※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

はたらく魔王さま!!
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Studio 3Hz |
魔王サタンは、マクドナルドでアルバイトをしながら地球支配を目論んでいた。昇進を目指し野心を燃やす中、突然一人の少女が現れ、自分と勇者エミの子どもだと名乗る。思わぬ展開に、魔王の野望は一時中断を余儀なくされるのだった。
作品概要・あらすじ
あらすじ
魔界を追われた魔王サタン(真奥貞夫)は、異世界・日本で身をひそめながらファストフード店「MgRoナルド」のアルバイトとして働き、着々と出世の階段を上っていた。そんなある日、赤ちゃんの姿をした一人の少女が突如現れ、自分は真奥と宿敵・勇者エミリアの娘だと主張する。突然の”親”宣言に戸惑いながらも、魔王・勇者・仲間たちが総出でその謎に向き合うことに。賑やかな日常系コメディに、新たな波乱が加わった第2期。みどころ・魅力
① 魔王×勇者が”共同育児”という前代未聞の展開
天敵同士だった真奥とエミリアが、突然現れた謎の赤ちゃんを育てるはめになるシチュエーションは本作最大の見どころ。バトルや策略ではなくオムツや寝かしつけで衝突する二人のやり取りは、シリーズ本来のコメディセンスを存分に発揮しており、毎話笑わずにはいられない。② 現代日本でサバイバルする魔王軍の濃いキャラたち
家賃・食費・光熱費に悩む魔王や部下の悪魔たちが、異世界ネタと日常ネタを巧みに掛け合わせた会話劇を展開。1期から積み上げてきたキャラクターの関係性がより深まり、新キャラも加わって賑やかなホームコメディとしての密度がさらに高まっている。③ コメディの裏に滲む世界の謎と伏線
笑いを軸にしながらも、謎の赤ちゃんの正体や魔界・勇者の秘密にまつわる伏線がじわじわと動き出す。ギャグ回と思って見ていると突然シリアスな展開が顔を出す緩急が心地よく、先が気になる構成はシリーズファンだけでなく新規視聴者も引き込む。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 筑紫大介 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横谷昌宏 |
| 原作 | 聡司和ヶ原 |
| 原案キャラデザ | 029 |
| キャラクターデザイン | 飯野雄大 |
| 音楽 | 中西亮輔 |
| 美術監督 | 緒続学 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | 栗林みな実「WITH」 |
| ED | 堀内まり菜「水鏡の世界」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期が2013年に終わったとき、「好きだったなあ」という感想だけが残った。魔王がMgRonaldsで真剣にアルバイトに励んでいるという絵面のバカバカしさと、その真剣さが妙に噛み合っていて、何周かした。だから9年後に2期の報を聞いたときは、正直困惑した。続編が来てめでたいのか、蛇足になるのか、まったく判断できなかった。
実際に見始めると、「あ、こういうことか」という感覚が来た。序盤でアラス・ラムスが2人の前に現れる場面の空気感——あそこの不思議な居心地の悪さが、その後もずっと頭に残っていた。2回目に見返したとき、そのシーンの意味がもう少しくっきりした。単なるコメディの続きじゃない、何かが始まっていると気づくのが遅れたのは1回目の自分の油断だと思う。
魔王と勇者が「親になる練習」をしている話
この作品をラブコメとして見ようとすると、微妙に物足りない。恋愛の進展が遅いとか、焦れったいとか、そういう感想が出てくる。でもそれは的外れで、はたらく魔王さまはラブコメではなく「所属の物語」だと見るほうが筋が通る。
サタンもエミリアも、それぞれの世界では「役割」があった。魔王であり、勇者であり。その肩書きのまま戦っていた2人が、現代日本に来た瞬間に役割を剥奪される。魔王は家賃を払い、勇者はコールセンターで働く。ここまでが1期の面白さだった。
