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テラフォーマーズリベンジOVA
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | LIDENFILMS |
漫画21巻と22巻で起こるアース編の事件を映像化した作品。地球を舞台に、主人公たちが新たな脅威に立ち向かう。前の章での出来事から続く物語展開の中で、複雑な人間関係や戦闘が描かれる。アニメ化により、原作の重要なシーンが動的に表現され、キャラクターたちの心情がより深く伝わる。この編は物語全体における重要な転換点となる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
原作漫画21巻・22巻「アース編」を映像化したOVA作品。宇宙での戦いを経て地球へと舞台を移した物語で、地球規模で広がる新たな脅威と、それに立ち向かう主人公たちの戦いが描かれる。変身能力を持つ兵士たちが複雑な利害関係の中で戦い、物語全体の重要な転換点となる激動の展開が凝縮された内容となっている。みどころ・魅力
① 原作の重要局面をアニメで体感できる
漫画21〜22巻の「アース編」は、物語の流れを大きく左右する転換点。文字と絵で読んでいたシーンが動き・音・声を持つことで、緊張感やキャラクターの感情がより鮮明に伝わってくる。原作ファンにとっては必見の映像化となっている。② 地球を舞台にした新たなスケール感
宇宙から地球へと舞台が変わることで、物語のトーンとスケールが一変する。見慣れた「地球」という環境の中で繰り広げられる非日常的な戦闘は独特の緊迫感を生み出しており、宇宙編とは異なる味わいを楽しめる。③ 複雑な人間関係と組織の対立構造
テラフォーマーズシリーズの特徴である、複数の組織・思惑が絡み合う群像劇的な面白さがこのOVAでも健在。単純な善悪では割り切れないキャラクター同士の関係性と駆け引きが、バトルに深みを与えている。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 原作 | 貴家悠 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 橘賢一 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
テラフォーマーズといえば、TVアニメ版の「規制問題」が頭から離れない世代だ。ゴキブリが画面を埋め尽くすシーンを黒い丸でつぶされた、あの独特の絵面。あれを見ながら「いや原作を読んだほうがいいのでは」と思いつつ、結局続きが気になって最後まで見た。そのリベンジシリーズにさらにOVAがあると知ったのは、わりとあとになってからで、「そういえばアース編のあのへんって映像化されてたんだ」と軽い気持ちで再生ボタンを押した。最初は情報整理のつもりで見ていたのが、終わるころには姿勢が前のめりになっていた。TVシリーズを全部見てから手を出すべきもので、火星から物語の舞台が地球に移ったアース編を扱う補完的な立ち位置の作品だと思っておくといい。
地球に戻っても戦場は変わらない——「帰還」が意味を失う話
テラフォーマーズという作品が一貫して描いているのは、「人間が生き延びるためにどこまで人間を捨てられるか」という問いだ。火星編ではゴキブリという外敵がその問いを引き出すための装置として機能していたが、アース編に舞台が移ると、その構図が裏返される。地球に戻ってきたはずなのに、安全な場所はどこにもない。敵は外から来るのではなく、すでに地球側の内部にいる。
このOVAが原作漫画の21〜22巻に相当する部分を映像化しているという前提を踏まえると、選ばれたシーンの意味がより重くなる。「帰還」というのは物語において通常、報酬や解放を意味する。しかしこの作品における地球は、帰ってきたからといって何かが救われる場所ではない。戦いの舞台が変わっただけで、消耗は続く。キャラクターたちが積み上げてきた犠牲が地球に戻ってもリセットされないという事実が、この作品の根底にある暗さの正体だと思っている。
細谷佳正が演じる膝丸燈というキャラクターは、そのテーマを体現するような存在感がある。戦士として機能しながらも、人間としての限界を常に抱えている。声の演技としては、静かなセリフのほうに情報量が多く、怒鳴っている場面よりも小さな呼吸や間の取り方に耳が止まった。伊藤静のミッシェル・K・デイヴスも、感情を抑制した演技の中に疲労感が滲んでいて、「この人ずっと戦い続けてきたんだ」という積み重ねを声だけで伝えている。
単なるアクションOVAではなく、「生存」というテーマの後半戦として位置づけると見え方が変わる。TVシリーズで既にキャラクターへの愛着がある人ほど、このOVAの重さが刺さる構造になっている。
特に刺さったシーン
終盤の戦闘が本格化する直前、複数のキャラクターが一瞬だけ静止する場面がある。台詞はほとんどなく、音楽もほぼ落ちる。あの間の取り方が妙に上手くて、「次に何が起きるかわかっているのに、それでも見続けてしまう」という状態に引き込まれた。OVAとしての尺の短さが逆に機能していて、助走なしで核心に入ってくる。
佐倉綾音のエヴァ・フロストは、感情的になるシーンよりも論理的に喋っているシーンのほうが不気味な説得力があった。この人の「冷静を演じている声」というのは独特で、台詞の裏に何かを隠しているように聞こえる。喜多村英梨のアミリア・ヴェンカテッシュも、キャラクター的に振り切れた場面での声の変化が鮮明で、2回目に見たときに「最初からこういう演技の布石があったんだ」と気づいた。
作画については、TVシリーズのあの規制が嘘だったかのように、暴力描写がちゃんと見える。別に過激なものを求めているわけではないが、この作品においてはビジュアルの情報量がキャラクターの危機感と直結しているので、見えることに意味がある。
読んで見たくなったら——『テラフォーマーズリベンジOVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- テラフォーマーズのTVシリーズ(リベンジ含む)を全部見た人
- 火星編からアース編への流れを原作で追っていて、映像で補完したい人
- グロテスクな描写を含む生存系アクションが普通に見られる人
- 細谷佳正・佐倉綾音・伊藤静あたりの演技を追っているファン
- OVAという短い尺で核心だけを凝縮した構成が好きな人
合わない人
- テラフォーマーズ本編を見ていない(設定や人間関係の前提知識なしでは入れない)
- 虫・グロテスク描写が苦手(作品の根幹なので避けようがない)
- 1本で完結する話を求めている(このOVAはシリーズの一部として機能している)
- アクションよりキャラクターの心情描写をじっくり見たい人(尺の都合で削られている)
次に見るなら
ガンツ——生存をめぐる理不尽な戦いという点で構造がよく似ている。強制的に戦わされるという状況の中で、人間が「どう壊れていくか」を描く手つきが容赦なく、テラフォーマーズのノリが合った人には刺さる確率が高い。
寄生獣 セイの格率——人間と非人間の境界線をテーマにしている点で重なる。こちらはホラー成分よりもドラマ成分が強いが、「人間であることの定義」が問われる感触は共通している。作画・音楽ともに完成度が高く、SF生存系から入るなら間違いなく見ておくべき作品。
進撃の巨人——壁の外と内、地球と火星、という「場所」によって人間の価値が変わる構造が似通っている。テラフォーマーズのアース編が「帰ってきても安全ではない」というテーマを持つなら、進撃が「壁の内側にいても安全ではない」と言い続けた作品として対置できる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
テラフォーマーズリベンジOVAは、現在dアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。どちらのサービスも対応端末が多く、スマートフォン・テレビなど好みのデバイスで視聴できます。原作「アース編」の映像化を手軽にお楽しみいただけます。



