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スレイヤーズぷれみあむ
| 放送年 | 2001年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Hal Film Maker |
リナとゴーリーは海辺の町アカッシに到着する。ここではタコが珍味だが、タコ肉には呪いがあり、食べた者はタコ語しか話せなくなる。アメリア、ゼルガディスとともに現れたキャラクターたちが呪いにかかる。タコたちは人間を排除するため魔族の力を借りる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
海辺の町アカッシを訪れたリナとゴーリーは、地元の珍味・タコを口にしてしまう。しかしそのタコ肉には古い呪いが込められており、食べた者はタコ語しか話せなくなるという恐ろしい副作用があった。合流したアメリアやゼルガディスも次々と呪いにかかるなか、タコたちは人間を排除するために魔族の力まで借りようとしていた。果たしてリナたちは呪いを解くことができるのか。みどころ・魅力
① タコ語しか話せない!?シリーズ随一のシュールな設定
おなじみのキャラクターたちがタコ語で叫び、魔法を詠唱しようとする姿は爆笑必至。本編では見られないコミカルな混乱劇が劇場版ならではの勢いで描かれており、スレイヤーズファンにとってはたまらない一品。② 25分に凝縮された濃密なスレイヤーズ体験
劇場版ならではの高クオリティな作画と、テンポよく畳み掛けるギャグ・アクションのバランスが絶妙。短い上映時間ながら起承転結がしっかりまとまっており、初見の方にも入りやすい完結した一本。③ リナ・インバース率いる仲間たちの掛け合いが最高潮
リナ、ゴーリー、アメリア、ゼルガディスという人気キャストが揃い踏み。それぞれのキャラクター個性が存分に発揮される掛け合いは、本編ファンにとって懐かしさと笑いが同時に込み上げる内容。キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | 佐藤順一 |
|---|---|
| 音楽 | 服部隆之 |
| 音響監督 | 佐藤順一 |
| ED | 林原めぐみ「Feel Well」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——「タコが喋れなくなる映画」という情報だけ持っていた
スレイヤーズという名前は知っていた。90年代ファンタジーアニメの代名詞みたいな扱いで、アニメ史の文脈で何度も出てくる。でも本編はほぼ未触。そういう状態で劇場版の一本として「ぷれみあむ」を見た。
最初の10分、タコを食べた人間がタコ語しか話せなくなるという設定が提示されたとき、「あ、これは真顔でやるタイプのギャグだ」とわかった。リナが堂々とタコを食って呪いにかかり、ガウリイも普通に食って同様の末路を辿る。キャラクターが全員、自業自得の呪いに次々と巻き込まれていく連鎖が、28分という尺にギュッと詰まっている。本編シリーズを知らなくても笑えるし、知っていたらおそらく笑いの解像度が3倍になる。そういう構造の作品だった。
「言葉が通じなくなること」をギャグにするために、全員に等しく呪いをかける話
この映画が面白いのは、呪いが「主人公だけ」にかからない点だ。リナ、ガウリイ、アメリア、ゼルガディスと、レギュラーメンバーが次々とタコ語に侵食されていく。コミュニケーションが崩壊していくにつれ、強大な魔法使いのはずのリナが「タコ語しか話せないせいで呪文が唱えられない」という状況に追い込まれる。これは単なるギャグ設定ではなく、スレイヤーズという作品の強さ——「どんな状況でもリナは突破する」——を逆方向から見せる仕掛けでもある。
タコたちが人間を排除するために魔族の力を借りる、という構図も地味に面白い。「タコが人間に喧嘩を売っている」という事実のスケールのなさと、それに魔族が加担しているスケールのアンバランスさが、この作品のトーンを一本で示している。重厚な世界観と馬鹿馬鹿しいほど小さな発端の組み合わせを、28分で成立させている。
林原めぐみがタコ語でリナを演じるシーンは、声優としての技術と遊び心を同時に要求される。ゼロスを演じる石田彰はいつも通りのなめらかさで飄々としているのに、周囲だけがカオスというバランスが絶妙で、この役のために存在しているようなキャラクターだと感じた。
スレイヤーズという作品全体を知らない自分でも「このキャラクターたちは長い付き合いなんだろうな」と感じさせる関係性の密度があって、28分の短編映画としての完成度は高い。本編への導線というより、ファンへの小品という立ち位置で見るべき作品だ。
特に刺さったシーン
ゼルガディスが呪いにかかったシーンが思いのほか効いた。クールを装っているキャラクターが「タコ語しか話せない」という状況に置かれたとき、緑川光の演技がその「取り繕おうとしているが取り繕えていない」感をきっちり拾っていて、笑いと愛おしさが同時に来た。真面目なキャラクターほどギャグに落としたときの落差が大きい、という法則を改めて確認した。
松本保典のガウリイは、呪いにかかる前から若干おっとりしているキャラクターなので、タコ語になってもあまり変わらないように見えるところも笑いどころで、「このキャラはこういう人なんだな」という納得感がセリフ一言で伝わってくる。28分でキャラクターの輪郭をここまで伝えられるのは、積み重ねてきた本編があるからこそだが、それを初見でも感じ取れる密度になっていた。
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この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- スレイヤーズ本編を通っていて、キャラクターへの愛着がある人
- 90年代ファンタジーアニメのノリ——軽いテンポ、強引な解決、コメディ優先——が肌に合う人
- 林原めぐみ・石田彰・緑川光の掛け合いを単純に聞きたい人
- 28分という短さに気軽に手を出せる人
合わない人
- スレイヤーズ未履修で、キャラクターとの関係なしに楽しもうとしている人(門戸は開いているが、笑いの半分は関係性由来)
- ストーリーの起伏や感情的な重さを求めている人(この映画はそれを一切提供しない)
- 90年代のギャグテンポが今の感覚と合わない人
次に見るなら
この映画が入り口になるなら、まずスレイヤーズ(TVシリーズ第1期)に戻るのが正道だ。リナ・インバースというキャラクターが何者か、ガウリイとの関係がどう始まったかを知ると、「ぷれみあむ」の笑いが倍になる。26話あるが、1話のテンポが速いので意外と駆け抜けられる。
同時代の雰囲気を別作品で味わうなら魔術士オーフェンが近い。90年代後半の角川系ファンタジーライトノベル原作、主人公が嫌みと強さを兼ね備えているタイプ、という構造がよく似ている。こちらは若干シリアス寄りだが、スレイヤーズと同じ時代の空気を持っている。
「キャラクター全員が状況に振り回されるコメディ」という軸なら無責任艦長タイラーも面白い。主人公の無責任さが周囲のカオスを引き起こし続ける構造が、タコ呪いが連鎖していくぷれみあむのノリと根っこが近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『スレイヤーズぷれみあむ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。スマートフォンやパソコンからすぐに視聴できる環境が整っていますので、懐かしのスレイヤーズワールドをいつでもお楽しみいただけます。どのサービスも無料トライアルを利用すれば、まずは気軽に試してみることができます。












