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2017

ネト充のススメ OVA
★ 3.6 / 5.0コメディファンタジーラブコメ日常系
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Signal.MD |
モリコのパソコンが故障してしまい、ある人物に新しいパソコン購入の手伝いを頼む。気づくと、その人物に自分の家でパソコンを組み立ててもらうことまで約束してしまっていた。誰が来るのか?モリコは「ゲストを家に招く」というイベントをクリアできるのか?
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
ネトゲ廃人として気ままなネト充ライフを送るモリコ。ある日、愛用のパソコンが突然故障してしまい、新しいパソコン選びを思わぬ相手に手伝ってもらうことに。話を進めるうちに、なぜか自宅でパソコンを組み立ててもらう約束まで取りつけてしまう。果たして家を訪れるのは誰なのか——。人見知りのモリコにとって「ゲストを家に招く」という一大イベントは、ラスボス級の難関。日常のささやかな出来事が、彼女にとっては勇気のいる冒険になる。本編のその後を描く、ファンには嬉しい番外編エピソード。みどころ・魅力
① 本編の余韻を味わえるアフターストーリー
TVシリーズ本編の世界観をそのままに、その後のモリコたちの日常を描いた番外編。本編を見届けたファンにとっては、キャラクターたちの「続き」を覗けるご褒美のような一本です。短いながらも作品らしい温かさが詰まっています。② 「家に人を招く」という等身大のハードル
人付き合いが苦手なモリコにとって、ゲストを自宅に迎えるのは大きな試練。誰もが経験する小さな緊張や戸惑いを、コメディタッチで丁寧に描きます。共感とクスッとした笑いが同居する、本作ならではの空気感が魅力です。③ ネトゲとリアルが交差する独特の距離感
オンラインでの繋がりとリアルの人間関係が緩やかに重なっていくのが本シリーズの持ち味。パソコン故障という何気ない出来事をきっかけに、距離が少しずつ縮まっていく様子が、こそばゆくも心地よく描かれています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 柳沼和良 |
|---|---|
| OP | 中島愛「サタデー・ナイト・クエスチョン」 |
| ED | 相坂優歌「ひかり、ひかり」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編を見終わったあと、配信一覧に「OVA」の三文字を見つけて、正直ちょっと身構えた。こういう後付けの一本って、本編の余韻を薄めるだけのことも多いから。一応見とくか、くらいの温度で再生したのを覚えている。ところが始まってすぐ、パソコンが壊れて途方に暮れる盛岡森子の顔を見た瞬間に、ああこれは本編と地続きの「いつもの彼女」だと分かって、肩の力が抜けた。外伝というより、本編で語りきれなかった日常の隙間を埋める補完エピソードに近い。2回目に見たときは、むしろこの30分があるとないとで森子という人間の輪郭が変わるな、と思った。期待していなかったぶん、効いた。「家に人を上げる」が、引きこもりにとってのラスボスである話
オンラインの世界では誰とでも気軽に話せる森子が、現実で人を自宅に招くというだけで青ざめる。この落差が、この30分の全部だと思っている。パソコンが壊れたから新しいのを買う、組み立てを手伝ってもらう——文章にすれば三行で終わる用事が、彼女にとっては巨大なイベント戦になる。誰が来るのか、部屋は見せられる状態か、何を話せばいいのか。画面の向こうなら無敵なのに、玄関のドア一枚を隔てた現実では途端に丸腰になる。これは単に「コミュ障あるある」を笑う話ではない。オンラインで自分を出せる人ほど、現実の自分の生活空間——散らかった部屋、生活感、隠しておきたい素の自分——を他人に見られることへの抵抗が強い、という構造を描いている。SNSのアイコンの裏側を見せる怖さ、と言い換えてもいい。森子がやろうとしているのは、本編で少しずつ進めてきた「現実の自分とオンラインの自分を接続する」作業の、もう一段深いところだ。部屋に上げるというのは、編集していない自分を相手に差し出すことに等しい。だからこそ、たった一つのイベントをクリアするだけの話なのに、見ているこっちまで手に汗を握る。30代になって、人を家に呼ぶハードルが年々上がっていく感覚に覚えのある人間には、笑いごとじゃない。
特に刺さったシーン
序盤、誰が手伝いに来るのかを巡って森子がひとりで百通りのシミュレーションを回し、勝手にテンパっていくくだり。能登麻美子の声が、ここで本当にうまい。普段の落ち着いた低めのトーンから、内心のパニックが滲み出す瞬間の声の揺れ方が絶妙で、表向きは平静を装っているのに頭の中だけ大渋滞している感じが声だけで伝わってくる。終盤、いざゲストを迎える展開での、組み立て作業をただ眺めているしかない手持ち無沙汰な空気も良かった。沈黙が気まずいのに、その気まずさがどこか心地いい——この距離感の描き方は本編から一貫している。櫻井孝宏が演じる桜井優太との、言葉数は少ないのに成立してしまう間。あれを見せられると、ああこのアニメのこと好きだったな、と再確認させられる。派手な事件は何も起きないのに、何度か見返したくなるのはこの空気のせいだ。読んで見たくなったら——『ネト充のススメ OVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を見終えて、森子たちの日常をもう少しだけ覗いていたい人
- オンラインでは饒舌なのに現実では人を家に呼べない、その感覚に身に覚えがある人
- 大きな事件より、何気ない間と空気で魅せる日常系が好きな人
- 能登麻美子・櫻井孝宏の抑えた芝居をじっくり味わいたい人
合わない人
- 本編未視聴で、ここから入ろうとしている人(前提を知らないと薄味に感じる)
- 物語に明確な起承転結や進展を求める人
- 30分で何か大きく動いてほしいタイプの人
次に見るなら
オンラインと現実のあいだで揺れる大人の不器用さが好きなら、ヲタクに恋は難しい。趣味を隠しながら働く社会人たちの恋愛模様で、ネト充とは別ベクトルだけど「素の自分を見せる怖さ」という芯は近い。引きこもりというテーマをもっと深く、ヒリヒリした角度から見たいならN・H・Kにようこそ!。トーンはぐっと重くなるが、画面の外に出られない人間の内側を容赦なく描く。日常のなかで人生を立て直していく大人の女性を笑いながら見たいなら波よ聞いてくれ。森子とは性格が正反対だけど、ままならない現実をどうにかやり過ごす手触りが響くはず。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ネト充のススメ OVA」は、dアニメストアとU-NEXTで視聴することができます。どちらのサービスでも配信されているため、普段お使いの環境に合わせて選べます。本編とあわせて、番外編もぜひチェックしてみてください。


