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わんだふるぷりきゅあ!
| 放送年 | 2024年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 50話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
動物と人間が一緒に暮らす動物町。動物好きなイロハは愛犬のコムギと仲良し。ある日、謎の生き物ガルガルが町を襲う。イロハを守るためコムギは人間の姿に変身してプリキュアに変身した。ガルガルに心を奪われた動物の子どもたちを救わなければならない。
作品概要・あらすじ
あらすじ
動物と人間が自然に共存する「動物町」。犬山いろはは動物が大好きな元気な少女で、愛犬のコムギとはまるで家族のような深い絆で結ばれていた。そんな平和な日常に、「ガルガル」と呼ばれる謎の怪物が現れ、次々と町を襲い始める。大切ないろはをかばおうとしたコムギが突然人間の姿へと変身し、プリキュアへと覚醒。心を奪われた動物の子どもたちを解放するため、いろはとコムギはプリキュアコンビとして力を合わせ、立ち向かっていく。みどころ・魅力
① 愛犬がプリキュアに!?異色のバディ設定
人間の女の子とその愛犬がともにプリキュアとなるという、歴代シリーズ初の斬新な設定が最大の見どころ。主従関係を超えた深い絆が物語の核となり、息を合わせて戦うふたりの姿に思わず胸が熱くなる。動物と人間の友情をテーマにした新感覚のバディアクションが展開される。② 動物と人間が共存する「動物町」の温かな世界観
人間と動物が日常的に関わり合いながら暮らす「動物町」という独自の世界設定が、作品の雰囲気を豊かにしている。日常パートのほのぼのとした温かみと、ガルガルとのバトルパートのメリハリが絶妙に共存。動物たちが生き生きと描かれる背景美術にも注目したい。③ 洗練されたデザインと感情豊かな変身・バトル演出
2024年らしい洗練されたキャラクターデザインと、ダイナミックなアクションシーンが随所に光る。コムギが犬の姿と人間の姿を行き来する描写や、変身シーンの演出は必見。感情の機微を丁寧に描いた脚本とともに、子どもから大人まで引き込まれる完成度の高い作りとなっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 成田良美 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 内田陽子 |
| OP | 吉武千颯「わんだふるぷりきゅあ!evolution!!」 |
| ED | 後本萌葉「FUN☆FUN☆わんだふる DAYS!」 |
| ED | 石井あみ「しあわせえぼりゅ~しょん♡」 |
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アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
プリキュアシリーズ、正直なところタイトルを全部言えと言われたら詰む。ハートキャッチ、スマイル、フレッシュ……あたりで既に怪しい。だから毎年「今年のやつ」として見始めることになる。2024年のわんだふるぷりきゅあ!も同じノリで追いかけ始めたんだが、第1話を見終わったあとの感触が少し違った。
愛犬が人間に変身して主人公を守る、という設定はぱっと聞くとギャグ方向に転びそうなのに、妙にまっすぐ刺さってくる。初回は「ふーん、ペット枠のプリキュアね」と思って見ていたのが、コムギが変身するあの瞬間に「あ、これ結構きつい話になる気がする」と空気が変わった。2周目で気づいたのは、その変身シーンの直前にイロハの表情があえてカットされていること。視聴者はコムギの視点でイロハを見ている。この構造に気づいてから、見え方が全部変わった。
ペットは「守られる側」ではなく、ずっとこちらを守ろうとしていた
この作品の核心は「動物と人間の共生」というふわっとした話ではなく、もっと非対称な関係性の話だと思っている。人間は動物を「飼っている」「可愛がっている」「守っている」と思い込んでいる。だがコムギが変身する動機は、最初から一貫してイロハへの一方的な献身だ。ご主人様を守るためなら自分の姿すら変えていい——この感情が、いわゆるプリキュア的な「勇気を出して戦う」とは微妙にずれている。
