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DIABOLIK LOVERS OAD
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | Production I.G |
「ディアボリック ラバーズ ダーク フェイト」の限定版ゲーム セットに同梱されているアニメです。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「DIABOLIK LOVERS OAD」は、乙女ゲーム「ディアボリック ラバーズ ダーク フェイト」の限定版に同梱されたOVA作品です。吸血鬼の青年たちと少女の関係を描く「ディアボリック ラバーズ」の世界観を映像化したファン向けの特典アニメとして制作され、ゲームの世界をさらに深く楽しめる内容となっています。原作ゲームのキャラクターたちが声優陣そのままで登場し、独自のエピソードが展開されます。
みどころ・魅力
① ゲーム購入者のみが体験できたプレミアムエピソード
本作は限定版ゲームセットへの同梱という形で発売された、まさにファン垂涎の特典映像です。通常のアニメシリーズでは描かれないシーンやキャラクターの一面が収録されており、原作ゲームファンにとって見逃せない特別な一作となっています。
② 人気声優陣による豪華なキャストが勢揃い
「ディアボリック ラバーズ」シリーズを彩る個性豊かな吸血鬼キャラクターたちが、ゲームと同じ人気声優によって演じられます。キャラクターごとの異なる魅力と声の演技が重なり合い、ファンならではの聴きどころが随所に散りばめられています。
③ 超自然ダーク世界観を凝縮したOVAならではの密度
TVアニメシリーズの尺に縛られないOVA形式だからこそ実現できた、濃密な世界観の演出が楽しめます。「ディアボリック ラバーズ」特有のダークでゴシックな雰囲気が存分に発揮されており、シリーズの魅力をぎゅっと凝縮した内容です。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 吉田りさこ |
|---|---|
| 原案キャラデザ | さとい |
| 音楽 | 林ゆうき |
| ED | 杉浦 由紀「DIABOLIK LOVERS DARK FATE」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——ゲーム限定版の付録として流れてきた30分
「ダーク フェイト」の限定版ゲームセットに同梱されているアニメ、という来歴からしてすでに対象外の人間である。ディアボリック ラバーズ自体はTVシリーズ2期まで追っているから流れは把握しているが、コア層が求める「あの感覚」は正直わからないまま視聴した。
最初に見たときの印象は「声がいい」。それに尽きる。ゲームの補完映像としての密度は確かにあって、TVシリーズを全話見た上で視聴するとキャラクターの解像度が上がる作りになっているのは理解できた。2回目を流したとき気づいたのは、これが「ゲームをプレイした人向けに作られている」という前提の強さで、アニメ単体で完結させる気がほぼないという潔さだった。外伝というよりゲームの別角度からの補完、という位置づけが正確だろう。
「支配される快楽」を女性に向けてパッケージングした、乙女ゲー特有の空気設計
ディアボリック ラバーズというコンテンツを、外側から観察して気づくのは「怖さ」と「甘さ」の混合比率が精密に調整されているという点だ。ただ怖いだけのホラーでも、ただ甘いだけの恋愛でもない。吸血鬼という記号を使った「危険な相手に選ばれる快感」というフォーマットは、このジャンルが長年かけて磨き上げてきた型で、このOADはその型を忠実に再現している。
逆巻六兄弟と無神兄弟という二つの家系が持つキャラクター造形は、支配的・冷淡・狂気的・紳士的といった属性を綺麗に分散させていて、プレイヤー(視聴者)がどれかに引っかかるように設計されている。OADという短尺でもその設計は崩れておらず、各キャラクターの「らしさ」を短時間で再確認させる密度がある。
ただしこれは「刺さる層に刺さる」ための精度であって、対象外の人間には入口がない。男主人公向けの異世界転生が同じ構造を持つように、このジャンルは最初から対象層を絞ることで成立している。批判する気はまったくなく、むしろそのターゲティングの純度が清々しいとすら思う。OADという形式も、すでに世界観に入り込んでいるコアファン向けの「追加供給」として機能していて、新規に向けた入口を作る必要がない。その割り切りはコンテンツとして正しい判断だ。
2015年という時期を考えると、乙女ゲー原作アニメがまだ試行錯誤していた時代にここまで振り切ったホラー路線で展開したことは、後続のジャンルに影響を与えた部分がある。OADはそのシリーズ史の一断片として、ゲームの文脈込みで読むものだろう。
特に刺さったシーン
個人的に見ていて一番「ああ、これはすごいな」と思ったのは声の話で、鳥海浩輔演じる逆巻シュウの終盤のシーンだ。気だるさの中に狂気の気配を滲ませる、あの独特の声質の使い方は鳥海浩輔でないと出ない質感がある。台詞の内容というより、声が空間を満たす「圧」のようなものが短尺でもちゃんと機能していた。
梶裕貴の逆巻カナトもそうで、かわいらしさと不穏さを同じ声で同時に出せる人間はそう多くない。序盤のやり取りで一瞬だけトーンが落ちる間があって、そこで「ああ、今のキャラクターが出た」という感覚があった。2回目に確認したら確かにそこだった。台本通りなのか芝居の判断なのかは外からはわからないが、ああいう細部の積み重ねがこのシリーズのキャスティングを成立させている。
櫻井孝宏の無神ルキは出番こそ限られているが、声だけで「この人物の格」を一発で伝えてくる。主要キャスト全員のレベルが揃っているというのは、乙女ゲー原作作品においてコンテンツの存続に直結する要素で、ディアラバが長く続いている理由のひとつはここにある。
読んで見たくなったら——『DIABOLIK LOVERS OAD』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズ2期まで視聴済みで、もっと六兄弟・無神兄弟の日常的なやり取りを見たい人
- 「ダーク フェイト」のゲームをプレイ済みで、アニメ版の補完映像として楽しみたい人
- 鳥海浩輔・梶裕貴・櫻井孝宏の声目当てで、短尺でいいから新規映像を見たい人
- 乙女ゲー×ホラーというジャンル自体が好きで、その雰囲気に浸ることを目的にしている人
合わない人
- TVシリーズ未視聴でこのOADから入ろうとしている人(前提知識なしでは何も伝わらない)
- ストーリーの起承転結や明確な解決を求めている人
- 「支配される側の視点」というジャンルの文法に乗れない人
- ゲームの補完映像という位置づけに対して「それでもアニメとして完結してほしい」と思う人
次に見るなら
ディアボリック ラバーズをまだTVシリーズで見ていないなら、OADより先にDIABOLIK LOVERS(2013年・1期)から入るのが正道だ。六兄弟の関係性と主人公・小早川夕璃の立ち位置を理解してからOADを見ると、この30分の密度が全然違う体験になる。
同じ乙女ゲー原作の超自然路線で、もう少しストーリーの起伏を求めるなら薄桜鬼が近い。新選組×鬼という設定で、複数の攻略対象に対応した群像構造はディアラバと共通している。歴史背景がある分だけ物語の軸が太く、コアファン以外にも入口が開いている。
キャラクター声優目当てで別ジャンルも見てみたいならアムネジア(2013年)がある。記憶喪失の主人公と複数の男性キャラクターという構造のオーソドックスな乙女ゲー原作アニメで、ミステリー要素が乗っているぶんジャンル外の人間でも話を追いやすい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「DIABOLIK LOVERS OAD」は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。限定版ゲームセット同梱という希少な作品を、今では手軽にストリーミングで楽しめます。原作ゲームや本編アニメシリーズのファンは、ぜひこの機会に視聴してみてください。


