※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

神之塔 -Tower of God-
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Telecom Animation Film |
塔の頂上を目指す少年の冒険 選ばれた者「正規者」を呼び寄せ、心の底からの願いを叶えると約束する塔がある。富、名声、権力、あるいはそれ以上のもの——すべてが頂上を目指す者を待っている。25層のバムは、暗い洞窟と汚い布と遙か彼方の光だけを知る少年だった。そこへ少女ラッヘルが現れたとき、彼は初めて世界の扉が開かれたのだ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
願いを叶えると謳われる巨大な塔。その25層に暮らす少年・バムは、暗い洞窟の中で少女ラッヘルと出会い、初めて”外の世界”を知る。しかしラッヘルが塔の頂上を目指すと告げ姿を消したとき、バムは彼女を追って塔へと踏み込んでいく。富・名声・権力、あらゆる願いが頂上に待つという塔で、命がけの試験が少年を待ち受ける。
みどころ・魅力
① 「選ばれていない者」が切り開く逆転劇
塔に正規招待された「正規者」でなく、自ら扉をこじ開けた「不正規者」として挑むバムの存在が物語の核心。理不尽なルールと強敵が立ちはだかる中、ひたむきに誰かを追い続ける姿が見る者を引き込む。
② 個性豊かなキャラクターたちの思惑が交差するバトル
試験を勝ち抜こうとするライバルたちはそれぞれ異なる目的と過去を持ち、単純な敵味方では語れない複雑な関係が生まれる。策略・信頼・裏切りが絡み合う緊張感ある展開が続く。
③ 韓国発ウェブ漫画原作が放つ独自の世界観
日本のアニメとは一線を画す独特の設定と階層構造を持つ塔の世界観が印象的。SIU原作の重厚なファンタジー世界をMAPPA制作の映像で体感できる、アニメファン必見の一作。
キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 佐野隆史 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉田恵里香 |
| キャラクターデザイン | 谷野美穂、工藤昌史 |
| 音楽 | Kevin Penkin |
| 美術監督 | 清水啓一朗 |
| 音響監督 | 山口貴之 |
| OP | ストレイキッズ「TOP」 |
| ED | ストレイキッズ「SLUMP」 |
| ED | ストレイキッズ「TOP」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
韓国漫画原作、というのがまず引っかかった。当時は「なろう系でもない、ジャンプでもない、ウェブ漫画原作のアニメ」という括りに対して、どこかまだ半信半疑な時期だったと思う。それでもバムとラヘルという名前だけ聞こえてきて、気になって1話を再生した。
最初の印象は正直、「世界観の説明が多いな」だった。塔とか正規者とか、固有名詞をまず飲み込む必要がある。でも2話あたりで、これは設定よりキャラクターの話だと気づく。バムが塔に入る理由が「ラヘルを追いかけるため」という一点のみ、というのが、見ていてかえって清潔感があった。
2回目に通しで見たとき気づいたのは、ラヘルの表情の変化が序盤からすでに仕込まれていたこと。初見だとバムに感情移入して見てしまうので見落とすんだが、ラヘルを追って見ると、まったく違う話に見える。
「選ばれた理由」を一度も教えてもらえなかった者の話
塔は「選ばれた者」を呼び寄せる、という設定がある。正規者と不規者、その区別が物語の構造を作っている。ただこの作品が面白いのは、「選ばれていないはずの者」が主人公であることで、「選ばれるとはどういうことか」という問いをずっと引きずって進む点だ。
バムはラヘルを追って塔に入った不規者だ。塔に呼ばれたわけじゃない。願いがあって登るわけでもない。ただラヘルがいるから登る。この動機の薄さが、序盤では弱点のように見えて、実は物語の核心になっている。
塔の中のほぼ全員が「何かを手に入れるために」動いている。富でも名声でも力でも、目的がある。そこにバムだけが「目的を持たない者」として投げ込まれる。それでも他のキャラクターからすれば、彼は異様なほどの速さで成長し、試験をくぐり抜けていく。
