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OVA アズールレーン Queen’s Orders
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Yostar Pictures |
アズールレーン5周年イベントで発表されたスピンオフ漫画「アズールレーン クイーンズオーダーズ」のOVA化作品。
作品概要・あらすじ
あらすじ
アズールレーンの5周年を記念して発表されたスピンオフ漫画「アズールレーン クイーンズオーダーズ」を原作としたOVA作品。クイーン・エリザベスとウォースパイトを中心に、個性豊かな艦船キャラクターたちが織りなすドタバタな日常が描かれる。シリアスな戦闘とは一線を画したコメディ全開の作風で、ゲームとはひと味違うキャラクターの素顔が楽しめる。
みどころ・魅力
① クイーン・エリザベスの”女王様”ぶりが炸裂するコメディ
普段は威厳あふれるクイーン・エリザベスが、日常のちょっとしたシーンで本領発揮。高飛車なセリフと天然なズレが笑いを生む。ゲームでは見られない素のキャラクター像が堪能できる点が最大の魅力だ。
② ゲームファン歓喜のキャラクター総出演
アズールレーンの人気艦船キャラクターが多数登場し、それぞれの個性が存分に活かされたエピソードが展開される。ゲームをプレイ済みのファンほど「あのキャラがこんなことを!」と楽しめる仕掛けが随所に散りばめられている。
③ 5周年記念にふさわしい豪華スタッフによるアニメーション
記念作品として制作されただけあり、クオリティの高い作画とテンポよく展開するコメディ演出が光る。原作漫画の雰囲気を忠実に再現しつつ、アニメならではの動きと声優陣の熱演が作品に生命を吹き込んでいる。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 山下由 |
|---|---|
| 原作 | 涼村千夏 |
| キャラクターデザイン | 柳沢まさひで、平田雄三、ソンソンヨン、新村香奈 |
| 音楽 | 堀田大介 |
| 美術監督 | 田山修 |
| 音響監督 | 堀田大介 |
| OP | エリザベス女王「Bloomin’」 |
| ED | エリザベス女王「いつでもティーパーティ!」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
アズレンのOVAが出ていたのを、正直なところ全然知らなかった。5周年記念のスピンオフ漫画のアニメ化と聞いて、「ああ、あのお祭り枠か」と思いながら再生したのが始まりだ。クイーンズオーダーズというタイトル通り、クイーン・エリザベスが主軸のコメディ寄り作品。本編TVシリーズ(海戦×美少女×陣営抗争)とは完全に切り離された番外編として作られていて、シリーズ既存ファン向けの「ご褒美枠」という位置づけが強い。TVシリーズを知らずにこれだけ見てもキャラは把握できないが、逆にゲームをプレイしてきたプレイヤーには刺さりが違う構造になっている。最初の数分で「あ、これはお祭り枠だ。肩の力を抜いて見ていい」と分かって、それが正解だった。
誰も従わない「命令」と、それでも成立するロイヤルな威厳の話
クイーン・エリザベスが令を下す。誰も素直に従わない。でも不思議と場は収まっている——この作品が一貫してやっていることは、実はそれだけだ。
コメディ作品として見ると「権威がすべった笑い」なのだが、2回目以降で気づくのは、エリザベスの命令が的外れなわけではないということ。彼女が言っていることは正しい。ただ、周りのキャラクターたちがそれぞれの事情と個性で動きすぎているせいで、命令が「場の流れ」に追い抜かれてしまう。上坂すみれの演じるエリザベスは、そこで怒鳴るでも嘆くでもなく、独特のテンションで「まあよい」的な着地をする。この「折れていないのに負けている」という絶妙なラインが、キャラの威厳を保ちながらもギャグとして成立させている核だと思う。
