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新世紀エヴァンゲリオン
| 放送年 | 1995年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Gainax |
2015年、巨大で圧倒的な力を持つ異星人兵器「使徒」が東京に再び現れる。人類の唯一の希望は、国連特務機関NEVVが開発した人型兵器「エヴァンゲリオン」である。使徒のあらゆる攻撃に耐える能力を持つが、唯一の課題はパイロット適性を持つ人数が極限られていることだ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
2015年、第二次インパクトから15年が経過した世界。突如として謎の巨大生命体「使徒」が再び現れ、人類を脅かす。国連特務機関「NERV」の司令官・碇ゲンドウは、息子の碇シンジを呼び寄せ、人型汎用決戦兵器「エヴァンゲリオン初号機」のパイロットに抜擢する。戦う理由も覚悟も持たないまま操縦席に座ることになったシンジは、仲間のパイロットたちとともに使徒との激闘を繰り広げながら、自らの存在意義と向き合っていく。みどころ・魅力
① 革新的なロボットアニメとしての戦闘演出
エヴァンゲリオンの戦闘シーンは、従来のスーパーロボットとは一線を画す「重さ」と「生々しさ」が特徴。使徒ごとに異なる異質な造形と、それに対峙するエヴァの動きは圧倒的な緊張感を生み出す。限られた稼働時間や制約の中で戦う描写が、リアリティと独特の恐怖感を際立たせている。② 登場人物の深い心理描写と人間ドラマ
シンジをはじめ、綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレーら各キャラクターの内面が丁寧に掘り下げられる。人間関係の摩擦、孤独、承認欲求といった普遍的なテーマが、SFアクションの枠を超えた深みを作品に与えており、視聴者が自分自身を重ねやすい構造になっている。③ 謎が謎を呼う世界観と衝撃的な物語構造
NERVの真の目的、使徒の正体、「人類補完計画」の全貌など、物語が進むにつれて明かされる設定の重層性が視聴者を引きつけてやまない。特に終盤にかけての展開は放映当時から大きな議論を呼び、社会現象ともなった。何度観ても新たな発見がある密度の高い作品である。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 庵野秀明 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 貞本義行 |
| 音楽 | 鷺巣詩郎 |
| 美術監督 | 加藤浩 |
| 音響監督 | 田中英行 |
| OP | 高橋 陽子「残酷な天使のテーゼ, A Cruel Angel’s Thesis」 |
| ED | クレア「Fly Me to the Moon」 |
| ED | 林原めぐみ「Fly Me to the Moon (Rei #5 Version)」 |
| ED | 林原めぐみ「Fly Me to the Moon (Rei #6 Version)」 |
| ED | 高橋 陽子「Fly Me to the Moon -4 Beat Version-」 |
| ED | 彩「Fly Me to the Moon (Aya Bossa Techno Version)」 |
| ED | 高橋 陽子「Fly Me to the Moon (Yoko Takahashi Acid Bossa Version)」 |
| ED | 高橋 陽子「Fly Me to the Moon (Yoko Takahashi Version)」 |
| ED | [Instrumental]「Fly Me to the Moon -4 Beat Version (Off-Vocal)-」 |
| ED | [Instrumental]「Fly Me to the Moon (Off-Vocal Version)」 |
| ED | アキ「Fly Me to the Moon (Aki Jungle Version)」 |
| ED | [Instrumental]「Fly Me to the Moon -B22 (A-Type)-」 |
| ED | 林原めぐみ「Fly Me to the Moon (Rei #23 Version)」 |
| ED | 林原めぐみ「Fly Me to the Moon (Rei #25 Version)」 |
