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えとたま~猫客万来~
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Shirogumi |
長く続いた猫とネズミの戦いが終わり、皆は平和に暮らしていた。ある日、十二支の娘ナ-タンが現れ、十二支を困惑させる。一方、チュ-タンも現れ、迫りくる災難を警告する。「封印が…破られた」と。何かの大きな危機が訪れようとしている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
長きにわたって続いた猫とネズミの争いがついに幕を閉じ、十二支たちは平穏な日々を取り戻していた。そんなある日、自由奔放な娘・ナ-タンが十二支の前に突如現れ、場を大いに騒がせる。さらにチュ-タンも姿を見せ、「封印が…破られた」と不穏な警告を残す。静かだったはずの日常に再び暗雲が立ち込め、十二支たちは新たな大きな危機へと巻き込まれていく。みどころ・魅力
① 個性豊かな十二支キャラクターたちのにぎやかなアンサンブル
干支をモチーフにした個性派キャラクターたちが勢ぞろい。それぞれが異なる性格や能力を持ち、騒動を巻き起こしながら繰り広げる掛け合いは見ていて飽きない。ファンタジー世界観の中でのコミカルなやり取りがテンポよく描かれており、キャラクター同士の関係性も楽しみどころのひとつ。② 新キャラ・ナ-タン登場が巻き起こす波乱の展開
謎めいた娘・ナ-タンの登場によって、十二支たちの平和な日常が一気に揺らぎ始める。彼女がもたらす混乱と、迫りくる封印の脅威が絡み合い、物語に緊張感とスピード感を生み出している。コメディタッチでありながら、要所でシリアスな展開も差し込まれるバランスが魅力。③ アクション・コメディ・ファンタジーが融合した軽快な世界観
ハイテンポなアクションシーンとコメディ描写が自然に共存しており、笑いながら熱い展開も楽しめる作りになっている。ファンタジー色豊かなビジュアルと、ポップでテンション高めの演出が合わさって、ONA作品としてテンポよく視聴できる点も嬉しいポイント。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 追崎史敏 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 三重野瞳 |
| 原作 | 吠士隆 |
| 原案キャラデザ | 渡辺明夫、キューピーフラッパー |
| キャラクターデザイン | 小池智史、高橋麻実 |
| 音楽 | 菊地梓 |
| 音響監督 | 追崎史敏 |
| OP | 鈴木愛奈「えとにゃんらん」 |
| ED | にゃーたん「blue moment にゃ~たん&なぁ~たんバージョン」 |
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感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルに「えとたま」とあって、前作を知っている身としては条件反射で再生ボタンを押した。にゃ~たんと十二支の女の子たちがわちゃわちゃやる作品、という記憶があったので、続き系なら雰囲気くらいは掴めるだろうと。「猫客万来」というタイトルの語呂の良さも悪くない。千客万来をネコで読み替えるセンス、嫌いじゃない。
ところが序盤から「封印が……破られた」というセリフが出てきて、思ったよりシリアスな入り方をする。ONA作品にしては画面がスッキリしていて、前作から時間が経ったぶん制作の手が落ち着いた感じがする。2回目に見たとき気づいたのは、平和になったはずの世界に漂う微妙なよそよそしさで、あの空気感は一周見てからでないとわからない構造になっている。
「戦いが終わったあと」に何が残るか——停戦と空白の話
この作品が描いているのは、戦争の話ではなく「戦争が終わったあとの話」だと思う。猫とネズミの長い対立に決着がついて、十二支たちは平和な日常を取り戻した。でもそれって本当に「解決」なのか、という問いがじわじわと浮かび上がってくる。
