魅力

① 画面の向こうの少女たちとの”共鳴”体験

本作の最大の特徴は、プレイヤー(視聴者)自身が「画面の向こうの存在」として物語に介在するメタ的な構造です。少女たちがこちら側を認識し、語りかけてくる演出は没入感を大きく高め、他のメカ・SF作品にはない独自の感覚を生み出しています。

② 個性豊かな5人のキャラクター

戦士でありながらそれぞれ異なる個性と背景を持つ5人の少女たちが織りなすドラマが見どころです。アクション・メカ要素を持ちながらも、キャラクター同士の関係性や感情の機微が丁寧に描かれており、純粋なバトルアニメとは一線を画した人間ドラマとしても楽しめます。

③ SF×メカ×日常が交差する独特の世界観

首都圏を舞台にした現代的な日常描写と、次元を超えた戦いというSF設定が共存する独特の世界観が魅力です。スタイリッシュなメカデザインとアクションシーンの迫力はもちろん、異常事象の謎を解き明かしていく物語の緊張感も視聴者を引き付けます。

キャスト・声優一覧

ガブリエラ・ロタルィンスカ
ガブリエラ・ロタルィンスカ
メイン
八木侑紀
逢瀬 つばめ
逢瀬 つばめ
メイン
たけだまりこ
國政 綾水
國政 綾水
メイン
中恵光城
卯月神楽
卯月神楽
メイン
平山笑美
恋ヶ崎 みやび
恋ヶ崎 みやび
メイン
萩原あみ

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スタッフ

監督川崎逸朗
シリーズ構成兵頭一歩、土屋暁
原案キャラデザ
キャラクターデザイン下谷智之、山崎正和
音楽中塚武
美術監督海津利子
音響監督本山哲
OPトリナリー「テクトラ!-Yumemille feuille guruRemiX.-」
OP「[Tsubame Ouse (Mariko Takeda), Ayami Kumimasa (Mitsuki Kanae), Gabriela Lotalwinska (Yuuki Yagi), Miyabi Koigasaki (Ami Hagihara), Kagura Uzuki (Emi Hirayama)]」
EDトリナリー「The Truly Lovely Show !!」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルを見て、しばらく何も思い出せなかった。「拡張少女系トライナリー」。語感はある。なんとなく2017年前後のモバイルゲームアニメ化の雰囲気がする。調べてみたらやっぱりDMMのゲーム原作で、あーそういうやつかと合点がいった。

記憶の中に薄く存在している。視聴済みのチェックがどこかについていたはずなのに、内容を思い出そうとすると霧の中を歩いているみたいになる。「画面の向こう側の少女たち」というコンセプトだけが残っていた。それだけでも残っているということは、何かが刺さったんだと思う。2回目に通して見たとき、ああこれはゲームアニメの文法をちゃんと使っているやつだと気づいた。最初の視聴で印象が薄かったのは、こちらの受け取り準備ができていなかった側の問題かもしれない。

「画面の向こう」という設定は、視聴者をプレイヤーにする仕掛けだった

このONAが面白いのは、SF・アクション・メカという外装よりも、「画面の向こう側の次元で戦う少女たち」というメタ構造にある。要するに彼女たちは、こちら側からは観測できない領域で戦っている。その設定をアニメという媒体でやるということは、視聴者は「画面を通して見ている存在」に自動的に位置づけられる。

ゲーム原作として考えると、これは非常に誠実な翻訳だと思う。ソーシャルゲームのキャラクターたちはそもそも「スマートフォンの画面の向こう」に存在していて、プレイヤーとの関係は常に一枚の画面を挟んでいる。その構造をアニメに持ち込んだとき、視聴者はプレイヤーと同じ立場に立たされる。能動的に「彼女たちを見守る側」として機能する。

首都圏の大都市を舞台にした異常事象という設定も、この文脈では機能している。東京という実在する場所に侵食する何かを、「向こう側」の少女たちが食い止めている。こちら側は見えているようで、実際には何もできない。その非対称性がSFの骨格を作っていて、ただのアクション・メカものには収まらない余白をつくっている。