なぜか。この作品はそこにあまり明確な答えを出さない。「才能があるから」とは言うが、その才能がどこから来たのかは描かれない。「選ばれていない者が、選ばれた者より強くなっていく」という構造だけが残る。
そこに重ねて見えてくるのが、ラヘルの話だ。ラヘルは正規者として塔に選ばれた。でも彼女の本音は、「なぜバムではなく私が選ばれたのか」という怒りに近いものだったのではないかと思っている。バムがどれだけ底辺から来た存在でも、結局は「ラヘルより輝いて見えてしまう」という現実。選ばれることと輝くことは違う。その非対称性がラヘルを動かす。
早見沙織がラヘルを演じているのだが、温かみのある声のままで、でも後半になるにつれて微妙に何かが剥落していく感じが出ていた。怒鳴るわけでも泣くわけでも憎しみをぶつけるわけでもなく、ただ淡々と「自分の話をしている」ような演技。あれがラヘルという人物の奇妙さを引き立てていた。
特に刺さったシーン
クンが初めてバムに向けて本音を少しだけ漏らす場面がある。岡本信彦のクンは序盤から「賢くて一枚上手」という立ち位置で動いているんだが、あの場面だけ声のトーンが下がる。台詞自体は短いし、劇的でもないのに、「あ、この人も何かを失った経験がある」とはっきりわかる瞬間だった。思わず巻き戻して確認した。
三宅健太のラクは正反対のアプローチで、感情をそのまま出す役だ。大声で笑って大声で怒って、というキャラクターを三宅健太がやると、うるさいはずなのになぜか嫌いになれない。あの体温が中盤のバランスを保っていたと思う。クンとラクがいないと、バムの話はもっと暗くなっていた。
終盤の試験場面で、バムが選択を迫られるシーン。ここは音楽の使い方も含めて、見ていて「あ、この作品これを言いたかったのか」という感覚があった。派手な演出ではないのに、静かに刺さる。続きが気になって仕方なくなったのはあのシーン以降だ。
読んで見たくなったら——『神之塔 -Tower of God-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「選ばれた者」VS「選ばれなかった者」という構図に興味がある人
- 主人公がひたすら純粋で、その純粋さが周囲を壊していく話が好きな人
- 1クールで綺麗に終わらない、続きがある前提の話を楽しめる人
- ラヘルのような「好きになれないのに目が離せない」キャラクターに弱い人
- 韓国ウェブ漫画特有の縦スクロール演出をアニメで見てみたかった人
合わない人
- 1クールで完結する話が好きな人(これは明確に続きがある)
- 固有名詞と設定の多い世界観を最初から飲み込むのが苦手な人
- 主人公に明確な目標・成長の動機があってほしい人
- ヒロインには基本的に共感できる要素を求めている人(ラヘルはかなり特殊)
次に見るなら
HUNTER×HUNTER——試験・塔・組織といった「ゲームとしての冒険」構造が近い。バムのように目的が薄い主人公でも、周囲のキャラクターが強くて引っ張られる作りも共通している。冨樫節の理屈っぽい説明が苦にならない人ならこちらを先に見てもいい。
約束のネバーランド——「施設から出ることを目指す」「仲間との信頼と裏切り」という軸が似ている。Tower of Godのラヘルに感情を持っていかれた人は、こちらのイザベラにも同じ感覚を覚えると思う。1期は特に構成が端正で、見やすい。
魔法少女まどか☆マギカ——「純粋な主人公が、純粋さのまま取り返しのつかない場所に向かっていく」という話の構造として近い。Tower of Godのバムが気になった人は、まどかという人物の歩き方にも似たものを感じるはずだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『神之塔 -Tower of God-』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Netflixの3サービスで視聴可能です。サブスクを利用していればすぐに全話を一気見できる環境が整っています。まずは第1話でバムと塔の世界に触れてみてください。
よくある質問
まとめ
『神之塔 -Tower of God-』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Netflixの3サービスで視聴可能です。サブスクを利用していればすぐに全話を一気見できる環境が整っています。まずは第1話でバムと塔の世界に触れてみてください。


