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となりの極道くん
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Brain’s Base |
勉強しか興味のないクールな女子高生・水谷雫は、プリントを届けたことをきっかけに、問題児の吉田春と知り合う。純粋で予測不能な春に懐かれ、雫は戸惑いながらも世話を焼くうちに、次第に友情以上の感情を抱くようになる。不器用な二人が織りなす、甘くて切ない新感覚ラブストーリーです。
作品概要・あらすじ
あらすじ
勉強だけが生きがいの、クールで合理的な女子高生・水谷雫。ある日、長期欠席している問題児・吉田春にプリントを届けたことから、二人の関係は思いがけず動き出します。純粋でまっすぐ、そして予測不能な春に「友達」と慕われた雫は、戸惑いながらも次第に彼の世話を焼くように。やがて二人の間には、友情とも恋ともつかない不器用な感情が芽生えていきます。優等生と問題児という正反対の二人が織りなす、甘くてちょっぴり切ない新感覚の青春ラブストーリーです。
みどころ・魅力
① 正反対な二人が惹かれ合う王道の青春模様
クールで合理的な雫と、純粋で天真爛漫な春。価値観も性格も正反対の二人が少しずつ距離を縮めていく過程は、ラブコメの王道でありながらどこか新鮮です。互いの欠けた部分を補い合うような関係性に、思わず応援したくなります。
② 目が離せない春のキャラクター
何を考えているか分からない、けれど一途でまっすぐな春の言動からは目が離せません。突拍子もない行動で雫を振り回しながらも、ふとした瞬間に見せる繊細さや優しさがギャップとなり、彼の魅力をいっそう際立たせています。
③ OVAならではの濃密な物語
本編とは少し異なる視点やエピソードを味わえるのがOVAの醍醐味です。限られた尺のなかに二人の関係性の機微が丁寧に描かれ、シリーズのファンにとっても満足度の高い一作に仕上がっています。
キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | 鏑木ひろ |
|---|
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけ見て、てっきり極道もののラブコメだと思っていた。組長の息子と堅物女子、みたいなやつ。ところが再生してみると、拳銃も代紋も出てこない。いるのは、手のつけられない問題児の男子高校生と、勉強以外なにも目に入っていない女子高生だけだ。”極道”というのはたぶん比喩で、吉田春という男のどうしようもなさそのものを指している。最初はそのギャップに肩透かしを食らって、2回目に見返したときにようやく、比喩のほうが正しいタイトルだと腑に落ちた。 これはOVA、要するにTVシリーズを一通り通った人へのおまけだ。本編の続きでも総集編でもなく、あの二人がそのまま地続きで存在している”余白”みたいな一本。だから初見でこれ一本だけ見るのはたぶん損で、雫と春の距離感を体に入れている人ほど効く作りになっている。「世話を焼く」という言い訳でしか、好きを差し出せない人の話
これを単なる甘いラブコメだと思って見ると、たぶん雫という人間を見誤る。水谷雫は感情を理屈で処理する側の人間だ。テストの点数や順位みたいに、結果が数字で返ってくるものしか信用していない。好きという、答え合わせのできない非合理を、彼女はそのままでは扱えない。だから「放っておけない」「世話を焼いているだけ」という理屈を一枚あいだに挟む。世話というのは、雫にとって好きという言葉を口にせずに春のそばにいるための、唯一の正当な手続きなんだと思う。 春はその真逆だ。感情をいっさい加工しない。懐いた、と本人が言葉にしてしまう。好きも嫌いも、湧いた順に垂れ流す。この非対称——加工せずに渡してくる男と、何重にも理屈で包まないと渡せない女——が、この短い一本のエンジンになっている。見ていて居心地が悪いのは、雫の遠回りに自分の覚えがあるからだ。素直に渡せばいいものを、損か得か、合理か非合理か、いちいち天秤にかけてしまう。あの面倒くささを、この作品は笑い飛ばさずに、ちゃんと不器用なまま置いておいてくれる。だから甘いのに、どこか喉に引っかかる。特に刺さったシーン
終盤、雫が自分の感情を理屈で説明しようとして、途中で言葉が足りなくなる展開がある。ここで戸松遥の声がいい。雫の声って基本的に平らで乾いていて、感情の起伏を出さないのが芸なんだけど、その平らさが一瞬だけ崩れる。崩れた、と分かるくらいの最小の揺れで止める。あの抑え方を聞いて、思わず巻き戻した。対する鈴木達央の春は、相変わらず予測がつかない方向から距離を詰めてくる。理屈をすっ飛ばして核心に手を伸ばす感じが、声の出力そのものに乗っている。 脇も効いている。春の兄・吉田優山を演じる中村悠一の、飄々として掴めない温度。大島千づるの花澤香菜が場の空気をふっと緩めてくる呼吸。佐々原宗平の逢坂良太が要所で挟んでくる常識人のツッコミ。短い尺なのに、この面子が揃うと一気に本編の手触りが戻ってくる。おまけ、と侮っていたら、声の説得力で殴られた。読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズを最後まで見て、雫と春の距離感がもう体に入っている人
- 素直に「好き」と言えず、理屈で遠回りしてしまう自分に覚えがある人
- 声優の最小の芝居、抑えた一声の崩れ方を味わいたい人
- 派手な展開より、キャラの余白や日常の手触りを愛でたい人
合わない人
- タイトルから極道アクションを期待している人(出てこない)
- 本編未見で、これ一本だけで完結したストーリーを求めている人
- 恋愛の進展がはっきり数字で進むのを見たい人
- 短尺OVAにTVシリーズ級の密度を期待してしまう人
次に見るなら
不器用な距離の詰め方が刺さったなら、君に届け。誤解と遠回りばかりで一歩が踏み出せない二人の、痛いほど遅い接近を丁寧に描く。雫の回りくどさに心当たりがある人ほど効く。 加工せずにまっすぐ好意をぶつけてくる春の手触りが好きなら、俺物語!!。見た目で誤解されがちな男が、ど真ん中の善意で進んでいく。裏表のなさで殴ってくる気持ちよさがある。 乾いた笑いで恋愛の機微を包む空気が好みなら、月刊少女野崎くん。すれ違いを情緒ではなくボケで処理していく軽さが、このOVAの肩の力の抜けた温度と地続きだ。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現時点では、本作の配信が確定している動画サービスは確認できていません。視聴をご希望の場合は、ブルーレイ・DVDなどのパッケージや、公式サイト・各配信プラットフォームの最新情報をチェックするのが確実です。配信状況は時期によって変わることもありますので、視聴前に公式の案内をあわせてご確認いただくと安心です。

