アナザー The Other -因果-

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2012アナザー The Other -因果-

アナザー The Other -因果-

★ 3.4 / 5.0ホラーミステリースリラー
放送年2012年
フォーマットOVA
話数1話
原作その他
制作P.A.WORKS

新学期を前に、藤岡未咲は綾辻行人の怖いお話の漫画版である『Another』の限定版に付属する特別な話を見ます。双子の妹・目黒眼美がいる読宮市を訪れ、夏の終わりを楽しみます。暑い町をぶらぶら歩き、商業施設や射撃場など様々な場所を訪れて、姉妹で思い出を作ります。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

新学期を目前に控えたある日、藤岡未咲は人気ホラーミステリー『Another』限定版に付属する特別な物語を手に取ります。舞台となるのは、双子の妹・目黒眼美が暮らす夜見山の町。夏の終わり、未咲は妹のもとを訪れ、まだ暑さの残る街並みをふたりで歩き回ります。商業施設や射撃場などさまざまな場所を巡りながら、姉妹は他愛のない時間を重ね、過ぎゆく夏の思い出を紡いでいきます。本編とは趣の異なる視点で描かれる、穏やかな日常とかすかな不穏が同居する番外編です。

みどころ・魅力

① 本編とは一味違う「番外編」としての立ち位置

『Another』本編の張り詰めた恐怖とは異なり、姉妹の日常にスポットを当てた特別エピソードです。シリーズを追ってきたファンにとっては、見慣れた世界をまた別の角度から味わえる一作となっています。

② 夏の終わりの夜見山を描く空気感

まだ暑さの残る町をぶらぶらと歩く描写は、どこか懐かしく心地よい余韻を残します。商業施設や射撃場といった何気ない場所が、夏の終わり特有の少し寂しげな雰囲気とともに丁寧に切り取られています。

③ 双子の姉妹が紡ぐ穏やかな時間

藤岡未咲と目黒眼美、ふたりの姉妹が思い出を作っていく様子が物語の中心です。派手な展開よりも、寄り添う時間のささやかさを大切に描いており、キャラクターへの親しみがいっそう深まる内容になっています。

キャスト・声優一覧

見崎鳴
見崎鳴
メイン
高森奈津美
藤岡未咲
藤岡未咲
メイン
五十嵐裕美
榊原恒一
榊原恒一
サブ
阿部敦
松井安芸
松井安芸
サブ
金木杏子
金木杏子
サブ

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スタッフ

原案キャラデザいとうのいぢ
キャラクターデザイン石井百合子
OPアリ・プロジェクト 「凶夢伝染」
EDアナベル 「anamnesis」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

本編の『アナザー』は、しばらく夜中にトイレへ立てなくなる程度には効いた。人形だらけの薄暗い部屋と、終盤の畳みかけ。見崎鳴を演じた高森奈津美の、感情を平らに均したような声と、榊原恒一役の阿部敦のだんだん削れていく芝居が、ずっと耳に残っている。このOVAの存在を知ったのは、原作漫画の限定版特典という、いかにも見落としやすい形でだった。最初は本編のおまけだろうと高をくくって再生したら、画面の温度がまるで違う。真夏の、汗ばむ光。姉妹がだらだら町を歩くだけの時間。これはホラーなのかと疑いながら見て、終わるころには背中が冷えていた。

怖いのは幽霊じゃない。逃げ場のない「因果」のほうだ

本編は、クラスにまぎれこんだ「死者」を探し当てるという謎解きの骨格があった。ルールがあって、対処法があって、だから怖くても観客はどこかで身構えていられた。このOVAは、その骨格をあえて外している。藤岡未咲が双子の妹に会いに読宮の町を訪れ、商業施設をのぞき、射撃場で遊び、夏の終わりをだらだら過ごす。事件らしい事件は、なかなか起きない。なのに、何かがずっと薄く濁っている。タイトルの「因果」は伊達じゃなくて、ここで描かれているのは、ショッキングな一撃ではなく、ふつうの日常がいつのまにか別の何かに侵食されていく構造そのものだ。双子という、アナザーの世界で繰り返し死のイメージと結びついてきたモチーフを真ん中に据えているのも効いている。鏡像、もう一人の自分、入れ替わり——本編を全部見たうえで戻ってくると、何気ない姉妹の散歩がまるで違う意味を帯びてくる。単なる外伝じゃない。本編で提示された「災厄」が、特定の学校や年だけの話ではなく、もっと地続きで、もっと逃げ場のないものだったと突きつけてくる補完編だ。見終わってから、ああこの夏は最初から終わっていたのか、と気づく構造になっている。