ゲーム原作の艦船擬人化ものは、シリアスな陣営抗争や感情ドラマを主軸にしがちで、アズレンのTVシリーズもその路線だった。このOVAが面白いのは、同じキャラクターたちを「日常の中に放り込んだとき何が起きるか」を実験台にしているところだ。ウォースパイト(上坂すみれ、二役)との掛け合いでは、お嬢様的な威圧と庶民的なリアクションの落差が毎回丁寧に設計されていて、「このキャラでこの展開か」という快感がある。
コメディの構造として、これは「ボケが威厳を持ってツッコまれ続ける話」ではなく「ツッコミ役が威厳を保ったまま機能不全に陥る話」だ。その微妙な差が、ギャグ作品としての品質を底上げしている。単なる日常系コメディではなく、キャラクターの「設定の重さ」をギャグの燃料に使う、原作ゲームを知っている人間向けの精巧な笑いがある。
特に刺さったシーン
終盤、エリザベスが何らかのイベント(あるいはお茶会的なもの)を仕切ろうとして、ジャン・バールとリシュリューが独自解釈で動き始めるくだり。井上麻里奈が二役でジャン・バールとリシュリューを演じているのだが、声のトーンと性格の使い分けが地味にすごくて、「同じ声優でこんなに違う」と聞き比べたくて2回目の視聴が始まってしまった。片方は軽くて抜けていて、もう片方はどこか理知的で、その対比がそのままコメディの構造を作っている。
もう一つ、リットリオの存在感。伊藤静のボイスで登場するたびに、周囲のテンションとわずかにずれた間があって、それがオチの助走になっている回がある。計算なのか天然なのか判別させない演技設計で、地味にリピート鑑賞の動機になった。コメディのテンポは声優の「間」で8割が決まると思っているので、この枠の配役は正解だったと思う。
読んで見たくなったら——『OVA アズールレーン Queen’s Orders』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- アズールレーンのゲームまたはTVアニメを履修済みで、キャラクターへの解像度がある人
- 「権威あるキャラが日常でズレていく」系のコメディが好きな人
- 上坂すみれ・井上麻里奈の演じ分けに耳が反応する声優ファン
- 重いストーリーを求めず、20分前後で完結する軽い笑いを欲しているとき
- スピンオフ漫画「クイーンズオーダーズ」を読んでいて映像で見たかった人
合わない人
- アズールレーン未履修で、キャラクターの背景を知らない状態で見る人
- TVシリーズのような陣営抗争・戦闘描写・シリアスな感情ドラマを期待している人
- 一話完結でない可能性のある短編構成に消化不良を感じるタイプ
- ゲーム原作の擬人化コメディという前提自体に乗れない人
次に見るなら
艦隊これくしょん -艦これ-(2015年TVアニメ)は艦船擬人化ジャンルの比較対象として押さえておくと、アズレン系の作品をより相対化して楽しめる。こちらはシリアス寄りの構成なので、クイーンズオーダーズのコメディ全振りな空気感との落差が面白い。
このすば(この素晴らしい世界に祝福を!)は「威厳があるはずのキャラが日常でひたすらズレる」という構造を洗練させた作品で、クイーンズオーダーズのギャグテンポが好きなら確実に刺さる。アクアとエリザベスに通じるものがある。
うまよん(ウマ娘 プリティーダービー Season 1のショートアニメ枠)は、競走馬擬人化というゲーム原作の設定を日常コメディに落とし込む方法論が近い。短尺・番外編・キャラの設定をギャグ燃料にする構造として参照点になる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「OVA アズールレーン Queen’s Orders」は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。複数のサービスに対応しているため、すでに契約中のサービスからすぐに視聴を始められます。アズールレーンファンはもちろん、コメディアニメが好きな方にもおすすめの作品です。
よくある質問
まとめ
「OVA アズールレーン Queen’s Orders」は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。複数のサービスに対応しているため、すでに契約中のサービスからすぐに視聴を始められます。アズールレーンファンはもちろん、コメディアニメが好きな方にもおすすめの作品です。