| ED | 林原めぐみ「Fly Me to the Moon (Rei #26 Version)」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「エヴァは見とかないとオタクとして終わり」みたいな空気があって、半分義務感で再生した。最初の数話は「ロボットアニメじゃないの?」という戸惑いがあった。使徒が来て、シンジが乗って、倒す。その繰り返しに見えて、でも何かが違う。戦闘の合間に差し込まれる会話の妙な間、ミサトの部屋の生活感、シンジの独白の密度——これはロボットものの皮を被った何か別のものだと気づくのに、そう時間はかからなかった。
2回目に通して見たとき、初回では流してしまっていた細部がぜんぶ別の意味を持って見えた。序盤の「なんとなく不穏」な描写が、終盤への伏線だったことに気づいて、静かに気持ち悪くなる。褒め言葉として。
「わかってほしい」と「近づくな」が同居する、対人恐怖の解剖図
エヴァを「セカイ系の元祖」とか「鬱アニメ」とひとことで片付けるのは、あまりに勿体ない。この作品が1995年にやり遂げたのは、人間関係の根本的な矛盾——「つながりたい」と「傷つきたくない」が同じ人間の中に共存している、その構造を、ロボットアニメの文法で可視化したことだと思っている。
碇シンジというキャラクターは、弱いのではなく、正直なのだ。他人に踏み込まれることを怖がり、しかし孤独には耐えられない。その矛盾を「ダメな主人公」として描くのではなく、あくまで内側から丁寧にトレースしている。緒方恵美の演技がここで効いてくる。叫び声や感情爆発の場面だけじゃなく、「……はい」という返事一つの質感に、シンジの内側がにじむ。声優・緒方恵美は「声優と夜あそび」MCとしても知られるが、このシンジ役は彼女のキャリアを語る上で外せない。
一方、綾波レイという存在は「感情を持たない」ように見えて、実は感情を学習している途中として描かれている。林原めぐみの演技はあえて抑制されていて、その無機質さの中に時折ノイズが走る。その「ノイズ」の瞬間が、視聴者の心臓をつかむ。
ゲンドウ——立木文彦が声を当てるあの父親像——は作中で最も感情を隠した人物だが、見れば見るほど「一番シンジに似ている」という構造が透けてくる。人との距離の取り方が、ほぼ同じなのだ。これに気づいたとき、この作品が「親子の話」でもあると合点がいった。
特に刺さったシーン
終盤、精神世界の中でシンジが自分自身と対話するくだり。あそこの演出は、見るたびに違う引っかかりを残す。台詞の密度がおかしいし、作画が意図的に崩れていくあの感じは、「予算不足」という当時の事情とは別に、表現として正しかったと今でも思う。
三石琴乃演じるミサトが、シンジに向けてかける言葉のいくつかは、大人の「不完全さ」をそのまま音にしたようで刺さった。格好よくない。正しくもない。でも嘘ではない。そういう台詞を三石さんの声で聞くと、ミサト自身が抱えているものの重さが伝わってくる。
子安武人が演じる青葉シゲルのような脇役に至るまで、台詞一つひとつの体温が均一に高い。「主要キャラだけ本気」ではないこの作品の密度が、何十年経っても語られ続ける理由の一つだと思っている。
読んで見たくなったら——『新世紀エヴァンゲリオン』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「なぜ自分は人と深く関われないのか」を一度でも考えたことがある人
- 答えの出ない問いを提示されること自体を楽しめる人
- 声優の演技の細部を拾いながら見る習慣がある人
- 同じ作品を繰り返し見て解像度を上げる鑑賞スタイルの人
合わない人
- ロボットアニメとして爽快な戦闘を期待している人(そういう作品ではない)
- 主人公が積極的に動いて問題を解決するストーリーを求めている人
- 結末に「答え」を求める人——この作品は意図的に開いたまま終わる
- 心理描写が長くテンポが遅いと感じると脱落しやすい
次に見るなら
serial experiments lain――エヴァと同時代の1998年作品。自己同一性と現実の境界が溶けていく感覚は、エヴァの心理パートに近い密度を持つ。「自分とは何か」という問いが好きなら間違いなくハマる。
彼方のアストラ――同じSFでも解決志向の構成で、エヴァで消耗した後の「答えをくれる作品」として機能する。エヴァとは逆方向の気持ちよさがある。
残響のテロル――エヴァほど内省的ではないが、「社会からはみ出た少年たちの自己表現」というテーマに近いものを感じる。渡辺信一郎×菅野よう子という布陣の音楽体験も含めて。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な配信サービスのほぼすべてで視聴可能です。サブスクを契約していればすぐに観始められる環境が整っているため、初見の方も再視聴の方も気軽にアクセスできます。どのサービスを使っているかに関わらず、まず手持ちのサブスクで確認してみるとよいでしょう。
































