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天地創造デザイン部
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Asahi Production |
神は光、水、大地を創造した。次は生命を作る番だが、面倒だから外注することにした。天界デザイン室は、神からの依頼で生き物をオーダーメイド制作する企画会社。なぜこの生き物はこんな姿なのか、なぜこんな生活をしているのか。デザイナーたちの試行錯誤と成功の物語。
作品概要・あらすじ
あらすじ
神は光と水と大地を創り、いよいよ生命を生み出す段になりますが、面倒になって外注を決めます。依頼を受けるのは天界デザイン室。神からの「翼のある馬がほしい」といった無茶ぶりに応えながら、デザイナーたちが地球の生き物をオーダーメイドで作り上げていく企画会社です。なぜこの生き物はこんな姿なのか、なぜこんな暮らしをしているのか。土屋ハカセをはじめ個性豊かな面々が、生物学のロジックと自由な発想をぶつけ合い、試行錯誤の末に実在の動物たちを完成させていく、知的好奇心をくすぐるお仕事コメディです。みどころ・魅力
① 「この生き物、なぜこの形?」が学べる知的コメディ
実在する動物が題材で、その奇妙な姿や生態に「ちゃんとした理由」が用意されています。笑いながら生物学のトリビアが頭に入ってくる構成が秀逸で、観終わるたびに誰かに話したくなる雑学が増えていきます。② 個性が爆発するデザイナーたちの掛け合い
動物偏愛の土屋ハカセ、合理主義の水棲生物担当など、デザイナー陣のキャラが濃厚です。理想とコストと神の無茶ぶりの板挟みで繰り広げられる会議シーンは、まるで実際の制作現場のようなリアルさと可笑しさにあふれています。③ ゆるさの中に光る本格的な制作背景
コメディながらも監修が行き届き、生き物の進化や適応の理屈が丁寧に描かれます。日常系のテンポで気軽に観られるのに、地球の多様な生命への愛とリスペクトが感じられる、唯一無二の作風が魅力です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 増井壮一 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
| 原作 | 鈴木ツタ、蛇蔵 |
| 原案キャラデザ | たら子 |
| キャラクターデザイン | 大橋幸子 |
| 音楽 | 松尾早人 |
| 美術監督 | 根本洋行 |
| 音響監督 | 飯田里樹 |
| OP | 96neko「Give It Up?」 |
| ED | 下田「DESIGNED BY HEAVEN!」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
生き物の設計を神様が外注する、という一行を見て、どうせ一発ネタだろうと高をくくって再生した。実際は逆で、毎回まじめに「なぜこの生き物はこんな形なのか」を会議で潰していく。最初は笑っていたのに、2回目に見たときは横でメモを取りそうになっていた。動物の生態をネタにしたギャグなのに、調べるとだいたい本当、というのがじわじわ効いてくる。テンションの低い相槌と、たまに混ざる本気の理不尽。これは生物の教科書の余白に描かれた落書きが、そのままアニメになったやつだ。
生き物は「正解」じゃなく「妥協の積み重ね」でできている
この作品を、動物雑学をギャグで包んだだけの日常コメディだと思って見ると、たぶん途中で印象がずれてくる。天界デザイン室がやっているのは、ふわっとした発注をどう形にするか、という地味な仕事だ。神様は「面倒だから」で丸投げしてくる。要望は曖昧で、納期はあるし、物理法則という動かせない仕様がある。その全部の間で妥協点を探った結果が、いま地球にいる生き物たちの形をしている——という見立てが、回を追うごとにはっきりしてくる。
だから、出てくる生き物はどれも「正解」には見えない。空を飛びたいのに飛べない鳥がいて、消化のために石を飲む連中がいて、どう考えても遠回りな進化をした生き物が次々持ち込まれる。デザイナーたちはそれを「なんでこうなった」と笑いながら、でも一応ちゃんと動くように帳尻を合わせる。完璧じゃないけど、とりあえず生きてはいける。その「とりあえず」の積み重ねが生態系なのだ、と言われると、妙に納得してしまう。
神様の設計が適当すぎる、というのはツッコミであると同時に、この作品のいちばん優しい部分だと思う。誰も最初から完成形なんて作れない。曖昧な発注と限られた条件の中で、現場が手を動かして、いびつなまま世に出す。それでも回る。働いたことがある人ほど、この理不尽に見覚えがあるはずだ。生き物の不格好さが、そのまま誰かの仕事の不格好さに見えてくる。
特に刺さったシーン
刺さるのは、突拍子もない生き物の案が出たあと、室長格の水島が低い声で淡々と問題点を並べていく場面だ。諏訪部順一の声が、テンションを上げないまま的確に冷や水をかけてくる。盛り上がる若手と、それを現実に引き戻す大人。この温度差だけで一本見られる。
序盤、ある生き物を「とりあえず動かしてみる」展開で、土屋が妙に嬉しそうに細かい仕様を語り出すところがあって、井上和彦の楽しそうな芝居に思わずつられて笑った。木村役の梅原裕一郎が真顔で無茶を言うときの間も良くて、横田を演じる逢坂良太の素直なリアクションが場をほどく。ボケとツッコミの担当が固定されていないのが、この会社のいちばんの強さだ。たまに井上喜久子の女王がひと声かけるだけで空気の格が変わるのも効いている。終盤、まとめ役が一周回って「まあ、生きてるからいいか」に着地する瞬間、毎回ちょっと救われる。
読んで見たくなったら——『天地創造デザイン部』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 動物園や水族館で解説プレートを最後まで読んでしまうタイプ
- 職場の「曖昧な発注」「無茶な納期」に身に覚えがある人
- 見終わったあとに知識がちょっと増えているアニメが好きな人
合わない人
- 派手な展開やストーリーの大きな起伏を求める人
- 一定のテンポで進むギャグを退屈に感じる人
- 生き物の生々しい生態描写が得意でない人
次に見るなら
はたらく細胞——体の中を職場に置き換えて、細胞たちが淡々と働く話。生き物の仕組みを擬人化で見せるノリが好きなら、こっちは自分の体の中で同じことをやってくれる。
もやしもん——菌が見える大学生の話。目に見えないものの生態を、笑いながらしっかり学ばせてくる構造がそっくりで、知識が増えていく快感はこちらも強い。
けものフレンズ——動物の生態が、そのままキャラクターの個性に化けている。デザイン部が「なぜこの形か」を作る側なら、こっちは出来上がった生き物と並んで歩く側の優しさがある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『天地創造デザイン部』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで配信されており、複数のサービスで気軽に視聴できます。アニメ専門のdアニメストアはもちろん、見放題作品が豊富なU-NEXTやHuluでも楽しめますので、すでに加入しているサービスがある方はそのまま視聴を始められます。ご自身の使いやすい環境を選んで、デザイナーたちの奮闘をたっぷり堪能してください。