2期になると、アラス・ラムスという「2人の子ども」が現れて、物語はもう一段進む。2人の間には「敵対関係」という過去がある。その過去のまま「親」にはなれない。でもアラス・ラムスは現実として目の前にいて、誰も無視できない。
これは、関係性を再定義しなければならない話だ。「好き」より先に「責任」が来てしまった2人が、その順番のまま少しずつ形を変えていく。恋愛として消費しようとすると余白に見える部分が、実は設計だとわかる。
逢坂良太が演じるサタン・ジャコブは、子どもの前に立つと明らかに声のトーンが変わる。強さを見せようとしているのか、ただ戸惑っているのか、その境界線が曖昧なままで芝居が進む。日笠陽子のエミリアは1期のころから「強がりの内側の揺らぎ」を声に込めていたけれど、2期でアラス・ラムスに向ける声のトーンが少し変わっていることに気づいたのは3周目だった。子どもへの声と魔王への声の落差——あの使い分けを意識して聞くと、エミリアの感情の地図が見えてくる。
「家族」という概念を、生まれたときから与えられたものではなく、異質な2人が手探りで作っていく。その不格好さが、このシリーズの核にある。
特に刺さったシーン
終盤に差し掛かるあたりの、エミリアとサタンがアラス・ラムスを挟んで言い合いをしている場面が好きだ。2人が怒鳴りあいをしているのに、アラス・ラムスが間に割り込んでくると、どちらも声のトーンが一瞬で切り替わる。日笠陽子のエミリアがそのとき一番わかりやすくて、怒りのまま子どもに向き直る瞬間の声の変わり方に、毎回少し笑ってしまう。怒っているのに、子どもには優しい声になる。その落差は芝居の技術なのか本能なのか、わからないまま見ている。
下野紘のルシフェルは、2期になって少し立ち位置が変わる。台詞一本一本の温度感が微妙にずれていて、声のトーンだけを追っていると「何かが変わっている」と感じられる。説明しないで見せてくれる作り方が好きだ。安元洋貴が演じるアルバートは、日常パートとシリアスなシーンとの対比が声の重さで出ていて、登場するたびに空気が変わる。
東山奈央の佐々木千穂は、普段は日常パートの緩衝材として機能しているけれど、感情が動く場面での声の細さが刺さる。千穂が何かを我慢しているシーンの声は、毎回思っている以上に静かだ。
読んで見たくなったら——『はたらく魔王さま!!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1期を見て「もっと続きが見たかった」と思っていた人。そのまま見てほしい
- 恋愛の進展より、人間関係の変化をゆっくり追いたい人
- 日常系コメディを、感情移入しながら見られる人
- 声優の芝居の細かい変化を追いながら見るのが好きな人。キャストが豪華なので、その楽しみ方は素直に機能する
合わない人
- バトル・アクションが見たい場合。2期はほぼない
- ラブコメとして明確な進展を期待している場合。そのペースでは動かない
- 1期を飛ばして2期から入ろうとしている場合。人間関係の前提が把握できず、面白さが半減する。1期からどうぞ
次に見るなら
突然「子どもを育てることになった大人」の話として見るなら、甘々と稲妻が近い。こちらは料理を軸にした親子の日常で、はたらく魔王さまのように「準備していなかった人間が家族になっていく」空気を味わえる。泣かせる気まんまんなので覚悟して見てほしい。
異世界設定×コメディの掛け合いが好きで、もっとテンポを上げたいならこのすばしい世界に祝福を!が素直な選択肢になる。魔王さまより笑いの密度が高く、キャラクターの噛み合わなさを楽しむ作品として設計されている。
異世界の存在が現代社会で生活するコメディという構造をそのまま楽しみたいなら、2024年の変人のサラダボウルが面白い。設定のバカバカしさと人情の組み合わせが、魔王さまに近い温度感を持っている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『はたらく魔王さま!!』(第2期)は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Hulu・Disney+の主要5サービスで配信中です。多くのサブスクで見放題対象となっているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。1期も各サービスで配信されていることが多いので、あわせて最初から一気見するのがおすすめです。




