となりの極道くん

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2013となりの極道くん

となりの極道くん

★ 3.4 / 5.0コメディラブコメ日常系
放送年2013年
フォーマットOVA
話数1話
原作漫画
制作Brain’s Base

勉強しか興味のないクールな女子高生・水谷雫は、プリントを届けたことをきっかけに、問題児の吉田春と知り合う。純粋で予測不能な春に懐かれ、雫は戸惑いながらも世話を焼くうちに、次第に友情以上の感情を抱くようになる。不器用な二人が織りなす、甘くて切ない新感覚ラブストーリーです。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

勉強だけが生きがいの、クールで合理的な女子高生・水谷雫。ある日、長期欠席している問題児・吉田春にプリントを届けたことから、二人の関係は思いがけず動き出します。純粋でまっすぐ、そして予測不能な春に「友達」と慕われた雫は、戸惑いながらも次第に彼の世話を焼くように。やがて二人の間には、友情とも恋ともつかない不器用な感情が芽生えていきます。優等生と問題児という正反対の二人が織りなす、甘くてちょっぴり切ない新感覚の青春ラブストーリーです。

みどころ・魅力

① 正反対な二人が惹かれ合う王道の青春模様

クールで合理的な雫と、純粋で天真爛漫な春。価値観も性格も正反対の二人が少しずつ距離を縮めていく過程は、ラブコメの王道でありながらどこか新鮮です。互いの欠けた部分を補い合うような関係性に、思わず応援したくなります。

② 目が離せない春のキャラクター

何を考えているか分からない、けれど一途でまっすぐな春の言動からは目が離せません。突拍子もない行動で雫を振り回しながらも、ふとした瞬間に見せる繊細さや優しさがギャップとなり、彼の魅力をいっそう際立たせています。

③ OVAならではの濃密な物語

本編とは少し異なる視点やエピソードを味わえるのがOVAの醍醐味です。限られた尺のなかに二人の関係性の機微が丁寧に描かれ、シリーズのファンにとっても満足度の高い一作に仕上がっています。

キャスト・声優一覧

水谷雫
水谷雫
メイン
戸松遥
吉田春
吉田春
メイン
鈴木達央
三沢満善
三沢満善
サブ
樋口智透
夏目あさ子
夏目あさ子
サブ
種﨑敦美
大島千づる
大島千づる
サブ
花澤香菜
佐々原宗平
佐々原宗平
サブ
逢坂良太
山口賢二
山口賢二
サブ
寺島拓篤
吉田優山
吉田優山
サブ
中村悠一

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スタッフ

監督鏑木ひろ

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルだけ見て、てっきり極道もののラブコメだと思っていた。組長の息子と堅物女子、みたいなやつ。ところが再生してみると、拳銃も代紋も出てこない。いるのは、手のつけられない問題児の男子高校生と、勉強以外なにも目に入っていない女子高生だけだ。”極道”というのはたぶん比喩で、吉田春という男のどうしようもなさそのものを指している。最初はそのギャップに肩透かしを食らって、2回目に見返したときにようやく、比喩のほうが正しいタイトルだと腑に落ちた。 これはOVA、要するにTVシリーズを一通り通った人へのおまけだ。本編の続きでも総集編でもなく、あの二人がそのまま地続きで存在している”余白”みたいな一本。だから初見でこれ一本だけ見るのはたぶん損で、雫と春の距離感を体に入れている人ほど効く作りになっている。

「世話を焼く」という言い訳でしか、好きを差し出せない人の話

これを単なる甘いラブコメだと思って見ると、たぶん雫という人間を見誤る。水谷雫は感情を理屈で処理する側の人間だ。テストの点数や順位みたいに、結果が数字で返ってくるものしか信用していない。好きという、答え合わせのできない非合理を、彼女はそのままでは扱えない。だから「放っておけない」「世話を焼いているだけ」という理屈を一枚あいだに挟む。世話というのは、雫にとって好きという言葉を口にせずに春のそばにいるための、唯一の正当な手続きなんだと思う。 春はその真逆だ。感情をいっさい加工しない。懐いた、と本人が言葉にしてしまう。好きも嫌いも、湧いた順に垂れ流す。この非対称——加工せずに渡してくる男と、何重にも理屈で包まないと渡せない女——が、この短い一本のエンジンになっている。見ていて居心地が悪いのは、雫の遠回りに自分の覚えがあるからだ。素直に渡せばいいものを、損か得か、合理か非合理か、いちいち天秤にかけてしまう。あの面倒くささを、この作品は笑い飛ばさずに、ちゃんと不器用なまま置いておいてくれる。だから甘いのに、どこか喉に引っかかる。

