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ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス
| 放送年 | 2002年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Shin-Ei Animation |
都市での出来事の後、ハレと家族はジャングルに戻る。しかし不安定な代理教師への対処、そしてウェダが妊娠しているという大ニュースが舞い込む。その真実はハレの家族を永遠に変えてしまう。酔った母とグウに加えて父親も登場し、やがて兄弟も誕生する。ハレの日常は一層複雑になっていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
都市での冒険を終えたハレとグゥ、そして家族はジャングルへと戻ってくる。新たな日常が始まったかと思いきや、不安定な代理教師の登場や、母・ウェダの妊娠という衝撃の事実が明らかになる。酔っぱらいのウェダ、何でもお見通しのグゥ、そして謎の父親まで登場し、やがて新しい命まで誕生。ハレの波乱万丈な日常は、ジャングルに帰ってきてもまったく落ち着く気配がない。みどころ・魅力
① グゥのカオスな存在感がさらに加速
本編でも圧倒的な存在感を放っていたグゥが、デラックス版でもマイペースぶりを全開に発揮。予測不能な言動と独特の空気感が笑いを生み出し続ける。原作ファンが「あのグゥ」を再び堪能できる作品として高く評価されている。② 家族の変化がもたらす笑いとほっこり感
ウェダの妊娠・父親の登場・兄弟の誕生と、家族構成がどんどん変化していく展開が見どころのひとつ。ドタバタコメディの中に、ハレの家族への愛情や戸惑いが自然に描かれており、笑いながらも温かい気持ちになれる。③ 本編の空気をそのまま引き継ぐ続編クオリティ
OVAでありながらテレビシリーズの雰囲気を損なわず、キャラクターの魅力が活かされた丁寧な作りになっている。本編視聴後に続けてすぐ楽しめる構成で、2002年公開ながら今なお根強いファンに支持されている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 水島努 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
| 音楽 | 多田彰文 |
| 美術監督 | 高崎あゆみ |
| OP | シスター・マヨ「LOVE☆トロピカ~ナ デラックス」 |
| ED | シスター・マヨ「ファンファン&シャウト」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
テレビシリーズが面白かったから、「デラックスまであるのか」と思いながら再生した。2002年のOVAで、テレビシリーズ(2001年)の続きにあたる作品だ。都市での出来事を経てジャングルに戻ったハレたちの話で、本編を見ていないとキャラクターも人間関係も何もわからないタイプ——外伝ではなく、正当な続編として機能している。
最初に見たときの印象は「テレビのそのまま続きがOVAになった感じ」で、悪くはないけどどこか薄い、というものだった。2回目に見て、その薄さの正体が少しわかった気がした。グゥのカオスは「慣れてしまうと刺激が落ちる」タイプのネタで、OVAという尺の制約がアンサンブルコメディの呼吸を少し狂わせている。テレビシリーズほどの鋭さはない、というのが正直なところで、そこは割り引いて見た方がいい。
家族が増えるほど膨らんでいく、ハレの「普通に暮らしたい」という願いの虚しさ
このOVAの核にあるのは、ウェダの妊娠という事実だ。酔っぱらいの母、謎の生命体グゥ、不安定な代理教師——それだけでも十分にカオスだったハレの日常に、「父親の登場」と「兄弟の誕生」が加わる。コメディとして読めば「さらに混乱が加速する」展開だが、もう少しまじめに見ると、ハレという少年が「家族」というものを否応なく受け入れさせられていくプロセスの話でもある。
ハレは基本的にまともな子供だ。テレビシリーズを通じて一貫して「普通に暮らしたい」という欲求を持ち、グゥやウェダのカオスに毎回振り回される側だった。このOVAでは、そのカオスの密度がさらに上がる。父親という新しい変数、新しい命という取り返しのつかない変化——ハレにとって拒否権がまったくない出来事が連続する。
デラックスを「本編より薄い」と感じる人の多くは、おそらくグゥのシュールさが前面に出なくなったことを感じている。でも見方を変えると、このOVAはグゥよりもウェダとハレの物語にフォーカスが移っている。「家族がどんどん増えていくこと」への戸惑いと、どうしようもない受容——テレビシリーズの延長として読めば、それほど的外れな続編でもない。ただ、コメディとしての切れ味は落ちている。それは認めた方が正直だと思う。
特に刺さったシーン
代理教師まわりのドタバタで、保志総一朗さんのグプタがちょっとした見せ場を作るシーンがある。グプタというキャラクターはテレビシリーズでも独自の存在感があったが、OVAでも保志さんの声の「まじめさ」がギャグの振れ幅を作っていて、こういう役を自然体でできる人はそう多くないと思いながら見ていた。
一番記憶に残っているのは、ウェダの妊娠が発覚した後のハレの反応だ。テレビシリーズのハレはどんなカオスにも「またか」という諦め顔で対応してきたが、さすがにこれは次元が違う事態で、そのときのハレの間と表情が面白かった。井上和彦さんのレジィとの掛け合いも、ベテランらしい落ち着きがあって、コメディの中でもセリフの間が丁寧だなと感じた。
岸尾だいすけさんのワジ、皆川純子さんのユミ、白鳥由里さんのラヴェンナたちのアンサンブルはOVA全体を通じて機能していて、主人公周辺よりもこちらの脇役たちの掛け合いを見ている時間の方が笑えた、というのが正直なところでもある。
読んで見たくなったら——『ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- テレビシリーズ「ハレのちグゥ」を見終えて、その続きが気になっている人
- ハレとウェダの親子関係が好きで、家族まわりの話に興味がある人
- 2000年代初頭のシュールコメディアニメに思い入れがある人
- 保志総一朗・井上和彦・皆川純子といったベテラン声優のアンサンブルが好きな人
合わない人
- 本編を見ていない人(このOVA単体では何も伝わらない)
- テレビシリーズのグゥのカオスと不条理感をそのまま期待している人
- OVAに完成度の高い起承転結を求める人
- コメディの「毒」や「切れ味」を重視する人
次に見るなら
「子供が大人のカオスを引き受ける」という構造で次に行くなら、フルーツバスケット(2001年版)が意外と合う。方向性はドラマ寄りでまったく逆だが、「普通に暮らしたいのに家族が邪魔をする」という感触が近い。笑いから感情に振り切りたいときに。
脱力コメディとして時代的に近いのはあずまんが大王(2002年)。ハレのちグゥほどの不条理はないが、日常の「ずれ」を積み重ねるコメディの呼吸が似ていて、同時期に両方見ていた人も多かったと思う。dアニメストアで配信中。
不条理の密度を上げたいなら日常(2011年)。時代は10年後になるが、「シュールコメディはこれが好きだった」という感覚を持つ人が一番反応しやすい作品だと思う。U-NEXTでも見られる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス』は、dアニメストアとU-NEXTにて配信中です。いずれのサービスでも手軽に視聴できますので、本編を見終えた方はぜひ続けてお楽しみください。