特に刺さったシーン

射撃場で姉妹が遊ぶ場面が、いちばん尾を引いた。やっていることは他愛もない、夏休みの一コマだ。的を狙って、笑って、はしゃいで。藤岡未咲を演じる五十嵐裕美の声が、ここでは徹底して屈託なく明るくて、それがかえって悪い予感を煮詰めていく。楽しげな音が続けば続くほど、画面の隅の暗がりが気になってくる。何かが起きるぞ、起きるぞ、と身構えさせておいて、決定的な瞬間の手前で音をすっと引く——あの間の取り方に、思わず息を止めた。ホラーの怖さって、見せることじゃなくて見せないことなんだと、改めて思い知らされる。2回目に見たときは、その場面より前に置かれた小さな違和感——町の人の視線とか、影の落ち方とか——にようやく気づいて、ぞっとした。

読んで見たくなったら——『アナザー The Other -因果-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 本編TVシリーズを見終えて、あの空気にもう少し浸っていたい人
  • 飛び上がる驚かしより、じわじわ滲んでくる不安が好きな人
  • 双子・鏡像・もう一人の自分、といったモチーフにぞくっとくる人

合わない人

  • 本編を見ずに、これ単体で物語を追おうとする人
  • はっきりした結末や説明がないと落ち着かない人
  • 派手な展開やわかりやすい恐怖を求めている人

次に見るなら

まず大前提として、Anotherの本編TVシリーズを見ていないなら、そっちが先だ。クラス全体を巻き込む「災厄」のルールと、見崎鳴という存在を知ってからこのOVAに戻ると、何気ない散歩の意味がまるで変わってくる。 小さな町と夏、そこに滲む不穏が好きならひぐらしのなく頃に。閉じた共同体で日常が少しずつ壊れていく感触が近い。 じわじわ侵食されていく町の手触りなら屍鬼。逃げ場のなさと、誰が「こちら側」なのか分からなくなる不安は、アナザーの因果と同じ匂いがする。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
「アナザー The Other -因果-」は、定額制アニメ配信サービスのdアニメストアで視聴することができます。番外編という位置づけの作品ですが、配信で気軽にチェックできるのは嬉しいポイントです。本編とあわせて楽しみたい方は、ぜひdアニメストアで探してみてください。

よくある質問

Q. 「アナザー The Other -因果-」はどこで見られますか?
A. dアニメストアで配信されています。定額制で視聴できるため、シリーズをまとめて楽しみたい方にもおすすめです。
Q. どんな内容の作品ですか?
A. 2012年公開のOVAで、ホラーミステリー『Another』の番外編にあたります。双子の姉妹が夏の終わりの夜見山で過ごす穏やかな日常を描いた一編です。
Q. 本編を見ていなくても楽しめますか?
A. 姉妹の日常を中心に描かれているため単体でも雰囲気を味わえますが、『Another』本編を知っているとキャラクターや舞台への理解が深まり、より楽しめます。
Q. ジャンルは何ですか?
A. ホラー・ミステリー・スリラーに分類される作品です。番外編のため日常的な描写が中心ですが、シリーズならではの不穏な空気感も漂います。

まとめ

「アナザー The Other -因果-」は、定額制アニメ配信サービスのdアニメストアで視聴することができます。番外編という位置づけの作品ですが、配信で気軽にチェックできるのは嬉しいポイントです。本編とあわせて楽しみたい方は、ぜひdアニメストアで探してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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