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OZMAFIA!!
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | Creators in Pack |
フウカは記憶喪失者。見知らぬ町をさまよう中、自分が追われていることに気づく。町を支配するマフィア一家・オズファミリーが彼女を救う。友情と戦闘が共存する町で、フウカは誰の手を受け入れるべきか決断しなければならない。そして、なぜ彼女は何も覚えていないのか?その謎が残される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
記憶を失った少女・フウカは、見知らぬ町をさまよう中、何者かに追われていることに気づく。そこへ現れたのは、町を支配するマフィア一家「オズファミリー」。彼らに救われたフウカは、友情と抗争が入り混じる不思議な町での生活を送ることになる。果たして自分はなぜ記憶をなくしたのか——その謎を抱えながら、彼女は誰の手を選ぶのかを問われていく。みどころ・魅力
① マフィアと乙女ゲーム世界が融合した独特の設定
人気乙女ゲームを原作とした本作は、マフィアという物騒な世界観と、ファンタジーコメディのほのぼのした空気が絶妙に共存しています。個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるドタバタなやりとりは、短編ながら毎話テンポよく楽しめます。② 短編ならではのテンポ感と笑いの密度
1話あたり数分のショートアニメ形式で、ギャグと日常描写がぎゅっと凝縮されています。長編を見る時間がないときや、気軽にアニメを楽しみたいときにちょうどいいボリューム感です。コメディシーンのテンポの良さが光ります。③ 乙女ゲーム原作ファン必見のキャラクター描写
原作ゲームを知っているファンはもちろん、未プレイでもキャラクターの個性が立っており十分楽しめます。原作の雰囲気をベースにしつつ、アニメオリジナルのコミカルな演出が加えられており、キャラクターへの愛着が増す構成になっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | ゆーます |
|---|---|
| 原案キャラデザ | なつのはむと |
| キャラクターデザイン | 黒岩園加 |
| 音楽 | 丸山公詳 |
| 音響監督 | ひらさわひさよし |
| ED | 「I love you more」 |
| ED | アーティクル・ワン「If The World Gives Up」 |
| ED | アーティクル・ワン「Love You Tomorrow」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
乙女ゲー原作の5分アニメ、と聞いた時点でかなり「まあいいか」という気持ちだった。OZMAFIAという名前だけは知っていたし、童話とマフィアを掛け合わせるコンセプトが雑誌のインタビューで話題になっていたのも記憶にある。でも手が伸びなかった。乙女ゲー原作短編アニメには「原作ファン向けの販促物」という位置づけのものが多く、未プレイだと文脈を拾えないまま終わるパターンを何度か踏んでいたせいだ。
実際に見たのは配信で古いアニメを掘っていたときで、5分だからという理由だけで再生した。1話目の時点では「やっぱりそういう感じか」と思った。でも2周目で気づいたのは、この短さを逆手に取った割り切り方の潔さで、「ストーリーを描こうとしていない」ということが戦略として機能していた。完全に雰囲気とキャラクターだけで成立させようとしている作りで、それが嫌いかというとそうでもなかった。
記憶も事情も省いて、キャラクターの「佇まい」だけで勝負する短編の作法
OZMAFIA!!が乙女ゲー原作の短編として正直に言って特異なのは、「何も説明しない」ことをほとんど方針として採用しているところだ。記憶喪失の主人公フウカが見知らぬ町を歩いていたら、マフィア一家に拾われる。それだけ。なぜ彼女は追われているのか、オズファミリーとは何なのか、他の勢力との関係性は——そういった設定の骨格が丁寧に説明されることはほとんどない。
普通ならこれは欠点として挙げられる。でも5分という尺で考えると、むしろ唯一正直な選択とも言える。15分で「世界観を説明しながらキャラクターも立てながらストーリーも動かす」をやろうとして失敗した短編を山ほど見てきたので、この作品が「どうせ説明できないなら絵とキャラクターの空気だけ出す」と踏み切ったことは、ある種の誠実さだと受け取った。
童話とマフィアという組み合わせは、乱暴に言えば「ギャップ萌えのための記号」として機能している。カラミア、キリエ、ハーメルン、ヘンゼルという名前が童話の文脈を引き込みつつ、キャラクターとして独立して動く。このアニメが描こうとしているのはフウカの謎でも町の権力闘争でもなく、「このキャラクターたちが並んでいる画面」そのものだと思う。それを単純な手抜きと見るかどうかは、見る側の乙女ゲーへの向き合い方次第だ。未プレイのまま見ると「雰囲気アニメ」で終わるが、それで5分を過ごすのが損かというと、別に損でもない。
特に刺さったシーン
興津和幸のキリエが、フウカに軽口を叩くシーンがいくつかある。このキャラクターの造形がちょうど興津さんの「低温でふざけている」声質にはまっていて、台詞の重さとは裏腹に妙に聞き心地が良い。序盤のやり取りで、追われているフウカに対して物騒なのか親切なのかわからない態度を取るシーンは、台詞の意味より声のトーンで成立している。ああこのキャスティングは考えたな、と素直に思った。
一方、小野友樹のハーメルンと榎木淳弥のヘンゼルが揃って出てくる場面は、声優と夜あそびのMCコンビが共演しているという事実だけで少しおかしくなる。作品外の文脈を持ち込むのは邪道かもしれないが、知ってしまうと意識せずにはいられない。それでも二人の声の掛け合い自体はちゃんとキャラクターとして機能していて、変なおかしさとは別に「このシーン好きだな」という感想が生まれた。新垣樽助のカラミアは出番が少ないながら存在感があり、無口な側のキャラクターとして声の使い方が上手かった。
読んで見たくなったら——『OZMAFIA!!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- OZMAFIAの原作ゲームを知っていて、キャラクターへの愛着がある人
- 5分で完結する軽い乙女ゲーアニメを「気分転換に見たい」と思える人
- 興津和幸・小野友樹・榎木淳弥・新垣樽助のファンで、声を聞けるだけで満足できる人
- 童話×マフィアという世界観の組み合わせに素直にときめける人
合わない人
- 原作未プレイで「アニメだけでストーリーを理解したい」という期待を持っている人
- 乙女ゲー原作アニメに対して「男性キャラに感情移入するより物語を楽しみたい」派の人
- 短編アニメに対しても「ちゃんと世界観の説明がほしい」という人
次に見るなら
うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%は、乙女ゲー原作アニメとして「原作ファン向け販促」を超えて単体でも面白い水準まで仕上げた例として挙げておきたい。こちらは30分フルサイズなのでOZMAFIAとは別物だが、キャラクターと声で引っ張るスタイルを比較するには良い対比になる。
カーニヴァルは2013年の作品で、こちらもふわっとした世界観と豪華キャスト前提の作りをしている。OZMAFIA!!に近い「設定の全容より雰囲気を楽しむ」構造があるので、同じ感覚で見られるはず。ファンタジーと謎と組織の話が好きなら引っかかるものがある。
俺様ティーチャー(2012年)——これはちょっと毛色が違うが、乙女ゲーのコンセプトとは関係なく「キャラクターの佇まいで押し切る短編」という括りで見ると面白い比較になる。作品の「何を描こうとしているか」よりキャラクターの在り方だけで引っ張る作品を続けて見たいときに。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『OZMAFIA!!』はdアニメストアおよびU-NEXTで視聴可能です。短編形式でサクッと楽しめる作品ですので、隙間時間にまとめて一気見するのもおすすめです。乙女ゲーム原作のコメディアニメとして、両サービスのラインナップから手軽に視聴できます。
