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Cutie Honey Universe
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Ashi Productions |
キサラギ・ハニーは聖チャペル学園の普通の女子生徒に見えるが、実は博士キサラギが創造した超能力アンドロイド「愛の戦士キューティーハニー」である。ハニーと仲間たちは悪の秘密結社パンサークローの陰謀を調査するが、ハニーはパンサークローの指導者がすでに身近にいることに気づいていない。
作品概要・あらすじ
あらすじ
聖チャペル学園に通う女子生徒・如月ハニーは、実は天才科学者・如月博士が生み出した超能力アンドロイド「愛の戦士キューティーハニー」。仲間たちと共に悪の秘密結社パンサークローの陰謀を追うハニーだが、その真の首領がすでに身近な存在であることに気づいていない。正体と使命のはざまで戦いながら、宿命の対決へと向かう変身ヒロインの物語。みどころ・魅力
① 永井豪の名作を令和の映像美で体験できる
1970年代から続く永井豪の名作「キューティーハニー」を、2018年のアニメーション技術で再解釈した作品。変身シーンや戦闘アクションが現代の作画クオリティで描かれており、原作ファンはもちろん、初めて触れる視聴者もその世界観にすんなり入れるつくりになっている。② 首領の正体をめぐるサスペンスフルな展開
パンサークローの首領が「すでにハニーの近くにいる」という設定が、全話を通じたミステリーとして機能している。日常と戦いが交錯するなかで徐々に明かされる真実は、単なる変身ヒロインものにとどまらない緊張感をもたらしており、先が気になる展開が続く。③ アクションと感情が交差するキャラクター描写
ハニー自身の孤独や戸惑い、仲間との絆など感情面の描写に力が入っており、戦闘シーンと感情の起伏が丁寧に絡み合っている。アニバーサリー作品ならではの気合いが随所に感じられ、キャラクターへの愛着が湧きやすい構成になっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 横山彰利 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高橋ナツコ |
| キャラクターデザイン | 井関修一 |
| OP | A応P「愛がなくちゃ戦えない」 |
| ED | ルス「SISTER」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「またキューティーハニーのリメイクか」というのが正直なところだった。オリジナルから数えると何度目だという話で、もはや一種の国民的フォーマット扱いになっている。それでも2018年版を手に取ったのは、坂本真綾がハニーを演じると聞いたからだ。あの声がハニーにどう乗るのかという一点だけで再生ボタンを押した。
最初に見たとき、思っていたより画面が重かった。原作が持っていた明るいエロティシズムとコミカルな外皮を剥いて、人造生命体が「愛」を持つことの意味を正面から問う話に仕上げてあった。2回目に見たとき、1話の段階から伏線が丁寧に敷かれていることに気づいて、少し評価が変わった。
人造生命体に「喪失」を与えたとき、それは愛になる
Cutie Honey Universeが描こうとしているのは、「愛の戦士」という肩書きの本当の意味だと思う。
ハニーはアンドロイドだ。感情も記憶も、誰かが設計したものかもしれない。原作ではそこを軽く流して変身バトルの文脈に落とし込んでいたが、この2018年版はそこをわざと引っかかりにしてくる。ハニーが大切にしているものを守れなかったとき、あるいは守ろうとした相手が実は敵側に取り込まれていたと知ったとき、彼女の「悲しみ」は本物なのかという問いが静かに画面に流れ続ける。
田中敦子演じるシスター・ジルの存在がここに効いてくる。田中敦子の声は元々「圧」がある。凄みと冷静さが同居する声質で、敵の指導者として画面に出てきたとき、単なる悪役ではなく「ハニーの鏡像」として機能しているように感じた。愛を持たないように見えて、実は何かを喪失している存在。そういう読み方もできる構造になっている。
堀江由衣が演じる秋夏子というキャラクターも、ハニーにとっての「人間らしさの参照点」として機能していて、彼女との関係性がハニーの内面を映す鏡になっている。堀江由衣はこういう役——強がっているけど傷つきやすいポジション——を演じると独特のリアリティが出る人で、セリフの端々で「あ、本当に怖いんだな」というのが伝わってくる。
「愛の戦士」は、愛するがゆえに何かを失い続ける戦士だ。この作品はその構造を、セクシーな変身シーンや派手な戦闘の下に、わりと真剣に埋め込んでいる。気づかずに見ていると単なるリメイクに見えるが、気づいて見ると別の話になる。
特に刺さったシーン
釘宮理恵がタランチュラパンサーと黒タランチュラパンサーの二役を演じているのだが、この二つのキャラクターの声の使い分けが細かくて、何度か聞き比べてしまった。釘宮理恵の声は元々可動域が広いのに、わざと似た質感に抑えてある感じがあって、「同じ存在の別の側面」みたいな演出意図が声だけで伝わってくる。
それと、坂本真綾の変身シーンの掛け声。ハニーに変身するときの声の出し方が、毎回微妙に感情のトーンが違う。終盤に近づくにつれて、同じ台詞なのに重さが変わっている。最初は気づかなかったが、2周目で「あ、ここもう追い詰められてる声だ」と気づいて少し背筋が伸びた。声優の芝居の密度が、このシリーズの過去作と比べて明らかに違う。
読んで見たくなったら——『Cutie Honey Universe』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 坂本真綾・釘宮理恵・田中敦子あたりの演技を軸に作品を見る人
- キューティーハニーを原作・旧作から知っていて、リメイクの変化を楽しめる人
- 魔法少女・変身ヒロインものの「暗い側」を好む人
- 永井豪作品の空気感に耐性がある人
- 変身バンクの演出と音楽の関係を気にしながら見るタイプ
合わない人
- 旧作・Re:のコミカルでポップなハニーを期待している人
- ストーリーのテンポより展開の密度を優先してほしい人(やや引っ張る構成)
- 全年齢向けの文脈でセクシー表現を見たくない人
- 「また同じIPのリメイク」という感覚をどうしても拭えない人
次に見るなら
デビルマン crybaby(2018)は同じく永井豪原作で、Netflixが同年に配信したダークリメイクだ。「愛するものを守れない戦士の話」という構造が近く、ハニーで感じた重さの方向性が好みなら間違いなく刺さる。作画の振り切り方も似た種類の覚悟がある。
キルラキルは変身・戦闘・ヒロインの自己同一性という要素が重なる。テンションは全然違うが、「自分の身体が兵器である」という感覚とそれとどう向き合うかというテーマが根底に流れていて、ハニーとの対比で見ると面白い。
SSSS.GRIDMANは、「自分が何者かを知らない/知ってしまう」という構造が近い。特撮文脈のリメイクという立ち位置もCutie Honey Universeと重なる部分があって、2018年前後のリメイク熱の中で生まれた作品として並べて見ると文脈が見えてくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「Cutie Honey Universe」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。いずれも月額サブスクで手軽に視聴できますので、加入中のサービスからそのままお楽しみいただけます。複数のサービスで配信されているため、無料トライアル期間を活用して視聴するのもよい選択肢です。
