セイクリッドセブン 銀月の翼

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2012セイクリッドセブン 銀月の翼

セイクリッドセブン 銀月の翼

★ 3.0 / 5.0アクションSF
放送年2012年
フォーマット劇場版
話数1話
原作オリジナル

アルマとナイトの戦闘を特集した総集編スペシャル。ナイトの過去の物語が新しいアニメーションで描かれる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

石の力「セイクリッドセブン」を宿す少年・アルマと、石喰い(ダークストーン)と戦う謎の騎士・ナイトの激闘を描いた劇場版総集編。TVシリーズの名場面を再編しながら、ナイトの知られざる過去と戦いの動機を新規アニメーションで補完。二人の宿命的な対決が、新たな視点から照らし出される。

みどころ・魅力

① 新規アニメーションで明かされるナイトの過去

本作最大の見どころは、TVシリーズでは断片的にしか語られなかったナイトの出自と過去が、描き下ろし新規アニメーションで丁寧に描かれる点。彼がなぜ戦い続けるのか、その核心に迫る物語は劇場版ならではの見応えがある。

② アルマとナイト、二人の戦闘シーンを厳選収録

TVシリーズ屈指のバトルシーンを再編集し、劇場のクオリティで堪能できる。流麗なアクション作画と緊張感あふれる石同士の激突は、初見の視聴者にも既視聴者にも新鮮な興奮をもたらす。

③ 約90分でセイクリッドセブンの核心を総ざらい

TVシリーズを観ていなくても、本作一本でアルマとナイトの関係性・世界観の骨格をつかめる構成になっている。シリーズ入門としても、復習用としても使いやすいコンパクトな一作だ。

キャスト・声優一覧

丹童子アルマ
丹童子アルマ
メイン
寺島拓篤
藍羽ルリ
藍羽ルリ
メイン
中島愛
輝島ナイト
輝島ナイト
メイン
岡本信彦
ラウ・フェイゾォイ
ラウ・フェイゾォイ
メイン
野水伊織
アミ
アミ
サブ
七瀬亜深
山口揚羽
山口揚羽
サブ
山口理恵
鏡誠の父
鏡誠の父
サブ
三宅健太
藤村
藤村
サブ
松岡禎丞
リサ
リサ
サブ
林沙織
鬼瓦
鬼瓦
サブ
大川透
ミホ
ミホ
サブ
真坂美帆
マナミ
マナミ
サブ
田中真奈美

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スタッフ

監督大橋誉志光
シリーズ構成吉田伸
原案キャラデザいのまたむつみ、形部一平
キャラクターデザイン千羽由利子、中田栄治
音楽佐橋俊彦
美術監督河野次郎
音響監督明田川仁
ED南里 侑香「輝跡-kiseki- (London Re-Mix」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

セイクリッドセブン本編は夏アニメとして見ていたはずで、でもOVAや劇場版まで追えていたかというと正直怪しい。なんとなくdアニメで引っかかって、そうか2012年にこんなやつがあったのか、と確認する気持ちで再生した。 最初の印象は「ナイト側に焦点を絞ったんだ」という驚きで、本編ではどちらかというとアルマの話として追っていたから、輝島ナイトの過去に新規カットで切り込んでくるこの尺の使い方はちょっと意表を突かれた。岡本信彦がMCをやっている声優と夜あそびをぼんやり見ていたこともあって、「あ、このキャラこの人だったのか」という再発見みたいな感覚もあった。

同じ力を持ちながら、救われた者と救われなかった者の話

アルマとナイトは本質的に同じものを持っている。制御できない破壊の力、周囲を傷つけてしまう可能性、それを引き受けて生きる重さ。ただ一方には瑠璃がいて、もう一方にはいなかった。 それだけの話といえばそれだけなのだが、「銀月の翼」はナイトの過去を丁寧に掘り下げることで、この単純な構図に思いがけない奥行きを与えてくる。アルマが救われたのは彼の努力や強さだけではなく、タイミングと巡り合わせの問題でもあった。ナイトが闇に落ちたのも、彼の弱さのせいだけではない。 劇場版という短い尺でこのテーマを圧縮してくるのは、総集編としてのズルさでもあるし、編集の巧さでもある。本編の流れを知っている前提で、「なぜナイトはああなったのか」という問いに正面から答えようとしている。寺島拓篤が演じるアルマの、どこか怯えたような気配のある声と、岡本信彦のナイトの、乾いた覚悟みたいなものが対比になっていて、それが実は力の対比よりも根本的な「差」を表しているような気がした。 ヒーローものにおける悪役の救済というのは使い古されたテーマだが、この作品がやや珍しいのは「ナイトを救おうとする視点」がほぼアルマにしかなく、それも確信を持った救済ではなく、どちらかというと衝動に近い点だ。理屈より先に体が動くアルマの動機が、逆説的にナイトの孤独の深さを際立たせる。松岡禎丞が演じる藤村のような「傍にいる人間」の存在感も、この対比を補強するのに効いている。