ナ-タンという新顔が現れて十二支を揺さぶるシーンは、単純に「新キャラ登場で波乱」という展開ではない。平和な状態というのは均衡であって、その均衡はいつでも誰かの登場によって崩れうる。封印が破られたというチュ~たんの警告は、「終わった」と思っていたものが実は終わっていなかったという不穏さを丁寧に積み上げるための台詞だ。
面白いのは、にゃ~たん(村川梨衣)が担う立ち位置の変化だ。前作で猫は十二支から弾かれ続けた存在だったはずなのに、今作では「猫客万来」とタイトルに据えられている。歓迎されていなかった者が、いつの間にかその場の中心になっている——という構造は、コメディの皮を被ったまま割と真剣なテーマを扱っている。居場所を得ることと、その居場所が本物かどうかを確かめることは別の話だ、という。
大原さやか演じるチュ~たんが要所で物語を引き締める。ほどよく落ち着いた声の重心が、浮ついたコメディパートとシリアスな警告シーンを繋ぐ接着剤になっていて、大原さやかじゃないとこのバランスは出せなかっただろうと思う場面がいくつかある。
十二支というフォーマットは「決まった枠の中でしか生きられない」という制約の象徴でもある。その枠が揺らぐとき、キャラクターたちは何を選ぶか。この作品はその問いを、わりとにぎやかに、でも真面目に投げ続けている。
特に刺さったシーン
チュ~たんが「封印が……破られた」と告げる場面。台詞自体は定番の不穏フラグなのだが、大原さやかの声の「ため」が絶妙で、そこだけ空気が変わる。普段のコメディ調とのギャップが意図的に設計されていると感じるのは、直前のシーンがわざとらしいくらい軽いトーンで構成されているからで、2回目に見るとその落差がもっと際立って見える。
あとは下野紘演じる天戸タケルが十二支の娘たちに振り回されるくだり。下野紘のどこか抜けた感じの声質は、こういう「状況に置いていかれる男」役にはまるときは本当にはまる。むしろ感情を前に出すシーンより、戸惑いながら状況を受け入れていく静かなリアクションのほうが好みで、そういう演技をさりげなく入れてくるところに積み上げてきたキャリアの厚みを感じる。
生天目仁美のシャアたんは、登場時の声のトーンとビジュアルのギャップが面白い。もっとシリアスな立ち位置かと思ったら予想外の方向に転がっていって、そこで笑えるのはキャスティングの妙だと思う。
読んで見たくなったら——『えとたま~猫客万来~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- えとたま前作を見ていて、あの世界観にまだ愛着がある人
- 村川梨衣・下野紘・大原さやかの声を聞くだけで得をした気分になれる人
- コメディとシリアスが混在する作品を構造ごと楽しめる人
- 十二支・干支という設定のユニークさに純粋に興味が持てる人
- 30分以内でさっと見られるONA作品を探している人
合わない人
- 前作未見でいきなり見てもキャラ関係の前提が掴みにくい
- シリアスな展開を期待すると肩透かしを食らう可能性がある
- 萌えキャラ主体の作品フォーマット自体が合わない人
- 世界観の説明が丁寧に行われることを期待している人
次に見るなら
十二支や干支の設定が面白かったなら、まず前作のえとたまに戻るのが筋だ。にゃ~たんと十二支の関係性がどこから来ているのかを改めて確認すると、今作の設定が腑に落ちる部分が増える。コメディとバトルのバランス感も今作より前作のほうがわかりやすく整理されている。
同じく「日常に非日常が混入してくる」系のコメディとして這いよれ!ニャル子さんも近い肌触りがある。神話的な存在が擬人化されて日常に紛れ込む構図は共通していて、こちらはさらにメタネタとオタクギャグが濃い。声優陣のテンションで押し切る快感がある。
シリアスとコメディの振れ幅をもう少し広めに取った作品が見たいならこの素晴らしい世界に祝福を!あたりが橋渡しになる。異世界の設定をギャグとして消費しながら、キャラクターへの愛着は真面目に育てていく構造で、えとたま系が好きな人には受け入れやすい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『えとたま~猫客万来~』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluにて配信中です。複数の主要サービスで視聴できるため、すでに加入しているサービスからすぐに楽しめます。気軽に視聴できるONA作品ですので、隙間時間のアニメ鑑賞にもぴったりです。

