スターオーシャンEX

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2001スターオーシャンEX

スターオーシャンEX

★ 3.0 / 5.0冒険ファンタジーSF
放送年2001年
フォーマットTVアニメ
話数26話
原作ゲーム
制作Studio DEEN

クロード・C・ケニは宇宙船カルナスの乗組員で艦長の息子。剣と魔法の後進惑星エクスペルへと転送される。彼は自分を伝説の光の戦士だと思い込むレナ・ランフォードと出会い、世界中で問題を引き起こしている隕石「ソーサリーグローブ」の謎を解くため、他のキャラクターたちと協力する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

宇宙船カルナスの乗組員・クロード・C・ケニは、艦長の息子として宇宙を旅する青年。惑星調査中に謎の装置に巻き込まれ、剣と魔法が支配する後進惑星エクスペルへと一人転送されてしまう。現地で癒しの力を持つ少女レナ・ランフォードと出会い、「光の戦士」と信じ込まれたクロードは、世界各地に異変をもたらしている謎の隕石「ソーサリーグローブ」の真相を追うべく、個性豊かな仲間たちとともに旅を続ける。

みどころ・魅力

① SFと剣と魔法の世界が交差する独特の世界観

宇宙文明を持つ主人公が魔法の通じる異星の惑星に放り込まれるという設定は、原作ゲーム「スターオーシャン セカンドストーリー」から受け継がれた最大の特徴。ハイテク技術と中世ファンタジーが混在する世界での異文化衝突が物語に独特の奥行きを与えている。

② 個性豊かなパーティメンバーたちの掛け合い

クロードとレナをはじめ、傭兵のセリーヌ、剣士のアシュトン、魔女のプリシスなど、原作ゲームで人気を博した多彩なキャラクターたちが登場。旅を通じて深まる絆や、それぞれの目的をもった仲間との掛け合いはシリーズファンにも見どころの一つとなっている。

③ 王道RPGの冒険を忠実にアニメで体験できる

謎の隕石「ソーサリーグローブ」を巡る壮大な旅路は、ゲームの冒険感をそのままアニメで追体験できる構成。各地の町や遺跡を巡りながら真相へと近づいていく展開は、RPG好き・ファンタジー冒険好きの視聴者に刺さる作りになっている。

キャスト・声優一覧

アシュトン・アンカース
アシュトン・アンカース
メイン
›
関智一
セリーヌ・ジュレス
セリーヌ・ジュレス
メイン
›
金月真美
レナ・ランフォード
レナ・ランフォード
メイン
›
飯塚雅弓
クロード・C・ケニー
クロード・C・ケニー
メイン
›
優希比呂
ラー
ラー
サブ
›
浜田賢二
ゆき
ゆき
サブ
›
松元惠
ボーマン・ジーン
ボーマン・ジーン
サブ
›
中田譲治
オペラ・ヴェクトル
オペラ・ヴェクトル
サブ
›
松本梨香
タックス・アレン
タックス・アレン
サブ
›
緑川光
プリシス・F・ノイマン
プリシス・F・ノイマン
サブ
›
半場友恵
サブ
›
小暮英麻
ディアス・フラック
ディアス・フラック
サブ
›
子安武人

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スタッフ

監督わたなべひろし、吉田俊司
シリーズ構成関島眞頼、金巻兼一
キャラクターデザイン倉田綾子
音楽統 桜庭
美術監督吉原俊一郎
OP八反あみか「To the light」
ED西端さおり「Hearts」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

スターオーシャン セカンドストーリーのゲームだけやっていた時期があって、アニメになっていたことをずいぶん後になって知った。当時の自分は完全にゲームの中のクロードとレナに付き合っていたから、アニメという別媒体の存在に気づくのが遅れた。

見始めたとき最初に思ったのは「ゲームの画面がそのまま動いている」という感覚だった。ドット絵で脳内補完していたキャラが、別の解釈で動いている違和感と、ちゃんとエクスペルの空気感が出ている安堵感が混在していた。2回目以降で気づいたのは、ゲームをやっていないと成立しないシーンがかなり多いということ。セリフの背景にある関係性や感情の積み上げを、アニメ単体では拾いきれない部分がある。それがこの作品の最大の弱点でもあり、ゲームを知っているオタクにとっては逆に「あの場面がここに来るのか」という発見が続く体験にもなる。

「伝説の光の戦士」に仕立て上げられた宇宙人が、それでも戦う理由

この作品の核にあるのは、「信仰によって役割を押し付けられた人間が、その役割とどう折り合いをつけるか」という話だと思っている。クロードはただの宇宙船乗りで、艦長の息子で、いわゆる「普通の人間」だ。でもエクスペルに降り立った瞬間、レナをはじめとする人々の目には「伝説の光の戦士」として映る。フォトンガンを魔法として解釈され、偶然の遭遇が「運命」として文脈化されていく。

ここが単なるファンタジーアドベンチャーと違う部分で、クロードは「ソーサリーグローブ」の謎を解こうとするのと同時に、自分に向けられた期待の重さとずっと格闘している。レナの純粋な信頼は、クロードにとって救いであると同時に足枷でもある。「自分は本当に英雄なのか」という問いに答えが出ないまま、それでも前に進むしかない状況が続く。

