ヘヴィーオブジェクト

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2015ヘヴィーオブジェクト

ヘヴィーオブジェクト

★ 3.4 / 5.0アクションコメディメカSF
放送年2015年
フォーマットTVアニメ
話数24話
原作ライトノベル
制作J.C.STAFF

遠い未来、戦争の性質が変わった。「オブジェクト」と呼ばれる巨大な球体戦車が戦場を支配している。通常兵器は通じず、圧倒的火力で伝統的軍隊を無用化する。しかしこの新しい戦術が覆される。オブジェクト設計を研究する学生クウェンサーと、兵士アヴィアが、無敵と思われたオブジェクトを倒す方法を見つけ出す。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

遠い未来、戦争のかたちは一変していた。「オブジェクト」と呼ばれる巨大な球体兵器が戦場を支配し、従来の兵器や軍隊ではまるで歯が立たない圧倒的な火力と装甲を誇っている。誰もが「オブジェクトには勝てない」と信じて疑わない時代――オブジェクトの設計を学ぶ学生クウェンサーと、貴族出身の兵士ヘイヴィアは、ひょんなことから無敵と思われた巨大兵器に立ち向かうことになる。正面からでは決して勝てない相手に、知恵と機転だけを武器に挑む。常識を覆す二人の奇想天外な戦いが、いま幕を開ける。

みどころ・魅力

① 「無敵兵器をどう倒すか」の痛快な知略バトル

巨大すぎるオブジェクトに、生身の人間が知恵と工夫だけで挑む構図が最大の魅力。正面からは絶対に勝てない相手を、弱点の分析やひらめきで攻略していく過程は爽快で、毎話パズルを解くような面白さが詰まっている。

② 凸凹コンビの軽快な掛け合い

真面目で発明家気質のクウェンサーと、口は悪いが情に厚いヘイヴィア。命がけの戦場でも軽口を叩き合う二人のテンポのよい会話が、シリアスな世界観に絶妙なコメディの彩りを添えている。

③ 作り込まれたミリタリーSFの世界観

「オブジェクト」という兵器が変えてしまった戦争・政治・社会のリアルな設定が緻密に描かれ、SF好きにも刺さる。巨大兵器が激突する迫力満点の戦闘シーンも見逃せない見どころのひとつ。

キャスト・声優一覧

ミリンダ・ブランティーニ
ミリンダ・ブランティーニ
メイン
›
鈴木絵理
ヘイヴィア・ウィンチェル
ヘイヴィア・ウィンチェル
メイン
›
石川界人
クウェンサー・バーボタージュ
クウェンサー・バーボタージュ
メイン
›
花江夏樹
フローレイティア・カピストラーノ
フローレイティア・カピストラーノ
メイン
›
伊藤静
アヤミ・チェリーブロッサム
アヤミ・チェリーブロッサム
メイン
›
横尾まり
おほほ
おほほ
サブ
›
金元寿子
スラッダー・ホニサックル
スラッダー・ホニサックル
サブ
›
細谷佳正
ナッツレイ
ナッツレイ
サブ
›
内匠靖明
レミッシュ
レミッシュ
サブ
›
木村珠莉
ワイディーネ=アップタウン
ワイディーネ=アップタウン
サブ
›
新井里美
ファーロリットー・レンディー
ファーロリットー・レンディー
サブ
›
佐藤利奈
フライド
フライド
サブ
›
大林隆介

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スタッフ

監督渡部高志
原作鎌池和馬
原案キャラデザ凪良
キャラクターデザイン渡辺敦子
音楽井内啓二、井内舞子
音響監督明田川仁
OPオール・オフ「One More Chance!!」
OPオールオフ「Never Gave Up」
ED鹿乃 「One More Chance!!」
ED井口裕香「ディアブレイブ」
ED井口裕香「変わらない強さ」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

鎌池和馬の名前で見始めた。禁書目録のあの人が戦争ものを書いたら何になるんだ、という単純な興味だった。で、最初の数話で一度脱落している。とにかく固有名詞が長い。兵器の名前も役職も土地の名前も、全部が舌を噛むような横文字で、こっちが飲み込む前に次の説明がかぶってくる。世界観の密度に対して、処理がまるで追いつかなかった。 二回目に見たのは、名前を覚えるのを諦めてからだった。フローレイティアを「隊長」、クウェンサーを「学生」くらいの解像度で流したら、急に話が転がりだした。要するにこの作品、名前で身構えると入れない。泥の手触りのほうから入ると、ちゃんと面白い。

