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2005

パパと♥KISS IN THE DARK
★ 2.3 / 5.0コメディドラマラブコメ
| 放送年 | 2005年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | TNK |
宗方ミラは有名ハリウッド俳優である父・宗方京介に恋愛感情を抱いている。公には秘密だが、二人は父子であると同時に恋人同士。ミラが15歳で高校に進学すると、幼馴染が彼に恋をして問題が生じる。さらに自分が養子だと知って落ち込む。そして父が有名女優と結婚しようとしていることも重なり、複雑な状況に直面する。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
有名ハリウッド俳優の父・宗方京介に特別な感情を抱く15歳の少女・宗方ミラ。二人は表向きには父と娘だが、その関係は複雑な秘密を抱えている。ミラが高校に進学すると、幼馴染が父に恋をするという新たな局面が訪れる。さらに自分が養子だという事実、そして父が女優との結婚を考えているという知らせが重なり、ミラの心と生活は揺れ動いていく。みどころ・魅力
① 禁断の関係が生む緊張感とドラマ
父と娘、そして恋人という二重の関係性が生み出す独特の緊張感がこの作品の核心です。タブーに踏み込んだ設定ながら、ミラの純粋な感情と葛藤を丁寧に描くことで、単なる刺激ではなく感情に寄り添うドラマとして展開していきます。② 重なる試練が深める感情の機微
幼馴染の恋、養子であるという事実の発覚、父の再婚話——複数の問題が同時に押し寄せるストーリー構成が見どころです。ミラが一つひとつの現実と向き合っていく姿に、感情移入しながら引き込まれる展開が続きます。③ OVAならではの濃密な世界観
テレビシリーズとは異なり、OVA作品として限られた尺の中に凝縮されたドラマが詰め込まれています。2005年当時の恋愛アニメの空気感を持ちつつ、コメディとシリアスのバランスが絶妙で、独特の読後感を残す仕上がりとなっています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 原案キャラデザ | 桃季さえ |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 岡真里子 |
| 音響監督 | 小林克良 |
| ED | It’s「Close to you」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルで察せという話なんだけど、このOVAいまもHuluで普通に配信されている。それが若干の驚きだった。「パパとKISS」という語の組み合わせが何を指しているか、BL界隈に少しでも足を踏み入れたことがある人なら一秒でわかる。わかった上で見てみると——思っていたより真剣だった、というのが正直なところ。養子・禁断の恋・アイデンティティの揺らぎ。2005年のOVAにしてはテーマが重い。2回目に見たとき、宗方実良の感情の動きがまったく違って見えた。緑川光の声が持つ、抑えているのに抑えきれていない繊細さに気づいたのは、たぶん2周目以降だと思う。「禁じられた愛」ではなく、「ここにいていい」と自分に言い聞かせる話として見ると全部つながる
表面上はタブーの恋愛もので、父と息子(しかも養子)という設定が前面に出る。でもこの作品を単なる禁断ロマンスとして見ると半分しか見えない気がする。 宗方実良というキャラクターの核にあるのは、「自分が本当に何者なのか」という問いだ。養子であることを知り、愛されているのか試されているのかわからなくなる。幼馴染が自分の「父」に恋をする——その構図の中で実良は、自分の感情の正当性をひとつひとつ確認しなければならない位置に立たされる。禁断の関係を「選ぶ」ことが、単なる恋愛の決断ではなく「自分がここにいていい」という承認を自力で掴む行為になっている。 有名ハリウッド俳優として公には完璧に見える宗方鏡介(三木眞一郎)の声が持つ厚みが、この「父の二面性」を支えている。公の顔と、息子の前だけで見せる顔。その落差を短いOVA尺でやっているのが地味にすごい。三木眞一郎はこういう「表向きは整っているが内側に何かを抱えている男」を演らせると本当に上手くて、声の温度の微妙な変化だけで視聴者に「この人は本気だ」と思わせてしまう。 子安武人が演じる宇都宮貴之は、主人公たちの関係を外から揺さぶる存在として機能している。子安さんの声で来るとそれだけで「この人は油断ならない」という空気感が自動的に生まれる。出演作386本の蓄積がそこに乗ってくる、ある意味ずるい使い方だ。悪い意味じゃなく。 そう読んだとき、タイトルの「♥」がベタな飾りじゃなく、実良が居場所を自分の手で証明するための意地の記号に見えてくる。特に刺さったシーン
養子だとわかった後、実良が感情を持て余して一人でいる場面。緑川光の芝居がここだけ明らかにトーンが違う。台詞量は少ないのに、間の取り方と呼吸だけで「泣きたいのに泣けない」状態を出してくる。緑川さんはこういう「声を張らないで感情を乗せる」場面が特に巧くて、2005年当時でもそれが完成されていた。出演作211本の中でも、抑えた芝居の質という点でかなり上位に来る仕事だと個人的には思っている。 千葉進歩演じる日野一樹が、無邪気に状況をかき乱していく流れも印象に残っている。悪意がないから始末が悪い、という設計で、その「軽さ」が実良の重さとちょうど対比になっている。 序盤の、まだ二人の関係が表向き「普通の父子」として描かれているシーンを2回目に見たとき——すべてを知った上で見ると、台詞の裏にある緊張感がまったく違って見えた。こういう発見があるから、OVAも何度か見ることになる。読んで見たくなったら——『パパと♥KISS IN THE DARK』はHuluで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2000年代のBL・ドラマCD原作OVAの空気感が好きな人
- 三木眞一郎・緑川光の声優仕事を掘っている人
- 禁断設定はともかく「アイデンティティの揺らぎ」がテーマの作品が刺さる人
- Huluのラインナップで意外な発見をするのが好きな人
合わない人
- 父子という設定自体が受け付けない人(そこはもうどうしようもない)
- OVAの短い尺でテーマを完結させることへの不満を感じやすい人
- 2005年の作画クオリティがきつい人(正直、時代なりです)
次に見るなら
同時代のBL OVAの文脈で見るならFAKE。1990年代末から2000年代にかけてのドラマCD原作OVAがいかに声優の演技に依存して成立していたか、比較するとよくわかる。刑事もののカバーで設定の荒さも含めて時代の産物として見られる。 禁断設定+家族構造のねじれという点では聖龍伝説も近い位置にある。こちらも同時代のOVAで、「とにかく原作を映像化する」熱量はほぼ共通している。 「三木眞一郎のこういう芝居をもっと見たい」なら純情ロマンチカが手っ取り早い。配信環境も整っているし、この時代のBLアニメにおける三木さんの立ち位置がクリアに見えてくる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『パパと♥KISS IN THE DARK』は現在、Huluで視聴できます。独特の設定と感情豊かなドラマが魅力のOVA作品を、Huluに加入していればすぐに楽しめます。気になっている方はぜひHuluでチェックしてみてください。