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陰の実力者になりたくて! 2nd season
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Nexus |
シャドウガーデンと影の実力者シドが、赤い月が低く輝く無法都市を調査する。この街は三人の強大な君主に支配されているが、シドが本当に求めるのは血を流せる者。それは長い眠りから目覚めようとしている吸血鬼・血の女王である。計画は順調に進み、覚醒の時が迫っている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
赤い月が低く輝く無法都市に潜入したシドとシャドウガーデン。この街は三人の強大な君主によって支配されており、裏では闇の組織が蠢いている。シドが真に求めるのは、死闘を繰り広げられる強敵——そして今、長い眠りから目覚めようとしている伝説の吸血鬼「血の女王」の復活が近づいていた。影の実力者として暗躍するシドの計画は、ついに大きな局面を迎える。みどころ・魅力
① シドの「俺がシャドウだ」に磨きがかかったバトル演出
2期では戦闘スケールがさらに拡大。1期で積み上げたキャラクター関係が熟成されたことで、シドが強敵と相対する瞬間の爽快感と笑いのギャップが一層際立っている。圧倒的な実力差をギャグとシリアスで表現するテンポの巧みさは本作の真骨頂だ。② 血の女王をめぐる重厚なダークファンタジー展開
無法都市と三君主という新たな勢力図、そして吸血鬼の女王という存在が物語に深みを加える。コメディ路線の裏で着実に積み上げられる世界設定の緻密さが光り、ギャグと本格ファンタジーが絶妙に同居している。③ シャドウガーデンの各メンバーが活躍する群像劇
アルファをはじめとする「七陰」たちが、それぞれの思惑と信念を持って動く群像描写が充実。彼女たちがシドの”妄想設定”を大真面目に信じて動く構図は、2期でも健在でありコメディの核として機能している。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 中西和也 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 加藤還一 |
| 原作 | 逢沢大介 |
| 原案キャラデザ | 東西 |
| キャラクターデザイン | 飯野誠 |
| 音楽 | 末廣健一郎 |
| 美術監督 | イボムソン |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | オクティー「grayscale dominator」 |
| ED | オクト「grayscale dominator」 |
| ED | ラムダ「Polaris in the Night」 |
| ED | ヌー「Polaris in the Night」 |
| ED | チー「Polaris in the Night」 |
| ED | オメガ「Polaris in the Night」 |
| ED | 前島まゆ「Everything is Changing」 |
| ED | Shichikage: 七影「Darling in the Night」 |
| ED | オクト「HIGHEST」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期を見たのは「なんか流行ってるらしいから」という理由で、あまり期待していなかった。ところが序盤の「俺が求めているのはそういうことじゃない」という感じのシド・カゲノーの立ち回りが思いのほか刺さってしまい、最後まで見た。2期も同じテンションで見始めた。シャドウガーデンがまた活動していて、シドがまたなんか大きいことに巻き込まれている。
最初に見たとき、この作品は「なろう系の自己パロディ」だと思っていた。2回目に見ると、それだけじゃないなと気づく。シドは本当に「陰の実力者」たりえているのか。毎回その答えが出ないまま見終わるのに、また次を見ている。これが地味に怖い。
「陰にいたい」と言いながら舞台の真ん中に立ち続ける男の話
この作品を単純な「俺TUEEEE系コメディ」として処理することはできる。実際そういう見方もできるし、そういう楽しみ方で十分楽しい。でも2期まで見てきて思うのは、シド・カゲノーというキャラクターは、もう少し複雑な何かを抱えているということだ。
シドが求めているのは「陰の実力者という役割」であって、「陰にいること」ではない。彼は常に事件の中心にいるし、誰よりも派手に動くし、最終的に最も目立つ。それでいて「陰の実力者」を演じていることに満足している。この構造は、何かに似ている。
承認欲求を持たないように見せながら、実のところ最も大きな承認を求めている人間の話に見えてくる。「俺のことを誰も知らなくていい」と言いながら、自分が仕組んだシナリオがうまく回ることに喜びを感じている。それって結局、設計者として認められたいということじゃないか。
2期で吸血鬼・血の女王が絡んでくる展開は、その文脈に乗っている。無法都市という舞台設定、三人の君主に支配された世界に潜り込むシド。彼はここでも「求められる役割を演じる者」として動く。水瀬いのりが演じるベータが内側でどれだけそれを見透かしているのかが、2期では少し透けて見えた。声のトーンが1期と比べてわずかに違って聞こえる場面があって、そこを聴き比べると面白い。
コメディとして消費できるし、考察として掘れる構造になっている。この二重性が、この作品がなんだかんだ見続けられる理由だと思っている。
特に刺さったシーン
終盤の覚醒シーンで、シドがいつも通りの淡々とした立ち回りを見せたとき。周囲が混乱している中で彼だけが「こういう展開を待っていた」という顔をしている。そこで思わず「本当にこいつ楽しんでいる」と笑ってしまった。
花澤香菜が演じるアレクシアのシーンは、今期も声の使い方が巧い。感情を抑えているはずの場面で、ほんの少しだけ声が滲む瞬間がある。台本に書いてあったのか、アドリブ的な判断なのかわからないけれど、ああいう細部が何回見ても引っかかる。日笠陽子のアイリスは対照的に表層の感情が豊かで、二人のシーンの掛け合いはバランスが取れている。内田真礼のニューはもう少し出番があれば、と毎期思っている。
名塚佳織のアウロラは、セリフが少ない分だけ一言一言の重さがある。2期では特に台詞の間の取り方が印象に残った。
読んで見たくなったら——『陰の実力者になりたくて! 2nd season』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「なろう系のメタ構造」に興味がある人。ただのパワーファンタジーとして見るより、一段引いた視点で楽しめる
- コメディとアクションが混在していても気にならない人
- シャドウガーデンのメンバーが好きな人。2期でも各キャラに見せ場がある
- 声優の演技を細かく聴く習慣がある人。キャスト陣が豪華で聴きどころが多い
合わない人
- 主人公の行動に一貫した動機を求める人。シドの「ノリで動く」スタイルは好き嫌いが分かれる
- シリアスとギャグの温度差が苦手な人。急に笑えるシーンが入るので、テンションの管理が難しい
- 1期未視聴の状態で2期から見ようとしている人。世界観の説明がほぼないので先に1期を見てほしい
次に見るなら
異世界失格——「なろう系の自意識」をもっと直接的に解体したい人向け。ジャンル批評的な視点が強く、陰の実力者と似た「メタな主人公」への興味が続くなら試す価値がある。笑えるし、少し苦い。
オーバーロード——圧倒的な力を持つ主人公が別世界で振る舞うという構造は近い。こちらは笑いより重厚さに振っているので、陰の実力者のコメディ成分が好きだった場合は温度差があるかもしれないが、「実力者の孤独」という面では共鳴するところがある。
この素晴らしい世界に祝福を!——コメディ寄りの異世界作品として気持ちを切り替えたいなら。テンションの高さは真逆だが、キャラクター同士の掛け合いで引っ張る構造は似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『陰の実力者になりたくて! 2nd season』はABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な配信サービス7社で視聴できる。サブスク加入者であれば追加費用なく楽しめる環境が整っているため、気軽に1期から一気見するのにも最適だ。











