2017年のONAという制作フォーマットで、TVアニメと同じ水準の映像を期待するのは酷だが、この作品は配信向けの尺と密度の使い方を心得ている。1クールのTVアニメだったら間延びしていたところが、ONAの短い尺でちょうど良くまとまっている。ゲーム原作アニメの多くがストーリーを詰め込みすぎて失敗するなかで、コンセプトを一本の軸として通し続けた判断は正しかった。

特に刺さったシーン

終盤、少女たちが「画面の向こう」から何らかの形でこちら側に干渉しようとする展開がある。このとき、こちら側の存在として視聴しているはずの自分が、急に物語の中に引き込まれる感覚があった。メタ構造を丁寧に積み上げてきたからこそ機能するやつで、序盤から「あなたたちは向こう側にいる」という前提を繰り返し強調してきた作品がこれをやると、単純なSF的カタルシスではなく、もう少し個人的なものとして受け取れる。

声優陣の演技も、このシーンで初めて「あ、ちゃんとキャラクターがいる」と感じた。それまでどこか様式的に見えていたキャラクターたちに、急に体温が生まれる瞬間がある。ONA作品の音響はTVより予算が絞られることが多いが、要所は外していない印象だった。

読んで見たくなったら——『拡張少女系トライナリー』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • モバイルゲームのアニメ化に一定のリテラシーがある人——「ゲームのキャラクターをアニメで見る」という行為の文脈が分かっていると、このメタ設定の誠実さに気づける
  • SF的なアイデアが薄味でも、コンセプトが一貫していれば許せる人
  • 2010年代後半の美少女アクションONAというフォーマット自体に親しみがある人
  • 「画面の向こう側」というフレーズで何か感じるものがある人(こういう人には刺さる確率が高い)

合わない人

  • ゲーム原作アニメに対して「原作未プレイだとキャラクターに感情移入できない」と感じる人——この作品はその問題をある程度回避しているが、完全ではない
  • メカ要素やSF設定の作り込みをきっちり求める人——設定の密度はそこまで高くない
  • TVアニメ水準の映像品質と作画コストを期待する人——ONAなので割り切りが必要

次に見るなら

「画面の向こう側の存在と現実世界」というテーマが気に入ったなら、selector infected WIXOSSを。カードゲーム原作だが、「ゲームの中に存在するキャラクター」と現実の少女たちの関係を描く構造が近く、こちらの方が心理的な暗さに振り切っている。2014年のTVアニメで映像クオリティも高い。

アクション・メカ・SF少女ものとして別の角度から見たいならフレームアームズ・ガール。2017年同時期の作品で、フィギュア原作という別ベクトルの「物体から存在へ」という転換を描いている。こちらは雰囲気が全然違うが、「向こう側にいたものがこちら側に来る」という逆の構造が面白い。

配信限定ONA作品のフォーマットに慣れておきたいならgdgd妖精sは外せない。完全に別ジャンルだが、「配信でしかできない作り方」を極めた先人として見ておく価値がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『拡張少女系トライナリー』は、dアニメストアで視聴できます。メタ構造を活かした独自の物語体験と、SF・メカ・キャラクタードラマが融合した意欲作です。dアニメストアのサービスをお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 拡張少女系トライナリーはどこで見られますか?
A. dアニメストアで視聴できます。dアニメストアはdアカウントがあれば初月無料で利用できるサービスです。
Q. 全何話ですか?
A. ONAとして2017年に公開された作品です。短編形式で配信されているため、隙間時間にも気軽に視聴しやすい構成になっています。
Q. ゲーム原作のアニメですか?
A. はい、スマートフォン向けゲームアプリを原作とするアニメ作品です。プレイヤーと少女たちの交流を軸にした独自のメタ的な物語構造が特徴で、ゲーム未プレイでも楽しめます。
Q. どんな人におすすめですか?
A. SF・メカが好きな方はもちろん、キャラクターとの感情的なつながりを重視する方にもおすすめです。画面の向こうの存在と交流するメタ的な演出が好きな方には特に刺さる作品です。

まとめ

『拡張少女系トライナリー』は、dアニメストアで視聴できます。メタ構造を活かした独自の物語体験と、SF・メカ・キャラクタードラマが融合した意欲作です。dアニメストアのサービスをお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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