SK∞ エスケーエイト

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2021SK∞ エスケーエイト

SK∞ エスケーエイト

★ 4.0 / 5.0アクションドラマスポーツ
放送年2021年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作オリジナル
制作bones

高校2年生のスケーター・レキは、廃鉱山で行われる極秘の危険なダウンヒルスケートボード競技「S」に夢中だ。スケーターたちは競技中に起こる激しい対戦「ビーフ」に熱狂している。レキは、留学から帰国した転入生ランガをレース会場の鉱山に連れていく。スケートボードの経験がないランガだったが、彼は自然とこの世界に引き込まれていく。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

廃鉱山を舞台に、極秘で行われる危険なダウンヒルスケートボード競技「S」。高校2年生のスケーター・レキは、この熱狂的なアンダーグラウンドレースに情熱を注いでいる。ある日、カナダからの転入生ランガをレース会場へ連れていくと、スケートボード未経験のはずの彼が驚異的な才能を発揮し始める。スケーターたちが”ビーフ”と呼ぶ一騎打ちの対戦を通じて、ふたりの間に育まれる絆と、それぞれの抱える過去が交差していく青春スポーツアニメ。

みどころ・魅力

① 疾走感と映像美が融合したレースシーン

鉱山の闇を切り裂くようなダウンヒルレースは、ボンズ(BONES)の作画力が全力投入されている。スケートボードの物理的なスピード感とキャラクターの感情が同期するカット割りは圧巻で、初見でもスケートの魅力に引き込まれる。戦術的な駆け引きも加わり、スポーツアニメとしての骨格がしっかりしている。

② 対照的なふたりの主人公が生み出すバディの熱量

無鉄砲でスケートへの愛が全開のレキと、雪上競技の経験を独自のセンスで昇華させるランガ。ふたりの個性はまったく異なるが、ぶつかり合うことで互いの可能性を引き出す関係性が物語の核を成す。友情の枠を超えた真剣さが、視聴者を自然と応援モードに引き込む。

③ 個性的な脇役たちとアンダーグラウンドの熱狂

「S」に集うスケーターたちは、職業も年齢もバラバラな濃いキャラクター揃い。とくに謎多きライバル”ADAM”の存在は物語に緊張感をもたらす。競技の危険さとそれでも止められない人間の熱情を、コミカルな場面とシリアスなドラマをバランスよく交えながら描く。

キャスト・声優一覧

喜屋武暦
喜屋武暦
メイン
畠中祐
馳河ランガ
馳河ランガ
メイン
小林千晃
知念実也
知念実也
メイン
永塚拓馬
比嘉広海
比嘉広海
メイン
三宅健太
桜屋敷薫
桜屋敷薫
メイン
緑川光
南城虎次郎
南城虎次郎
メイン
松本保典
神道愛之介
神道愛之介
メイン
子安武人
菊池忠
菊池忠
メイン
小野賢章
岡翔吉
岡翔吉
サブ
大隈健太
スケッチー
スケッチー
サブ
関根有咲
カーラ
カーラ
サブ
元吉有希子
鎌田貴理子
鎌田貴理子
サブ
本田貴子

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スタッフ

監督内海紘子
シリーズ構成大河内一楼
原案キャラデザ内海紘子
キャラクターデザイン千葉道徳
美術監督近藤由美子
音響監督三間雅文
OPRude-α「Paradise」
ED結莉「インフィニティ」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

きっかけは子安武人だった。正確には、「子安武人がどんな役で出てるんだ」という不純な動機。調べたら主要キャラで出てくると書いてあって、それならと1話を再生したらスケボーが地下の廃鉱山を爆走していて、何だこれはという感じで3話まで見ていた。

最初に見たときは、「BONESがスポーツものやるとこうなるか」という印象が強かった。画面の熱量がとにかく暑苦しくて、ちょっと引き気味で見ていた記憶がある。2周目になって初めて、序盤の積み重ねが後半のあのシーンに向けて精密に組まれていることに気づいて、少し見直した。あと単純に、スケートの動きが気持ちいいんだよな。アニメでスケボーをここまで動かすかという作画の物量があって、それだけで見る価値はある。

「S」はスポーツの話ではなく、誰かに見てほしくて滑る人間の話だ

スケボーアニメと聞くと、どうしても競技の成長物語を想像する。主人公が転んで立ち上がって、最後に大会で勝つ、みたいな。SK∞はそういう構造を表面上はなぞりながら、根っこではまったく別のことを描いている。

「S」という競技は公式戦でも何でもなく、廃鉱山で行われる違法ギリギリのレースだ。勝っても賞金は出ないし、負けても失うものはない。なのになぜ滑るのか。その答えが、作品全体を通じて少しずつ形になっていく。

子安武人が演じる神道愛之介——通称アダム——はこの作品で最もスケートが上手く、最もねじれた動機で滑っている男だ。子安さんの声は元々、品のある狂気を出すのがうまいと思っているが、アダムはまさにその典型で、2周目に聞くとセリフの一本一本に別の意味が乗ってくる。彼が「愛のビーフ」と呼ぶ対戦スタイルは、勝負じゃなくて相手に自分を見せつける行為で、それはもう承認欲求をそのまま競技に持ち込んだようなものだ。