種﨑敦美が演じる犬飼いろはというキャラクターは、作中で「動物が好き」という設定をとにかく真剣に体現している。種﨑さんの声には、柔らかさの中に揺るぎない芯があって、感情の爆発より日常の積み重ねで感情を出すシーンに特に強い。コムギとのやり取りでその持ち味が存分に出ていて、「好き」が言葉ではなく行動として滲んでくるような演技だった。
上田麗奈の猫屋敷まゆはイロハとは対照的な立ち位置で、猫との距離感の違いがそのままキャラクターの関係性の違いになっている。上田さんの声は静けさに独特の密度があるので、まゆが本音を出すシーンでの落差が際立って効く。
動物たちの心を「ガルガル」に奪われるという設定は、外側から見れば「悪役の攻撃」だが、内側から読むと「感情を失った動物」は人間との絆もなくなるということを意味している。つまり敵を倒すことがそのまま「繋がりを取り戻す」ことになる。子ども向けに読めばシンプルな構造だが、動物を飼ったことがある人間が見るとじわじわと重みが違ってくる。「この動物が突然よそよそしくなったら」を想像してしまう。そこが刺さりどころだ。
中村悠一の兎山大福、中原麻衣のザクロ、植田佳奈のニコといったキャスト陣の存在感も、シリーズ経験の厚みとして効いてくる。大福の飄々とした立ち位置での中村さんの緩急の使い方は、キャリア350本の余裕という感じで、子ども向けの「わかりやすい大人キャラ」に収まらない奥行きを作っていた。
特に刺さったシーン
序盤、コムギがはじめて人間の姿でイロハの前に立つ場面。変身した喜びでもなく、強さを誇示するでもなく、ただ「守りたかった」という一点から出た行動として描かれているのが、声と表情の両方で伝わってくる。種﨑敦美のコムギ(犬形態)から人間形態へのトーンの切り替えが想像以上に自然で、「同じ存在が姿を変えた」という感覚が声だけで成立していた。
もう一点、中盤以降でガルガルに変えられた動物の子どもを元に戻すシーン群。ここは毎回パターンが似ているはずなのに、毎回ちゃんと効く。構造として繰り返し見せることで「また助けた」ではなく「また繋がりが戻った」という積み重ねになっている。2回目に見直すと、初回に流して見ていた細部——動物の動きの変化、イロハの顔の微差——がちゃんと作り込まれていてぐっとくる。
読んで見たくなったら——『わんだふるぷりきゅあ!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ペットを飼っていたことがある、または今も一緒に暮らしている人
- プリキュアシリーズを「子ども向けだけど大人が見ると刺さる」文脈で追ってきた人
- 種﨑敦美・上田麗奈の演技ファン
- 変身前後で同一人物感が保たれているキャラデザイン・演出が好きな人
- 動物の感情表現にきちんと手間をかけているアニメを評価できる人
合わない人
- シリーズの積み重ねを前提にした話を期待すると肩透かしを食らう(単体で完結しているが薄く感じる場合もある)
- バトル描写に重点を置いたプリキュアを求めている人
- 「動物が人間に変身」という設定を毎話真顔で受け入れられない人
- 子ども向けのテンポ感(丁寧すぎる間)が合わない人
次に見るなら
動物と人間の感情的な繋がりを中心に据えた魔法少女もの、という切り口で似た手触りの作品を挙げる。
ハートキャッチプリキュア!はシリーズ内で「人の心」を直接テーマにした名作で、感情や関係性の変化を丁寧に積み重ねる作り方が近い。わんだふるを気に入ったならここから遡るのが一番コスパがいい。
動物探偵キルミンずぅは変身・動物・日常の共存という要素を同じく持ちながら、やや不思議系のテイストで展開する。子ども向けとしては珍しいくらい人間関係の機微を拾いにいく作りで、わんだふるの「繋がりを取り戻す」テーマに共鳴する部分がある。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは全く異ジャンルだが、「感情を持つことと持ち続けることの重さ」を描く点で深いところで繋がっている。種﨑敦美ファンなら声の使われ方の違いを聴き比べる楽しみもある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『わんだふるぷりきゅあ!』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluにて配信されています。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できますので、すでにいずれかのサービスに加入している方はすぐにお楽しみいただけます。お好みのプラットフォームからぜひチェックしてみてください。


