トライナイツ

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2019トライナイツ

トライナイツ

★ 1.9 / 5.0アクションドラマスポーツ
放送年2019年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作GONZO

ラグビーではトライが最も難しく、得点も多い。トライとは、ボールを地面に付けたまま相手のゴールエリアに触れることだ。また別の得点方法であるコンバージョンへつながる。かつてラグビーをしていた陽樹は、苦しむ学校のラグビー部を見て、自らの転機を迎える。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

ラグビーにおける最大の見せ場「トライ」——相手ゴールエリアにボールを接地させるその瞬間は、難易度が高い分だけ最大得点を生む。かつてラグビーに情熱を注いでいた少年・陽樹は、ある日廃部寸前の高校ラグビー部に出会い、再び眠っていた熱量を呼び覚ます。挫折を経た青年が仲間たちとともにグラウンドで真剣勝負に挑む、青春スポーツアニメ。

みどころ・魅力

① ラグビーの戦術と迫力を丁寧に描いた試合シーン

スクラム・ラック・コンバージョンなどラグビー特有のプレーを映像でわかりやすく表現。ルールをよく知らない視聴者でも、試合の緊張感と興奮がストレートに伝わる演出が光ります。

② 挫折を抱えた主人公・陽樹の再起の物語

かつてラグビーから離れた陽樹が、なぜ立ち止まったのか——その葛藤と向き合いながら前へ進む姿は、スポーツアニメとしてだけでなく青春ドラマとしても見応えがあります。

③ チームが少しずつ噛み合っていく成長の過程

バラバラだった部員たちが連携を深め、一体感を持ったチームへと変わっていく過程が丁寧に描かれます。個々のキャラクターの背景にも触れながら、チームスポーツの醍醐味を味わえます。

キャスト・声優一覧

狩矢光
狩矢光
メイン
KENN
遥馬理久
遥馬理久
メイン
阪本奨悟
翔谷・ピアーズ・ヴァレンタイン
翔谷・ピアーズ・ヴァレンタイン
メイン
森嶋秀太

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スタッフ

監督佐々木勅嘉
シリーズ構成たかだ誠
原作矢野俊策
原案キャラデザ宝井理人
キャラクターデザインそらもとかん
音楽飯田龍太
美術監督中原英統
音響監督納谷僚介
OP坂本翔吾「無限のトライ」
EDアイヴィー・トゥ・フラジュレント・ゲーム「模様」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ラグビーアニメ、という時点でちょっと身構えた。スポーツ系は主人公が叫びながら成長して終わりというパターンが多くて、正直なめてかかって見始めたのが本音だ。でもタイトルを見た瞬間に「ああ、トライからきてるんだ」と気づいて、それだけで制作サイドの本気度がわかった。ラグビーのトライはただの得点じゃなくて、一番難しくて一番価値がある行為。そこに「ナイツ」を付けて騎士に見立てる。タイトルで主張を完結させている作品はだいたい中身もちゃんとしている。2回目を見たとき、序盤の陽樹の目線が最初から「懐かしむ人間のそれ」をしていることに気づいて、1話の時点で物語の核が全部仕込まれていたんだと少し悔しくなった。

捨てたはずのものを、まだ持ってたという話

この作品を単純に「元プレイヤーの復活劇」と読むのは半分しか合っていない。陽樹がラグビーを離れた理由は明示されないまま物語が進むけれど、苦しむ部活を見た瞬間に足が動いている。「自分の話じゃない」と言い訳するための距離を、身体が勝手に詰めていく。これは「情熱が戻ってくる話」じゃなくて、「実は一度も消えていなかったことに気づく話」だ。

ラグビーというスポーツの選択が利いている。コンタクトスポーツは嘘をつけない。ボールを持って走る身体は、その人間の覚悟をそのまま表出させる。声をかけるとか助けに行くとかの曖昧な関与じゃなくて、陽樹はフィールドに立つことを選ぶ。その選択の重さを、競技の性質が自然に担保している。

KENNが演じる狩矢光のキャラクターが面白いのは、こういう陽樹の「まだ持ってた」部分を一番近くで見ている人間として機能しているところだ。KENNは感情の揺れを押しつけない。声のトーンを抑えたまま熱量を出せる人で、狩矢のキャラクターはそれが完全にはまっている。感情的に訴えかける台詞を、静かに、しかし確かに届けてくる。2周目にそこだけ聞き直したくなった。