対照的に、緑川光の桜屋敷薫と三宅健太の比嘉広海は、かつての情熱を引きずりながら大人になった組だ。このふたりのかけあいが実は好きで、緑川さんの抑制のきいた芝居と三宅さんの体温高めの芝居が、ちょうどいい対比になっている。昔何かがあってスケートから遠ざかっていた、という共通の傷が背景にあるのに、表に出てくる態度は真逆で、そのバランスが絶妙だった。

主人公側のレキとランガは、「楽しいから滑る」という出発点にいる。特にランガは雪国出身でスノーボードの感覚を持ち込んで初めてスケボーに乗るという設定で、素人が天才的センスで開花していく展開は定番といえば定番だが、見ていてつい前のめりになる。問題はレキで、彼の中盤以降の揺らぎが作品に深みを与えている。才能があるかもしれない友人を隣で見続けるということの、複雑な感情。あそこは正直かなりきつかった。

「なぜ滑るのか」という問いに対して、作品は最終的に「見てほしいから」でも「勝ちたいから」でも「楽しいから」でも、どれも正解だと言う。ただし、その動機が誰かを傷つける方向に向いたとき、スケートはただの暴力になる。アダムはその境界を越えている男として描かれていて、だからこそラストに向けた展開が成立している。

特に刺さったシーン

中盤、レキとランガの関係がひびの入り始める一連の流れが一番残った。レキ自身がどれだけスケートに向き合ってきたか、その蓄積を見てきたぶんだけ、あの落下感がきつい。声優の演技が台詞よりも間で語るタイプのシーンで、再生を止めたくなる感覚があった。

あとは小野賢章が演じる菊池忠——シャドウ——の扱い方が好きだった。小野さんはコメディリリーフ寄りの役をわりと体当たりでやる印象があるが、シャドウの場合はギャグシーンと真剣なビーフのシーンで明確にトーンを切り替えていて、そのメリハリが気持ちいい。序盤で「こいつはギャグ要員か」と思って見ていたら、レースになった瞬間に本気の顔になるのがいい。

終盤のアダム絡みの対戦は、子安武人の芝居が全開になるところで、劇場版か何かを見ているような密度があった。「それをスポーツアニメでやるのか」という驚きが先に来て、次に「BONESだから当然か」という妙な納得が来た。

読んで見たくなったら——『SK∞ エスケーエイト』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • スポーツアニメの競技部分より、人間関係のドロドロに興味がある人
  • 子安武人の芝居を浴びたい人(彼のフィルモグラフィーの中でも上位に来る濃さがある)
  • BONESの作画を信頼している人——動きの気持ちよさは本物
  • 友情と嫉妬が混ざった感情を描くものが好きな人
  • キャラクターが多くて全員に見せ場があるタイプの群像劇が好きな人

合わない人

  • スポーツアニメに競技の厳密さやリアリティを求める人——「S」は演出過多なレースで、現実のスケートとはかなり別物
  • アダムのキャラクター造形が肌に合わない人(好き嫌いがかなり分かれる)
  • 序盤のテンポの早さについていけない人——キャラクターが次々登場して関係が整理されるまで少し時間がかかる
  • BL的な読みを過度に持ち込まれると萎える人——あるいは逆に、そういう文脈で見たい人には物足りないかもしれない

次に見るなら

風が強く吹いている——箱根駅伝という競技を通じて、それぞれが「なぜ走るのか」を問い直す群像劇。SK∞と同じく、スポーツの勝敗よりも人間の動機を掘り下げる作品で、こちらの方が余韻が静かな分、後を引く。

ユーリ!!! on ICE——スケートという共通点もあるが、それより「競技に人生を賭けている人間の内側」を描く密度が近い。ビジュアル的な熱量と、感情の過剰さの質がどこか似ている。松本保典の仕事が好きな人なら馴染みやすい空気感があると思う。

バクテン!!——男子新体操を題材にしたスポーツアニメで、マイナー競技の熱量と「見せること」への意識がSK∞と地続きのテーマを持っている。こちらはよりさわやかに着地するが、競技の動きの美しさはこれも本物。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
「SK∞ エスケーエイト」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴可能です。いずれも月額サービスでアニメ作品を幅広く配信しており、各サービスの無料トライアル期間を利用すれば、まとめて全話を確認することもできます。気になる方はまず配信ラインナップをチェックしてみてください。

よくある質問

Q. SK∞ エスケーエイトはどこで視聴できますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信中です。各サービスに無料トライアル期間が設けられている場合があるため、まずは公式サイトで最新の配信状況をご確認ください。
Q. スケートボードを知らなくても楽しめますか?
A. はい、問題なく楽しめます。専門知識がなくてもレースの疾走感やキャラクター同士の関係性で引き込まれる作りになっており、スポーツアニメ初心者にも入りやすい作品です。
Q. 全何話ですか?続編はありますか?
A. 本編は全13話です。2021年放送のTVアニメシリーズで、比較的コンパクトにまとまっているため、一気見もしやすい構成になっています。続編については公式情報をご確認ください。
Q. 制作会社はどこですか?
A. アニメーション制作はBONES(ボンズ)が担当しています。『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』や『僕のヒーローアカデミア』などで知られる、高品質なアクション作画に定評のあるスタジオです。

まとめ

「SK∞ エスケーエイト」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴可能です。いずれも月額サービスでアニメ作品を幅広く配信しており、各サービスの無料トライアル期間を利用すれば、まとめて全話を確認することもできます。気になる方はまず配信ラインナップをチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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