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あっくんとカノジョ
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Yumeta Company |
極度のツンデレ少年・赤根闇人「あっくん」と彼女・片桐ノン「ノンたん」の日常を描くラブコメ。あっくんはノンたんに対して暴言や無視で厳しく接するが、実は彼女に夢中で、ストーカーまがいに後をつけたり盗み聞きしたりしている。ノンたんはあっくんのストーカー行為に気づかず、彼の行動は単なる不愛想だと思っている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
極度のツンデレ少年・赤根闇人(通称あっくん)と、彼女の片桐ノン(通称ノンたん)の賑やかな日常を描くショートアニメ。あっくんはノンたんに対して暴言を吐いたり無視したりと素っ気ない態度を取り続けるが、実はノンたんに夢中。こっそり後をつけたり会話を盗み聞きしたりと、行動はほぼストーカー。一方のノンたんはあっくんの本心にまったく気づかず、ただの無愛想な彼氏だと思っている。ツンデレの本質を笑いに変えた、テンポ抜群の恋愛コメディ。みどころ・魅力
① 言動と本音の落差が生む笑い
あっくんの口から出るのはひどい言葉ばかり。しかし心の声では「かわいい……」「俺のノンたん……」と溺愛全開。この表と裏の激しいギャップが毎話の笑いの核になっており、ツンデレをネタとして突き詰めた独自のテンポが癖になる作品です。② 天然無敵なノンたんの存在感
あっくんのストーカー行為に一切気づかず「不愛想なだけ」と受け流すノンたんは、ある意味最強のヒロイン。ズレた解釈でポジティブに接し続ける姿が、あっくんの必死さをさらに引き立て、二人の掛け合いに不思議な温かさをもたらしています。③ 3分で完結するテンポの良さ
1話あたり約3分のショートアニメ形式で、毎話きっちりオチがつく構成。スキマ時間にサッと見られるうえ、テンション高めのギャグが凝縮されているため、飽きを感じさせません。気づけば一気見している、手軽で中毒性の高い作品です。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 片貝慎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 山田由香 |
| キャラクターデザイン | 谷口元浩 |
| 美術監督 | 柴田正人 |
| 音響監督 | 片貝慎 |
| OP | 大島はるな「恋のバルーン」 |
| OP | 大島はるな feat. Ebisu coffret「We☆Pace!!」 |
| ED | 大島はるな「恋のバルーン」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「短編ラブコメ」と聞いて期待値を下げ気味に再生したら、3分が気づいたら12分経ってた、みたいな感覚。タイトルからして「あー、ツンデレ男子と彼女ね」と読めてしまうし、実際そのまんまなんだけど、そのまんまさが妙に清潔で悪くない。
最初に見たときは「ながら見コンテンツ」として消費するつもりだった。夕飯を作りながら流せる長さ、それ以上でも以下でもないだろうと。ところが2周目に入ったとき、あっくんがノンたんの後をつけながら見せる顔——誰にも見られていないと思っている瞬間の表情——がやたら丁寧に描かれていることに気づいた。短いからこそ、その一瞬に全部を詰め込んでいる。
「好き」を言えない人間は、隠しながら全力を出す
あっくんが面白いのは、彼が「ツンデレ」という記号に収まりきっていないところだ。ツンデレというのは通常、感情を隠すキャラクターとして描かれる。だがあっくんは隠しているのに行動が全然隠れていない。後をつける、盗み聞きする、こっそり覗く——やっていることは完全にアウトなのに、それらが全部「ノンたんへの興味の暴走」として機能している。
この作品が描いているのは、感情の伝達経路が詰まった人間の、別経路での爆発だと思う。「好き」という言葉は出てこない。「かわいい」も言わない。でも行動のすべてがノンたんに向いている。言語化できないから、かわりに体が動く。それが笑いになっているわけだけど、笑いとして消化しながらも、どこかリアルな人間の輪郭を感じる。
ノンたん側の鈍感さも、ただの「気づかないキャラ」として描かれていない。彼女はあっくんのことを「不愛想な人」として処理している。その認知のズレ——あっくんの行動が「怖い」でも「うっとうしい」でもなく、ただ「ぶっきらぼう」として受け取られている——が、このコメディの安全弁になっている。ノンたんが少しでも鋭ければ、これは笑えない話になる。
短編フォーマットが、このテーマとよく合っている。長尺だったら関係性に変化を求めたくなる。でも3分×12話という構造が、この「ずっと詰まったまま暴走し続ける」状態を心地よく固定させている。進展しないことが欠陥ではなく、様式として機能している数少ない作品だと思う。
特に刺さったシーン
あっくんがノンたんの独り言を物陰から拾い集めて、そこから彼女の好みや気分を解析している場面。声優の鈴木達央がここで使っているトーンが絶妙で、口では冷淡なセリフを言いながら、独白部分だけ声の質がまるで違う。低く抑えているんだけど、どこかふわっとしている。ああ、この人は本当に夢中なんだなと、台詞の内容より声で伝わってくる。
諏訪彩花のノンたんは、あの「なんにも気づいていない明るさ」をナチュラルに保っている。わざとらしくない鈍感さ、というのは演じるのが地味に難しいと思うんだけど、ちゃんと「この子は悪意なく視界が狭い」と見えるように仕上げている。
2回目に見たとき気づいたのは、あっくんが盗み聞きしているシーンで、ノンたんが話している内容が毎回ごく日常的なことだということ。大事な秘密でも何でもない。それを宝物みたいに集めている男の図が、おかしくもあり、ちょっとだけ切ない。
読んで見たくなったら——『あっくんとカノジョ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 短編ラブコメをサクッと消費したい人。1話3分なので通勤・家事のながら見に最適
- ツンデレキャラの「内面の暴走」をニヤニヤ眺めるのが好きな人
- 関係性に進展がなくても様式美として楽しめる人
- 鈴木達央のコメディ演技が好きな人(本人が持つシリアス文脈との落差を楽しめる)
合わない人
- ストーカー行為をギャグとして消化できない人——これは正直、人を選ぶ
- ラブコメに感情的な変化や成長を求める人。この作品は基本的に何も変わらない
- 長尺でキャラクターを掘り下げてほしい人。3分では当然限界がある
次に見るなら
お兄ちゃんはおしまい!——性格の歪んだキャラクターが誰かに夢中になる構図と、日常の中の小さな感情の積み重ねが好きなら。こちらは長尺だが、テンポの軽さとキャラクターの愛着度は近いものがある。
田中くんはいつもけだるげ——感情を表に出さないキャラクターが実は内側でいろいろ動いている、という構造が好きなら。あっくんとは逆方向の不器用さだが、「言葉にならない感情を行動で読む」楽しさは共通している。
からかい上手の高木さん——2人の関係性が基本的に変わらないまま続く様式美ラブコメとして。進展しないことの心地よさを共有できる作品。短編版から入るのもあり。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『あっくんとカノジョ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。いずれも見放題ラインナップに含まれており、会員であればすぐに視聴できます。3分×全26話とボリュームも軽めなので、サービスのお試し期間中にまとめて一気見するのにも向いています。