特に刺さったシーン

終盤、雫が自分の感情を理屈で説明しようとして、途中で言葉が足りなくなる展開がある。ここで戸松遥の声がいい。雫の声って基本的に平らで乾いていて、感情の起伏を出さないのが芸なんだけど、その平らさが一瞬だけ崩れる。崩れた、と分かるくらいの最小の揺れで止める。あの抑え方を聞いて、思わず巻き戻した。対する鈴木達央の春は、相変わらず予測がつかない方向から距離を詰めてくる。理屈をすっ飛ばして核心に手を伸ばす感じが、声の出力そのものに乗っている。 脇も効いている。春の兄・吉田優山を演じる中村悠一の、飄々として掴めない温度。大島千づるの花澤香菜が場の空気をふっと緩めてくる呼吸。佐々原宗平の逢坂良太が要所で挟んでくる常識人のツッコミ。短い尺なのに、この面子が揃うと一気に本編の手触りが戻ってくる。おまけ、と侮っていたら、声の説得力で殴られた。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズを最後まで見て、雫と春の距離感がもう体に入っている人
  • 素直に「好き」と言えず、理屈で遠回りしてしまう自分に覚えがある人
  • 声優の最小の芝居、抑えた一声の崩れ方を味わいたい人
  • 派手な展開より、キャラの余白や日常の手触りを愛でたい人

合わない人

  • タイトルから極道アクションを期待している人(出てこない)
  • 本編未見で、これ一本だけで完結したストーリーを求めている人
  • 恋愛の進展がはっきり数字で進むのを見たい人
  • 短尺OVAにTVシリーズ級の密度を期待してしまう人

次に見るなら

不器用な距離の詰め方が刺さったなら、君に届け。誤解と遠回りばかりで一歩が踏み出せない二人の、痛いほど遅い接近を丁寧に描く。雫の回りくどさに心当たりがある人ほど効く。 加工せずにまっすぐ好意をぶつけてくる春の手触りが好きなら、俺物語!!。見た目で誤解されがちな男が、ど真ん中の善意で進んでいく。裏表のなさで殴ってくる気持ちよさがある。 乾いた笑いで恋愛の機微を包む空気が好みなら、月刊少女野崎くん。すれ違いを情緒ではなくボケで処理していく軽さが、このOVAの肩の力の抜けた温度と地続きだ。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
現時点では、本作の配信が確定している動画サービスは確認できていません。視聴をご希望の場合は、ブルーレイ・DVDなどのパッケージや、公式サイト・各配信プラットフォームの最新情報をチェックするのが確実です。配信状況は時期によって変わることもありますので、視聴前に公式の案内をあわせてご確認いただくと安心です。

よくある質問

Q. 「となりの極道くん」はどの配信サービスで見られますか?
A. 現時点で配信が確定しているサービスは確認できていません。視聴をご希望の場合は、ブルーレイ・DVDや各配信プラットフォームの最新情報をご確認いただくのがおすすめです。
Q. OVAから見ても楽しめますか?
A. 単体でも雰囲気は楽しめますが、本編を補完する内容のため、シリーズ本編を知っているとより深く味わえます。初めての方は、あわせて本編もチェックするのがおすすめです。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. コメディ要素の強いラブコメで、日常系のあたたかさも併せ持った作品です。正反対の二人が織りなす甘酸っぱい青春模様を、肩の力を抜いて気軽に楽しめます。

まとめ

現時点では、本作の配信が確定している動画サービスは確認できていません。視聴をご希望の場合は、ブルーレイ・DVDなどのパッケージや、公式サイト・各配信プラットフォームの最新情報をチェックするのが確実です。配信状況は時期によって変わることもありますので、視聴前に公式の案内をあわせてご確認いただくと安心です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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