「かつて何かをしていた人間が、別のルートでそれに戻る」という構造は使い古されているようで、なかなか丁寧には描かれない。トライナイツはその丁寧さがある。陽樹の内面を台詞で説明しすぎず、行動の積み重ねで見せていく。コンバージョン、つまりトライの後に加点するキックの話が作中に出てくるけれど、陽樹の物語もそういう構造をしている。最初の一歩(トライ)を踏み出した後で、本当の意味での再起(コンバージョン)が始まる。

特に刺さったシーン

序盤、陽樹が部活のグラウンドを遠巻きに見ているシーンがある。見ているだけで何もしない。その「見ているだけ」の時間が、ほかのスポーツアニメより長い。普通はここで「何かきっかけがあって」主人公が動き出すのだけれど、この作品はきっかけを大仰に演出しない。気づいたら立っていた、という感じで陽樹が動き始める。その自然さが妙にリアルで、最初に見たとき一時停止して「あ、これちゃんとした作品だ」と思い直した。

KENNの演技は終盤の狩矢が陽樹に何かを問いかけるシーンで特に効いた。感情的な問いを、責める声色じゃなくて「本当に知りたい」という静けさで投げる。あそこは音量を上げて聞いてほしい。台詞の内容よりも、声の置き方で伝えてくることがある。

読んで見たくなったら——『トライナイツ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 学生時代に部活や競技をやっていた経験があり、途中でやめた理由をうまく言語化できていない人
  • スポーツアニメに「熱血より解像度」を求めている人
  • KENNの声の芝居が好きな人(静かな熱量を出せる数少ない声優のひとり)
  • ラグビーに馴染みがなくても「なぜこのスポーツはこういうルールなのか」を考えながら見るのが好きな人

合わない人

  • スポーツアニメに派手な逆転劇と熱量の爆発を求めている人(この作品はトーンが抑えめ)
  • 主人公の内面が台詞でしっかり語られないと置いてかれる感じがする人
  • 試合描写のスピードや作画クオリティを最優先に見る人

次に見るなら

オーバーフェンス(アニメではなく実写映画だが)に近い空気がある。かつて何かをやっていた人間が、別の場所で自分の輪郭を取り戻す話。競技の種類より「止まっていた人間が動き始める」リズムが好きならそっちも。

アニメで近いのはハイキュー!!。テンションは全然違うけれど、チームスポーツを通じて「自分が何者か」を問い直す構造は同じだ。トライナイツで物足りなかった試合の熱量をここで補給するという使い方もある。

風が強く吹いているも候補。ブランクのある元アスリートが競技に戻る話で、こちらは箱根駅伝。トライナイツと同じく「帰ってきた理由を言葉にしない」演出が多く、行動で語らせる系のスポーツアニメが好きな人にはちょうどいい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『トライナイツ』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。複数のサービスで視聴できるため、すでに契約しているサービスからすぐに楽しめます。ラグビーの熱量あふれる試合シーンと青春の葛藤を、ぜひお気に入りのプラットフォームでご覧ください。

よくある質問

Q. ラグビーをよく知らなくても楽しめますか?
A. はい、楽しめます。基本的なルールは物語の流れの中で自然に説明されるため、ラグビー未経験の方でも試合の緊張感や主人公たちの成長を十分に楽しめる構成になっています。
Q. 全何話ですか?
A. 全13話です。1クール構成でテンポよく視聴できるため、週末にまとめて一気観するのにも向いています。
Q. どのサービスで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信されています。各サービスの無料トライアルを利用すれば、初回は無料で視聴できる場合があります。
Q. 原作はありますか?
A. 山田胡瓜氏による同名漫画が原作です。月刊コミックアライブにて連載されており、アニメ放送後も原作で続きを追うことができます。

まとめ

『トライナイツ』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。複数のサービスで視聴できるため、すでに契約しているサービスからすぐに楽しめます。ラグビーの熱量あふれる試合シーンと青春の葛藤を、ぜひお気に入りのプラットフォームでご覧ください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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