この構造は、ゲームで感じていた「主人公を動かしているのは自分だけれど、クロードにはクロードの内面がある」というRPG的な距離感とうまく対応している。アニメになることで、クロードが「プレイヤーのアバター」ではなく「信仰を背負わされた個人」として描かれる。子安武人が演じるディアス・フラックの、クロードへの冷たい視線が面白いのもここで、あの眼差しは「お前は本当に光の戦士なのか」という問いを、言葉なしで突きつけてくる。子安さんの低音には余分な感情を削ぎ落とした静けさがあって、それがディアスのキャラクターと完璧に一致している。

SF設定とファンタジー世界の混在も、テーマと無関係ではない。技術的に「説明できる現象」が「魔法」として受容される世界は、意味づけと解釈がいかに現実を形成するかを示している。クロードが英雄かどうかは、本質的には関係ない。英雄として扱われた瞬間から、彼はその役割を引き受けるしかなくなる。

特に刺さったシーン

アシュトンが背中の双頭の竜を背負うことになるくだりは、ゲームでも笑いどころとして有名だけれど、アニメで関智一さんの演技がつくとまた別の質感になる。嘆きとあきらめと、なぜか愛着が混ざったような声のトーンが絶妙で、あの「なんでこうなったんだ」という疲弊感がリアルに伝わってくる。関さんは「声優と夜あそび」でMCをやっていたりと現場感の強い人だからか、アシュトンのコミカルな苦労人ぶりにすごく人間的な質感がある。

オペラ・ヴェクトルの登場シーンも印象に残っている。松本梨香さんの声はサトシで慣れ親しんでいるけれど、オペラの「上品なのに大砲をぶっ放す」キャラクターとの組み合わせは、予想外に似合っていた。声のトーンの明るさが、あのキャラの無邪気な破壊力を表現している。

緑川光さん演じるタックス・アレンは、序盤の街でのやりとりで存在感を発揮する場面がある。緑川さんのあの「誠実そうに聞こえるけれど少し距離がある」声質が、医師としてのタックスの立場に自然にはまっていた。中田譲治さんのボーマン・ジーンも、低くて落ち着いた声が、ああいう「職人肌の参加者」という役どころに合っていた。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • スターオーシャン セカンドストーリーをゲームでプレイしたことがある人
  • 2000年代初頭のRPGアニメ化作品のテクスチャーが好きな人
  • 子安武人・関智一・緑川光あたりの声を聞いただけで「ああ、あの時代だ」となる人
  • SF設定とファンタジーが同居する世界観に違和感がない人
  • ゲームの原作補完として見られる人(先にゲームをやっていることが前提)

合わない人

  • ゲーム未プレイでアニメ単体として楽しもうとしている人(背景情報が足りない)
  • テンポの速い現代アニメに慣れていて、2001年当時の演出リズムが合わない人
  • キャラクターの掘り下げを1クール内に求める人(サブキャラの描写は薄め)
  • SF要素とファンタジー要素を分けておきたい人

次に見るなら

テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION——同時期のRPGアニメ化作品で、ゲームのファンがアニメとして補完する楽しみ方は似ている。ゲームをやっていると「ここがアニメになったか」という感慨があり、スターオーシャンEXと同じ文脈で楽しめる。

ロードス島戦記(OVA版)——剣と魔法の世界に現代的な価値観を持つキャラクターが放り込まれる構造が共通している。こちらはよりシリアスだが、「異世界の論理に巻き込まれる人間」を描く重さはスターオーシャンEXと通じる部分がある。

フルメタル・パニック!——「現代技術と異質な世界が交わる」テーマとしては、こちらのほうがアニメとして完成度が高い。スターオーシャンEXでSF×ファンタジーの混在に面白さを感じたなら、次に見るべき作品として素直に推せる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『スターオーシャンEX』は現在、主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴を希望される方は、DVDなどの映像ソフトや各種動画販売・レンタルサービスをご確認ください。SFとファンタジーが融合した独自の世界観を持つ作品ですので、ジャンルファンはぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. スターオーシャンEXはどこで視聴できますか?
A. 現在、主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。DVDなどの映像ソフトや、各動画販売・レンタルサービスでの取り扱いをご確認ください。
Q. 原作ゲームを知らなくても楽しめますか?
A. はい、アニメ単体でも十分に楽しめる作りになっています。ただし原作ゲーム「スターオーシャン セカンドストーリー」をプレイ済みだと、キャラクターの背景をより深く楽しめます。
Q. 全部で何話ありますか?
A. 全26話構成です。2001年にテレビ東京系列で放送されました。原作ゲームのメインストーリーを中心に描かれています。
Q. スターオーシャンEXはどんな人におすすめですか?
A. SFとファンタジーを組み合わせた世界観が好きな方、RPG原作アニメが好きな方、王道の仲間との冒険ストーリーを楽しみたい方におすすめです。

まとめ

『スターオーシャンEX』は現在、主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴を希望される方は、DVDなどの映像ソフトや各種動画販売・レンタルサービスをご確認ください。SFとファンタジーが融合した独自の世界観を持つ作品ですので、ジャンルファンはぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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