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ビッグオーダー
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 10話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Asread |
10年前、妖精のデイジーが星宮英二という少年に、たった一つの願いが何かと尋ねた。彼の願いは謎のままだが、その結果は壊滅的だった。「大破壊」と呼ばれる事件で、世界は崩壊し、無数の人々が死亡した。現在、英二は高校生になり、病気の妹の世話が唯一の関心事である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
10年前、妖精のデイジーに「たった一つの願い」を叶えてもらった少年・星宮英二。その願いは「大破壊」と呼ばれる世界規模の惨事を引き起こし、多くの命が失われた。それから10年、英二は病気の妹を守ることだけを生きがいに高校生活を送っていた。しかし彼の「オーダー」の力を狙う者たちが現れ、英二は再び争乱の中心へと引きずり込まれていく。みどころ・魅力
① 「願い」が武器になるバトルシステムの爽快感
各キャラクターが「オーダー」と呼ばれる超常能力を持ち、その願いの内容がそのまま戦闘スタイルに直結する独自の設定が光る。能力バトルアニメの醍醐味を凝縮した展開が続き、先の読めない能力同士の激突が見どころとなっている。② 『未来日記』作者による因果と罪のドラマ
榎木ゆきの原作を手がけた作者による作品らしく、主人公が抱える「自分の願いが世界を壊した」という重い原罪がドラマの核となっている。贖罪と使命の間で揺れる英二の葛藤が、バトル展開に深みを与えている。③ 個性的なキャラクターたちの思惑が交錯するストーリー
英二に敵意をむき出しにする少女や、それぞれの「オーダー」と野望を持つ勢力が次々と登場。単純な善悪では割り切れない各キャラクターの動機が絡み合い、話が進むにつれて関係性が大きく変化していく。キャスト・声優一覧








スタッフ
| 監督 | 鎌仲史陽 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高山カツヒコ |
| キャラクターデザイン | 小島智加 |
| 音楽 | エバン・コール |
| 美術監督 | 青山直樹 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| OP | 妖精帝國 「DISORDER」 |
| ED | 畑亜貴「Order Hatsudou!」 |
| ED | 秦明子「毀レ世カイ終ワレ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ミライニッキの人の新作、途中から崩壊するらしい」——そういう噂だけが耳に入っていて、ずっと後回しにしていた作品だ。崩壊するって聞いたら見る気が削がれるかと思いきや、逆に「どう崩壊するのか」が気になって手を出した。そういう見方、よくない。よくないけど止められない。
1話を見た瞬間の感想は「あ、これミライニッキだ」だった。褒めてる。10年前に少年が世界を壊した、妹を守ることだけが生きがい、謎の妖精——全部が「あの作家の引き出し」を開けた音がした。森田成一の声が主人公に乗ると、ちゃんと「背負いすぎてる男の子」になる。2回目を見たとき気づいたのは、序盤の密度が意外に高いということ。崩壊する前の助走として読むと、また違う景色がある。
「願いを叶えた」少年が、誰よりも呪われているという話
この作品を単純なバトルものとして見ると、たぶん途中でしんどくなる。でも「願い」にまつわる物語として見ると、妙に刺さるものがある。
主人公・星宮エイジは10年前、妖精デイジーに「たった一つの願い」を叶えてもらった。その結果が大破壊——無数の死者。本人は願いの中身すら明確に覚えていない(あるいは、覚えていられない)。それでも世界はエイジを「壊した側」として断罪する。
ここが面白いところで、ミライニッキの雪輝もそうだったけど、この作家の主人公は「力を持ってしまったせいで追い詰められていく」タイプだ。望んだわけでもない力、望んだかもしれない願い、でもその結果には絶対に責任を取らされる。それが高校生という器に収まっている。
「妹を守りたい」という動機も、純粋に見えて歪んでいる。世界を壊してでも守りたい、という感情は、守る対象への愛なのか、自分の罪悪感を軽減したいだけなのか、境界が曖昧なまま走り続ける。三上枝織が演じる役どころが、その「守られる側」の視点を時おり揺さぶる構造になっているのが、序盤の設計として利いている。
崩壊すると言われる後半も、ある意味では「願いが制御を失う」という作品テーマと無縁ではない。意図的かどうかはわからないけど。
特に刺さったシーン
序盤、エイジが自分の「オーダー(超常能力)」の全容を把握していく場面の森田成一の芝居が、じわじわくる。大仰に叫ぶのではなく、理解するたびに声が少しずつ平坦になっていく感じ。「あ、この人、怖いのをひた隠しにしてる」と読める演技だ。
久野美咲の役は、一見して「添え物的なポジション」に見えながら、ここぞという瞬間に感情の針が振り切れる。そのギャップが画面を一瞬引き締める。ああいう「普段は静かで突然爆発する」タイプの演技、好きなんですよ。
終盤の展開は賛否あると思うけど、スケールを大きくしようとして制御が効かなくなっていく感覚は、見ていて「あ、作ってる人たちがいちばん楽しんでるやつだ」という空気がある。それを冷静に受け取れるか、置いていかれると感じるかで評価が割れる。
読んで見たくなったら——『ビッグオーダー』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 未来日記が好きで、あの作家のクセを許容できる人
- 「主人公が追い詰められながらも力で押し切る」系のバトルが好きな人
- 後半が崩れるのを「カオスエンタメ」として楽しめる人
- 森田成一・三上枝織の演技をがっつり浴びたい人
合わない人
- 設定の整合性を最後まで追いたい人(途中で脱線する)
- 丁寧な世界観構築を求めている人
- 後半に失速しても「序盤が良かったから」で帳消しにできない人
- 「世界を巻き込む規模感」の割に話の器が小さいと感じやすい人
次に見るなら
未来日記——同じ作家の前作。デイジーとムルムルという「謎の妖精が運命を操る」構図の原点。こっちのほうが完成度は高いと言われているが、ビッグオーダーを先に見た人が戻ると「あ、同じ引き出しだ」と気づく発見がある。
デート・ア・ライブ——「超常能力を持つ存在と戦いながら、日常を守ろうとする高校生」という構図が近い。こちらはもう少しコメディ成分が多めで、バランスの取り方が違う。似たジャンルを比べたいときの参照点として機能する。
コードギアス 反逆のルルーシュ——「力を持ってしまった少年が、それを使いながら追い詰められていく」というテーマの、より完成したバージョン。ビッグオーダーで「これをもっと丁寧にやってほしかった」と感じた人が次に見ると、ちょうどいい着地になるかもしれない。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ビッグオーダー』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。いずれも見放題プランで視聴可能なため、各サービスに加入中であればすぐに全話楽しめます。無料トライアルを活用すれば初回視聴も気軽に試せます。
