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ドリフターズ (2017)
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Hoods Entertainment |
『ドリフターズ』のDVDとBlu-rayディスクに収録されていない第13話と第14話、および漫画第6巻に収録されている第15話が含まれています。
作品概要・あらすじ
あらすじ
関ヶ原の戦いで島津軍の退き口を成し遂げた武将・島津豊久は、敵将を追う最中に突如として見知らぬ扉の連なる白い廊下へと迷い込み、気づけば剣と魔法が支配する異世界へと放り出されていました。そこは「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれる歴史上の偉人たちが集められ、世界の命運を懸けて戦う地。織田信長や那須与一といった名だたる英傑と出会った豊久は、迫害されるエルフや亜人たちの現状を目の当たりにし、己の武を振るう新たな戦いへと身を投じていきます。本作はその物語をさらに描く映像作品です。みどころ・魅力
① ディスク未収録エピソードを含む貴重な映像
本作にはDVD・Blu-rayディスクに収録されていない第13話・第14話、さらに原作漫画第6巻に収録された第15話が含まれています。テレビシリーズを追ってきたファンにとっては物語の続きを確認できる見逃せない内容で、世界観のさらなる広がりを味わえます。② 歴史上の英傑たちが共演する痛快な戦い
島津豊久を軸に、織田信長や那須与一など時代も国も異なる偉人たちが集結します。それぞれの個性や戦術が異世界の戦場でぶつかり合う様は本作最大の魅力で、史実の知識があればより一層楽しめる重厚な群像劇となっています。③ 平野耕太ならではの濃密な作画と演出
『HELLSING』の作者・平野耕太が描く荒々しくも美しいキャラクターたちが、迫力ある戦闘シーンで躍動します。シリアスな展開の合間に挟まれるブラックユーモアやコメディ要素も健在で、緊張と笑いが同居する独特のテンポが堪能できます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| OP | ミニッツ・ティル・ミッドナイト「Gospel Of The Throttle 狂奔REMIX ver.」 |
|---|---|
| ED | 黒崎 真音「Vermillion」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、これを「2期」だと思って構えると肩透かしを食う。本編のディスクに入りきらなかった話と、原作6巻ぶんの一編をまとめた、いわば本編の尻尾みたいなOVAだ。だから最初に見たときの感想は「ああ、あの続きの、あの空気だ」だった。1期は面白かった。終わり方が中途半端で、やっと続きか、という気持ちのまま再生ボタンを押したら、相変わらず血の匂いと笑いが同じ画面に同居していて、妙に安心した。2回目に見ると、これが独立した物語じゃなく地続きの一部だと分かるぶん、本編を見返したくなる作りになっている。単体で楽しむより、全部見た上で戻ってくる場所、という感触が強い。
戦場でしか息ができない男たちの、いっそ清々しい生き方
このOVAを見ていて改めて思うのは、ドリフターズという作品が描いているのは「異世界で無双する話」ではない、ということだ。表面はそう見える。歴史上の死にぞこないたちが別世界に放り込まれて、エルフだのドワーフだのを率いて帝国とやり合う——あらすじだけ並べれば、よくある異世界戦記に見える。けれど本編から通して見ると、この作品の芯にあるのは「戦うことでしか自分を保てない人間たち」のどうしようもなさだ。島津豊久は救世主でも何でもない。ただ強い相手と斬り合いたいだけの、戦の虫みたいな男だ。彼にとって異世界転生はチャンスでも悲劇でもなく、単に「次の戦場」でしかない。そこに正義の旗を立てないのが、この作品の不思議な誠実さだと思う。
OVAの三話ぶんは、本編で広げた戦いの続きを淡々と進めていく。劇的な救済もなければ、急に主人公が成長して涙、みたいな展開もない。ただ戦が続き、人が死に、それでも豊久たちはどこか楽しそうだ。その「楽しそう」を肯定も否定もせず、ただ突きつけてくる。廃棄物(エンズ)の側が人類への憎しみで動いているのと対照的に、ドリフターズ側はそもそも世界をどうしたいという大義がない。この温度差こそがテーマの核で、憎しみで世界を焼こうとする者と、ただ斬り合いたい者と、どちらが救いなのかを観客に丸投げしてくる。答えを出さないまま血みどろの祭りを見せ続ける、その居心地の悪さが癖になる。
特に刺さったシーン
やっぱり中村悠一の豊久だ。序盤の戦闘で相手を追い詰めていくときの、あの低くて楽しげな声。普通なら殺気で固める場面を、彼は「遊んでる」みたいなトーンでやる。これが豊久という人物の異常さを一発で伝えてくる。最初に見たときは勢いで流したが、2回目で気づいたのは、声の芝居が「狂気」と「無邪気」のちょうど真ん中を狙っていることだ。怖いのに、どこか子どもみたいに見える。終盤の作戦を巡る場面では、櫻井孝宏の安倍晴明が、相変わらず何を考えているか読めない静けさで全体を動かしていて、豊久の熱量とのコントラストがいい。あと鈴木達央の菅野直、あの空の男のテンションが画面に入るたびに温度が一段上がる。台詞回しの熱と、戦場の乾いた空気のバランスが、このOVAでも崩れていない。
読んで見たくなったら——『ドリフターズ (2017)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズを最後まで見て「ここで終わり!?」と消化不良だった人
- 平野耕太の血と笑いが同居する作風、HELLSINGのノリが好きな人
- 歴史上の人物が史実の人格そのままで暴れるのを見たい人
- 明確な正義や救済を描かない、突き放した物語が好きな人
合わない人
- OVAだけ単体で完結した話を期待している人(本編未見だと置いていかれる)
- 流血・残虐描写が苦手な人
- 主人公に共感や正しさを求めて見るタイプの人
次に見るなら
まず外せないのが同じ平野耕太原作のHELLSING OVA。あの過剰な暴力と乾いたユーモア、戦いそのものを愛する登場人物の造形は、ドリフターズの豊久に通じるものがある。作風が好きなら確実に刺さる。
歴史上の人物が己の信念のまま戦う図にぐっと来たなら終末のワルキューレ。様式は全く違うが、「その人がその人のまま全力でぶつかる」カタルシスは近い。
異世界×戦記でもう少し戦略や思想の駆け引きを味わいたいなら幼女戦記。大義なき個人が戦場で剥き出しになる構図が、ドリフターズの居心地の悪さと響き合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ドリフターズ (2017)』は、dアニメストアとHuluで配信中です。どちらのサービスでも視聴できますので、ご自身が利用しやすい方を選んで楽しめます。アニメ作品を数多く扱う環境が整っているため、シリーズをまとめて追いかけたい方にもおすすめです。


