※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

艦隊これくしょん -艦これ-
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | diomedéa |
人類が「深海棲艦」に海を支配された世界。日本の軍艦の精神を持つ少女「艦娘」だけが対抗できる。駆逐艦フブキは、他の艦娘たちと訓練するため鎮守府基地にやってくる。彼女たちの物語が今、幕を開ける。
作品概要・あらすじ
あらすじ
深海の脅威「深海棲艦」に制海権を奪われた世界。人類はかつての艦船の魂を宿した少女たち「艦娘(かんむす)」を擁する鎮守府を拠点に、海の奪還を目指していた。着任したばかりの駆逐艦・吹雪は、個性豊かな艦娘たちとともに日々訓練に励む。ぶきっちょながらも懸命に成長しようとする吹雪と仲間たちの絆、そして深海棲艦との戦いが幕を開ける。
みどころ・魅力
① 実在した艦船へのオマージュと個性豊かなキャラクター
吹雪・金剛・加賀など実在した日本艦船をモデルにした艦娘たちは、それぞれの艦の特性や歴史を反映した個性を持つ。ゲーム版のファンはもちろん、初見の視聴者でも各キャラクターのユニークな言動や関係性に引き込まれる。艦の「らしさ」を大切にしたキャラクター設計が見どころの一つだ。
② バトルと日常が織りなすメリハリのある展開
深海棲艦との緊張感ある海上戦闘シーンと、鎮守府での日常・グルメ・訓練シーンが交互に描かれ、テンポよく楽しめる構成になっている。戦闘では艤装(ぎそう)を展開した艦娘たちが洋上を滑走する独特のビジュアルが印象的で、アクションとして見応えがある。
③ 主人公・吹雪の成長物語としての普遍的な魅力
平均的な能力しか持たない「ふつう」の駆逐艦として着任した吹雪が、仲間との絆を深めながら少しずつ成長していく王道の物語は、ジャンルを問わず共感を呼ぶ。艦これを知らない視聴者でも「新人奮闘記」として楽しめるストーリーラインが軸になっている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 草川啓造 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 花田十輝 |
| 原作 | 田中謙介 |
| キャラクターデザイン | 井出直美、松本麻友子 |
| 美術監督 | 高橋麻穂 |
| OP | AKINO with bless4「海色」 |
| ED | AKINO with bless4「海色」 |
| ED | Shiena Nishizawa: 西沢椎菜「吹雪」 |
| ED | Akagi, Kaga, Zuikaku, Kongou, Shimakaze, Fubuki「Let’s not say “good-bye”」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
2015年冬、ゲームは当時それなりにやっていた。大淀や加賀がどういうキャラかも知っていたし、金剛の「ハーイ!」もテキストで読んでいた。だからアニメ化の報を聞いたときは「まあ、見るか」くらいのテンションで、特別な期待も不安もなかった。
最初に見たとき正直に言うと、「吹雪を主人公にするのか」と思った。ゲームで吹雪を特別視していたプレイヤーはそれほど多くないはずで、そこに据えた判断に少し首をかしげた。2回目に見直したときに気づいたのは、吹雪を選んだことがむしろ正直な作りだったということ——何者でもない新入りの視点で鎮守府という世界に入っていく、観客への入り口として機能している。ただ、その入り口が機能しているかどうかは、また別の話だ。
「戦争ごっこ」と「戦争」のあいだで宙吊りにされた作品
艦これアニメが抱えていた問題は、ゲームの構造をそのままドラマに持ち込もうとしたことだと思う。ゲームは「キャラクターとの関係を育てる」フォーマットとして機能していた。プレイヤーが提督として艦娘を選び、出撃させ、傷ついた彼女たちを修理する。そこには所有感と保護欲が混ざった独特の感情があって、それがゲームを支えていた。
アニメはその感情を再現しようとしたが、ドラマには提督=プレイヤーという等号が成立しない。画面の中の提督は「顔が見えない誰か」として処理され、艦娘たちは視聴者との直接的な紐帯を失った。結果として、彼女たちが戦う理由が宙に浮いてしまった。