「無敵」は、いつも地味で間抜けな手でほどける

オブジェクトという巨大な球体兵器が出てくる。通常兵器が一切効かない、戦争の前提そのものを書き換えてしまった化け物だ。普通のメカものなら、ここで「もっと強いオブジェクト」を出して殴り合わせる。ヘヴィーオブジェクトはそれをやらない。毎回、クウェンサーたちは無敵のはずのオブジェクトに、呆れるほど地味で泥臭い穴を見つけて崩していく。 この作品が面白いのは、「無敵」を真正面から否定しないところだと思う。オブジェクトは本当に強い。火力でも装甲でも、人間が勝てる相手じゃない。でもクウェンサーは設計を学ぶ学生で、つまり「どう作られたか」を知っている側の人間だ。作られたものには必ず作った理由があって、理由がある以上、どこかに前提がある。彼がやっているのは力比べじゃなくて、前提の解体なんだと思う。 そしてその解体作業は、いつも格好よくない。泥にまみれて、寒さに震えて、上官に文句を言いながら、間抜けな思いつきを命がけで実行する。巨大な球体の壮麗さと、それを崩す側の地べたの惨めさ。このスケールの落差こそがテーマで、要するに「上から見下ろす無敵」と「下から這い上がる知恵と労力」の話なんだと、二回目でようやく腑に落ちた。エリートが乗る無敵兵器を、使い捨て扱いの歩兵が暴いていくという構図には、ちょっとした意地の悪さもある。そこが好きだ。

特に刺さったシーン

いちばん効いたのは、クウェンサーとヘイヴィアの掛け合いだ。花江夏樹の、どこか軽くて飄々としたクウェンサー。対して石川界人の、終始うんざりしきった声のヘイヴィア。この二人が泥の中で「なんで俺たちがこんな目に」と愚痴り合いながら、結局いちばん無茶な手を自分たちで実行してしまう。命の危険と下世話な軽口がまったく同じテンションで並んでいて、その温度差が妙に癖になる。 あと伊藤静のフローレイティア。煙管をくわえた隊長で、色っぽさと圧をひとつの声に同居させてくる。彼女が無線越しに無理筋の指示を飛ばすたび、現場の二人がさらに磨り減っていくのが、画と声だけで伝わってきて思わず笑った。上にいる人間ほど涼しい顔をしている——この作品の意地の悪さが、いちばん出ている関係だと思う。

読んで見たくなったら——『ヘヴィーオブジェクト』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 無敵の兵器を、知恵と泥臭さで崩していく下剋上的な戦術ものが好きな人
  • 軽口の掛け合いと、ヒリつく戦場描写の温度差を楽しめる人
  • 鎌池和馬の密度の高い設定を、浴びるように味わいたい人

合わない人

  • 固有名詞の洪水で序盤に脱落しそうな人(名前は覚えなくていい、と先に言っておく)
  • メカ同士の正統派な殴り合いを期待している人
  • 下世話な軽口やお色気描写のノイズが気になってしまう人

次に見るなら

圧倒的に強い兵器を、力ではなく頭で攻略していく筋が好きならアルドノア・ゼロ。火星の無敵兵器を、ありものの理屈で一つずつ崩していく構造がそっくりで、こちらはもっと冷たく張り詰めている。 同じ鎌池和馬の密度を浴びたいなら、やはりとある魔術の禁書目録。設定の洪水に飲まれる感覚は地続きで、あの長い固有名詞への耐性もつく。 軍隊×メカ×軽口のバランスでいくならフルメタル・パニック!。命がけの戦場と、ずれたコメディが同居する空気は、ヘヴィーオブジェクトの掛け合いが好きな人にちゃんと刺さる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『ヘヴィーオブジェクト』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されています。複数の主要サービスに対応しているため、すでに加入しているサービスがあればそのまま視聴できます。これから始める方は、料金や使い勝手にあわせて好みのサービスを選ぶとよいでしょう。

よくある質問

Q. ヘヴィーオブジェクトはどこで配信されていますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されています。いずれも見放題で楽しめるため、加入中のサービスがあればそのまま視聴を始められます。
Q. 原作はありますか?
A. 鎌池和馬さんによるライトノベルが原作です。テレビアニメは2015年から放送され、原作の物語を映像化した作品となっています。
Q. 予備知識がなくても楽しめますか?
A. 第1話から世界観や登場人物が丁寧に描かれるため、原作未読でも問題なく楽しめます。SFやミリタリーが好きな方は特に入り込みやすい作品です。
Q. 全何話ありますか?
A. テレビアニメは全24話で構成されています。エピソードごとに異なる戦いが描かれるため、区切りよく視聴を進められます。

まとめ

『ヘヴィーオブジェクト』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されています。複数の主要サービスに対応しているため、すでに加入しているサービスがあればそのまま視聴できます。これから始める方は、料金や使い勝手にあわせて好みのサービスを選ぶとよいでしょう。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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