特に刺さったシーン

ナイトの過去を描く新規カット、彼がまだ普通の子どもだった頃の描写のあたりで、三宅健太が演じる鏡誠の父のシーンとも重なってきて、「守ってくれる大人がいる側といない側」の断層みたいなものがはっきり見えた瞬間があった。力を持ったときに隣にいた人間が違えば、アルマとナイトは入れ替わっていたかもしれない、という読みをこのシーンは静かに促してくる。 大川透が演じる鬼瓦のあの安定感——「この声が来ると場が締まる」感覚は本編でも変わらなくて、短い尺の作品でも骨格が揺れない。ベテランが要所を持つとこういうことが起きる。 アクションシーン自体は映像密度が高く、音響が良い環境で見ると迫力が全然違う。劇場公開時に映画館で浴びた人は正解で、家の小さいスピーカーだと半分も届かないような低音の気持ちよさがある。dアニメやDMM TVで配信されているので今から見るなら外付けスピーカーかヘッドフォン推奨。

読んで見たくなったら——『セイクリッドセブン 銀月の翼』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 本編を見てナイトのことが気になっていた人
  • 岡本信彦寺島拓篤ファンで未視聴だった人
  • Sunrise制作の正統派アクションを求めている人
  • 悪役の過去掘り下げが好きで、それだけで1本分見られる人
  • 短時間でまとまった起承転結を楽しみたい人

合わない人

  • 本編を見ていない状態で手に取ると登場人物の関係が掴みにくい
  • 総集編フォーマット自体が性に合わない人
  • 新規エピソードより本編の続きを期待していた人
  • 重厚なドラマより明快なバトル展開を求めていた人

次に見るなら

スクライドは同じ「特殊能力を持つ二人が宿命的に対立する」構図を持ちながら、もっと泥臭く、もっと直球に描いた作品。アルタードとネイティブのどちらに感情移入するかで全く見え方が変わる。セイクリッドセブンの二項対立的な構造が刺さった人なら確実にハマる。 コードギアス 反逆のルルーシュは同じくSunrise制作で、「立場が違えば英雄にも悪役にもなり得た人物たち」を描くのが圧倒的に上手い。ナイトのような「もう一方の主人公になれた存在」に惹かれるなら入り口として最適。 ブレイクブレイドは学生時代の友人同士が政治的対立から戦場で向き合うことになる話で、「同じ境遇から出発して異なる場所に辿り着いた者たち」というテーマが重なる。6部作の劇場版形式なのでセイクリッドセブンの劇場版から続けて見やすい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『セイクリッドセブン 銀月の翼』は、現在**dアニメストア**および**DMM TV**で配信中です。TVシリーズと合わせて視聴すれば、ナイトの過去から描かれた新規パートをより深く楽しめます。アクション×SFが好きな方はぜひこの機会にチェックしてみてください。

よくある質問

Q. TVシリーズを観ていなくても楽しめますか?
A. 総集編なので本作単体でも大筋は理解できます。ただしキャラクターへの感情移入はTVシリーズを先に視聴した方が深まるため、可能であれば本編から観ることをおすすめします。
Q. 新規アニメーションはどのくらいの分量ですか?
A. ナイトの過去を描いた新規カットが追加されており、TVシリーズファンにとっても新鮮な発見があります。総集編の構成の中で要所を補う形で挿入されているため、再視聴の価値は十分あります。
Q. どこで視聴できますか?
A. dアニメストアおよびDMM TVにて配信中です。各サービスの会員登録・料金プランを確認のうえご利用ください。
Q. TVシリーズと劇場版、どちらから観るべきですか?
A. TVシリーズ(全13話)を先に視聴してから劇場版を観るのが推奨順序です。劇場版はTVシリーズの補完・総括的な位置づけのため、本編を楽しんだ後に観ると満足度が高まります。

まとめ

『セイクリッドセブン 銀月の翼』は、現在**dアニメストア**および**DMM TV**で配信中です。TVシリーズと合わせて視聴すれば、ナイトの過去から描かれた新規パートをより深く楽しめます。アクション×SFが好きな方はぜひこの機会にチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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