もうひとつ、この作品がどう転んでも避けられなかった問題がある。艦娘たちは日本海軍の艦艇をモチーフにしている。彼女たちが沈むとき、それは単なるキャラクターの死ではなく、実際に海底に沈んだ艦と乗組員の記憶に触れる。そこを真剣に掘り下げるか、あるいはゲームのようにエンタメとして割り切るか——アニメはその判断を最後まで保留したように見える。序盤は日常系の空気で進み、終盤になって急にシリアスな展開が押し込まれる。その落差が「微妙」という評価の正体だと思う。
ゲームをやっていた人間として言えば、ゲームで感じていたあの独特の緊張感——大切なキャラを喪う恐怖——をアニメが再現できていたとは言いがたい。むしろゲームの方が「戦争と喪失」を肌で感じさせる設計になっていた、という皮肉な逆転がある。
特に刺さったシーン
金剛が出てくる場面は毎回引き締まる。東山奈央の演技がキャラクターの陽性なエネルギーをそのまま乗せていて、テキストで読んでいた「ハーイ!」が声を得た瞬間の納得感は本物だった。榛名も同じく東山奈央が担当しているが、金剛と声色を微妙に変えていて、そこに気づいたのは2回目だった。
加賀の寡黙さをどう声にするかという問題を、井口裕香は抑制で解いていた。饒舌に演じないことでキャラクターの重さが出ていて、序盤の吹雪への冷たい視線が終盤になって意味を変えてくる——その変化の芝居が地味に効いている。
大淀役の川澄綾子は、艦これというコンテンツに対してどこか客観的な目線を持ったキャラクターとして機能しており、混乱した終盤の展開を辛うじて繋ぎ止めていた。ベテランの安定感というより、役の構造上そういう立ち位置にしかなれなかった、という感じもするが。
読んで見たくなったら——『艦隊これくしょん -艦これ-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ゲームを遊んでいて、好きなキャラが動いて喋るだけで十分という人
- 2015年当時リアルタイムで見ていて、当時の熱量込みで思い出したい人
- 東山奈央・佐倉綾音・川澄綾子あたりの声優が好きで、演技目的で見られる人
合わない人
- ゲーム未プレイで、キャラへの事前の愛着がない人(キャラが多すぎて整理できないまま終わる)
- 日常パートとシリアスパートのバランスを重視する人(終盤の急展開は唐突に感じる)
- 「戦争もの」として見ようとしている人(その深度には達していない)
- 長門に期待している人——佐倉綾音が演じているにもかかわらず、出番と見せ場が少ない
次に見るなら
ストライクウィッチーズ(2008年)——架空の兵器と少女を組み合わせた先駆け。艦これと同じく「軍事×美少女」フォーマットだが、シリーズを重ねるごとにキャラクターへの解像度が上がっていく。日常と戦闘のバランスの取り方が参考になる。
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-(2013年)——こちらも艦艇を擬人化した作品で、「深海棲艦」に近い概念の敵と戦う構造がある。CGアニメという制約がある中で、キャラクターの感情の変化をきちんと描いていて、艦これアニメと見比べると「何が違うか」が見えてくる。
この世界の片隅に(2016年映画)——艦これが触れることをためらった「戦争と日常の地続き感」を真正面から描いた作品。艦これを見たあとにこれを見ると、同じ時代・同じ艦艇を扱う別の切り口として胸に刺さる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「艦隊これくしょん -艦これ-」は現在、dアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。どちらも月額サービスで、手軽にまとめて視聴できます。ゲームを知らない方でも楽しめる内容なので、この機会にぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「艦隊これくしょん -艦これ-」は現在、dアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。どちらも月額サービスで、手軽にまとめて視聴できます。ゲームを知らない方でも楽しめる内容なので、この機会にぜひチェックしてみてください。

