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REIDEEN
| 放送年 | 2007年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | Production I.G |
数学の才能を持つ高校生・才賀の日常が変わる。行方不明だった考古学者である父親の遺骨が発見された。遺骨とともに、三角形の山の近くで家族が確認すべき遺品と研究ノートが残されていた。才賀はこの謎を解き明かすため、父親の痕跡を追うことになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
数学の天才として知られる高校生・才賀純貴は、考古学者だった父・宗一郎が行方不明から一転、遺骨として発見されたことで平穏な日常が一変する。遺骨とともに残された研究ノートと謎めいた遺品を手がかりに父の足跡を追う才賀の前に、突如として古代の敵「埴輪幻人」が出現。彼はその脅威に対抗するため、父の研究が導いた古代超兵器「REIDEEN」のパイロットとして覚醒していく。父の謎と古代文明の秘密が交差する、SF本格メカアクション。みどころ・魅力
① 「数学の天才」という異色の主人公設定
熱血や偶然ではなく、数学的センスがREIDEENとの共鳴に関わるという設定が独特。感情に頼らず論理で戦局を読む主人公の姿は従来のメカものとは一線を画し、知的な謎解き要素をストーリーに持ち込んでいる。父の残した研究ノートを読み解く過程も見応えがある。② 古代文明とメカが融合した重厚なSF世界観
REIDEEN自体が現代技術ではなく古代文明の産物という設定により、戦闘シーン以上に「文明の謎」が物語の軸となっている。父親の失踪という家族ドラマと、人類規模の古代的脅威がリンクする構成が重層的で、SF好きにも刺さる作り込みがされている。③ Production I.Gによる映像クオリティ
制作はProduction I.G。メカのディテール表現や戦闘の迫力はもちろん、日常シーンの繊細な作画も水準が高い。2007年放映ながら現在見ても古さを感じさせないビジュアルクオリティが維持されており、初見でも映像面で引き込まれる完成度を持つ。キャスト・声優一覧














スタッフ
| 監督 | 本郷みつる |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横谷昌宏 |
| キャラクターデザイン | 齋藤卓也 |
| 音楽 | 池頼広 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| OP | 伴都美子「manacles」 |
| ED | 中村アタル「駆け足の生き様」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、「リアルロボット系っぽい雰囲気があるらしい」という前情報だけで手を伸ばした。2007年という年代もあって、00年代中期の空気——あのゴテゴテしすぎず、でも熱量はある感じ——を期待していた。最初のエピソードを見終えたとき、思ったより静かな始まり方をする作品だと気づく。父親の遺骨という、わりと重い現実から物語が動き出すのに、そこに叫び声も爆発もない。2回目に見直したとき、この静けさが意図的な設計だったとわかった。
父親の「残したもの」を継ぐことの、重さと理不尽
REIDEENという作品を「メカが戦う話」として見るとたぶん途中で疲れる。この作品の核にあるのは、父親から何かを「受け取ってしまった」少年の話だと思う。才賀は自分で選んでいない。父の遺骨が見つかった、研究ノートが残されていた、三角形の山がある——そういう事実の連鎖の中に引きずり込まれるように巻き込まれていく。
現代のリアルロボット系が好む「主人公がパイロットとして選ばれる理由の説明」を、この作品はすごく遠回りなやり方で提示する。父親の存在が謎のまま物語の後ろに控え続けているせいで、才賀の戦いには「なぜ俺が」という問いが常にまとわりついている。これを鬱陶しいと感じるか、リアルだと感じるかで評価が分かれる気がする。
三木眞一郎が演じる前田崎太郎というキャラクターの声のトーンが、この問いをうまく体現している。芯があるけど余裕がない、という感じの演技で、才賀という人物の「選ばれた戸惑い」がそのまま声に乗っている。355本の出演作を誇るキャリアの中でも、こういう「主人公の迷いを内側から支える」声の使い方は特徴的だ。また、藤原啓治が演じる寺崎宗次のキャラクターは、物語の全体的な重心を決定している存在で、声の重さが場面全体の空気を変える瞬間が何度かある。
特に刺さったシーン
終盤にかけて、才賀が父親の研究ノートの意味を読み解くくだりは、作品の中でいちばん静かで、いちばん重い場面だと思う。メカ戦闘のない場面なのに、見ていてじわじわとした圧力がある。千葉紗子が演じる碧乃玲がその場面で見せる表情の変化——声だけで、それが伝わってくる——は、何回見ても同じ場所で止まってしまう。千葉紗子の声というのは感情の「一歩手前」を表現するのがうまくて、泣く前の息のつまり方みたいなものが毎回ちゃんとそこにある。本田貴子が演じる星川花も、物語の中で繰り返し登場するたびに声のトーンが微妙に変化していて、セリフ以外の情報量が多い。
読んで見たくなったら——『REIDEEN』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 00年代のメカアニメを一通り見ていて、「もう少し静かな熱量の作品」を探している人
- 父親・家族との関係性をテーマにした物語に引っかかりを感じるタイプ
- 三木眞一郎や藤原啓治の演技を声だけで追いかけられる人
- ロボットが戦う理由を、パイロット側の内面から読み解くのが好きな人
合わない人
- テンポの速い戦闘アクションを主目的に見る人
- 謎の回収が早い作品を好む人(この作品、引っ張り方が長い)
- 2007年の作画クオリティに馴染みがなく、現代のレベルを基準にしている人
- 「選ばれた主人公」が迷わずに戦う話が見たい人
次に見るなら
REIDEENの「引きずり込まれるように戦いに巻き込まれる主人公」という構造に共鳴したなら、蒼穹のファフナーは外せない。離島という閉鎖空間と家族の秘密が絡み合う構造が似ていて、こちらは感情の密度がさらに高い。
もう少し重厚なリアルロボット路線が欲しいならガサラキ。日本の歴史・民俗と絡めたSFメカという点でREIDEENと通じるものがあり、謎が謎を呼ぶ展開の密度は今でも独特の位置にある。
父と子の関係性という軸で追うならエウレカセブンが候補になる。主人公が「知らなかった世界」に放り込まれてから自分の立場を見つけていく流れは、REIDEENと同じ種類の物語の重力を持っている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『REIDEEN』(2007年版)は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。月額サービスに加入していれば追加料金なしで視聴できますので、気軽に第1話から確認できます。まずは才賀がREIDEENと出会う序盤のエピソードから、独特の世界観を体験してみてください。
