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RAGNAROK THE ANIMATION
| 放送年 | 2004年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | G&G Entertainment |
大きな悪がこの世界を覆いつくしています。若き剣士ロアンと生涯の相棒である修道女ユファは、この悪に立ち向かわねばなりません。二人は高い塔から地下世界まで、森や砂漠を超えながら、運命へと旅を進めます。次々と集う仲間たちとともに、運命は彼らの魂を掴み、冒険へと導いていくのです。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「ラグナロクの世界」に忍び寄る大いなる悪の影。それに抗うべく、若き剣士ロアンは幼なじみで修道女のユファとともに故郷を後にして旅立つ。高い塔から暗い地下世界へ、緑豊かな森から灼熱の砂漠まで、広大な世界を冒険しながら、個性豊かな仲間たちが一人また一人と加わっていく。しかし旅が進むにつれ、ユファをめぐる不穏な予兆が漂い始め、運命はロアンたちを想像を超える試練へと引きずり込んでいく。友情・絆・成長を軸に描く本格ファンタジー冒険アニメ。みどころ・魅力
① 人気オンラインRPGを原作とした重厚な世界観
韓国発の人気オンラインゲーム「ラグナロクオンライン」の世界観を忠実にアニメ化。多彩なジョブクラスや魔法システムがそのまま映像として登場し、ゲームファンはもちろん、初めて触れる視聴者もその広大な世界に引き込まれます。② ロアンとユファを軸に描かれる絆と葛藤
幼なじみである剣士ロアンと修道女ユファの関係は、物語の感情的な核を担っています。旅を重ねる中でユファに忍び寄る変化と、それを前にしたロアンの苦悩が丁寧に描かれ、アクション作品でありながら人間ドラマとしての深みを持っています。③ 仲間との連携が光るバトルシーン
剣技・魔法・回復といった異なる役割を持つキャラクターたちが連携して戦う場面が随所に展開。大型の敵ボスとの激戦や仲間との息の合ったコンビネーションは見応え十分で、アクションファンを飽きさせません。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 岸誠二 |
|---|---|
| 音楽 | 朝倉紀行 |
| OP | 山﨑麻衣美「We are the Stars」 |
| ED | 山﨑麻衣美「Alive」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ラグナロクのアニメ化」という情報を聞いたとき、正直言うと「あのゲームを?」という気持ちが先に来た。2004年当時、RO(ラグナロクオンライン)は相当な中毒性でユーザーを廃人化させていたMMOで、ストーリー性よりも延々と狩りを続ける作業ゲーとして記憶している人のほうが多いはずだ。あれをどうアニメにするのか、という興味半分、不安半分で見始めた。
最初の数話は「ああ、ゲームのキャラクターが動いてる」という感覚が強い。ロアンの職業・ユファの修道女衣装・フィールドの草原——いちいちゲームのビジュアルと重ねてしまう。2回目に見直したとき、そのゲーム的な記号を整理して「これは原作ゲームのファンに向けた、お礼みたいな作品なんだ」と腑に落ちた。
ゲームの「旅」を、二人の関係から掘り起こし直した作品
ラグナロクオンラインというゲームは、本来プレイヤーがそれぞれ勝手に冒険するサンドボックスに近いMMOだった。だからこそアニメ化に際して問われるのは「誰のどんな話にするか」という、一点だけだった。答えとして選ばれたのが、ロアンとユファという幼馴染の剣士と修道女の旅——という形式は、一見ありきたりに見える。
ただ、この作品が単純な「剣と魔法のRPGアニメ」と違うのは、二人の間に漂う「ゲーム的な空気感」を意図的に残している点だと思う。目的地が決まっていて、仲間が増えていって、強い敵が現れる——その構造自体がゲームのクエストラインそのままで、視聴者が自分のプレイ体験を投影しやすい設計になっている。
ユファを演じる水樹奈々は、この頃まだキャリア初期に近い時期で、声に硬さと初々しさが同居している。それがユファというキャラクターの「強くなろうとしているが、まだ半人前の修道女」という立ち位置と妙に合っていた。意図的な配役かどうかは分からないが、2回目の視聴でそこに気づいてから印象が変わった。
阪口大助が演じるロアンも、少年性と使命感の間を揺れる主人公として機能している。子安武人のキーオは、存在感のある悪役というより「このアニメに子安さんがいる安心感」に近い役割で、ベテランをそういう使い方するのか、という独特の贅沢さがある。
この作品のテーマをひとことで言うなら「ゲームの中で感じていた旅の感触を、アニメという別の形式で追体験させること」だと思う。それ以上でもそれ以下でもないが、それだけでも2004年当時RO廃人だった人間には刺さる。
特に刺さったシーン
中盤、仲間が増えてからの野営シーンが地味に好きだ。大きな敵と戦うわけでも、激しいバトルがあるわけでもなく、ただ焚き火を囲んで雑談している時間。久川綾演じるタキウスのセリフ回しが妙に落ち着いていて、声のトーンだけで「この人は場数を踏んでいる」のが分かる。久川さんのああいうクールな芝居は、台本以上に情報量がある。
中井和哉のイルガが本領を発揮するのも終盤のバトルシーンで、中井さん独特の「静かに怒っている」声質がイルガの戦士としての矜持をそのまま体現していた。あの演技だけで、イルガというキャラクターへの解像度が一段上がった気がする。ゲームではステータス画面の数字だったものが、声を得て初めて人間になる瞬間——そういう体験がこのアニメにはいくつかある。
読んで見たくなったら——『RAGNAROK THE ANIMATION』はHuluで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2000年代前半にラグナロクオンラインを遊んでいた人
- ゲーム原作アニメに「完全再現」より「雰囲気の再現」を求める人
- 王道RPGの旅路とパーティものが好きな人
- 水樹奈々・子安武人などのキャスト陣への信頼がある人
合わない人
- ラグナロクオンラインを知らない・または思い入れがない人
- ストーリーの独自性やどんでん返しを期待する人
- 2004年当時のアニメ作画クオリティに引っかかりを覚える人
- MMO的な「目的のためにひたすら移動する」テンポが苦手な人
次に見るなら
スターオーシャンEXはゲーム原作のRPGアニメという点でほぼ同じ立ち位置の作品。「ゲームのフィールドを旅するアニメ」の空気感が好きなら、こちらも同じ感触で楽しめる。2001年放送で時代感も近い。
ロードス島戦記シリーズは、ハイファンタジーのパーティ冒険ものとしての完成度で言えばこちらが上。ラグナロクで「剣と魔法の旅」の雰囲気が好きになったなら、原点として見ておく価値がある。OVA版が特に密度が高い。
テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATIONも同時代のゲーム原作RPGアニメで、パーティ全員の関係性描写に力が入っている。ゲームファン向けという意味ではラグナロクと同じ文脈で楽しめる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「RAGNAROK THE ANIMATION」は現在Huluで配信中です。2004年放送の王道ファンタジーアニメを、いつでも好きなタイミングで視聴できます。ゲーム原作のファンはもちろん、ファンタジー冒険ものが好きな方にもおすすめの一作です。