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青鬼 The Animation
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Studio DEEN |
映画「青鬼 The Animation」は、オリジナルゲーム、小説化、実写映画とは異なる新しいストーリーを展開しますが、元のゲームの伝統的なミステリーホラーに近いものになります。物語は山の森に隣接した郊外の町を舞台としています。高校の民俗研究部の5人のメンバーは、文化祭のアイデアを考えようとしているときに…
作品概要・あらすじ
あらすじ
山の森に隣接した郊外の町を舞台に、高校の民俗研究部に所属する5人の生徒たちが文化祭のアイデアを探していたところ、山中に立つ廃屋の洋館に足を踏み入れることになる。その館には「青鬼」と呼ばれる謎の怪物が潜んでいた。逃げ場を失った5人は互いの信頼を試されながら生存を賭けた極限の状況へと追い込まれていく。原作ゲームのミステリーホラーの本質を忠実に受け継ぎつつ、アニメオリジナルの新たな物語として描かれた劇場版作品。
みどころ・魅力
① 原作ゲームの恐怖体験をアニメで再現した緊張感
フリーホラーゲーム「青鬼」の象徴である閉鎖空間での鬼ごっこをアニメーションで体感できる。薄暗い洋館の中で青鬼に追われる息が詰まるような緊張感は、ゲームをプレイした人もそうでない人も楽しめる普遍的な恐怖として描かれている。
② キャラクター間の心理的葛藤と人間ドラマ
極限状態に置かれた5人の高校生が見せる本音と建前、裏切りと連帯のドラマが物語の軸となっている。生き延びるために誰かを犠牲にするのか──という重い選択がホラー描写と並行して展開され、単なる恐怖映画にとどまらない人間ドラマとして機能している。
③ ゲーム・小説・実写とは異なるオリジナルストーリー
原作ゲームや既存の小説・実写映画版とは独立した完全新規シナリオで制作されており、「青鬼」シリーズに親しんだファンでも新鮮な驚きがある。同じ世界観・同じ怪物を扱いながら、アニメならではの映像表現で新たな恐怖体験を提供している。
キャスト・声優一覧

















スタッフ
| ED | 志方あきこ「隠れ鬼」 |
|---|
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
青鬼というと、あのゲームだ。RPGツクール製の、廊下の向こうに青い巨体が現れる恐怖。動画サイトで誰かの実況を眺めて知った口なので、アニメ化と聞いたときは「どの方向で来るんだろう」と思った。実写映画とも違うはず。高校の民俗研究部が文化祭のネタ探しで廃屋へ、という入口は、ゲームの「屋敷に閉じ込められる」骨格を残しながら「なぜそこへ行くのか」を先に作ってきた。見始めはゲームの雰囲気を再現するだけの作品かと疑っていたが、5人の関係性の描き方に意外と引き込まれた。劇場版という尺の使い方として、悪くない選択をしていると思う。「賢いから踏み込んでしまう」——知識が人を引きずり込む構造の怖さ
ホラー作品を見るたびに引っかかるのが、「なぜキャラクターはそこへ行くのか」という問いだ。無知だから入ってしまうなら話はシンプルだが、青鬼 The Animationはそこに「民俗研究」という建前を置いてきた。怪談や禁忌の場所を学術的に調べる部活動、という文脈があることで、キャラクターたちは「馬鹿だから入った」ではなく「知識があるから近づかざるを得なくなった」という構造に入る。これは地味に重要な設計だと思っていて、知識が判断を鈍らせる、調べれば調べるほど引力が増す、という吸引力の怖さはゲーム版の直接的な恐怖とは少し違うベクトルだ。 5人がそれぞれ違う温度感で廃屋に向かっていることも効いている。純粋な好奇心の者、嫌な予感を感じつつ仲間に合わせてしまう者、誰かのために動こうとしている者。その温度差が閉鎖空間に入った後の人間関係の変化に繋がる。青鬼という存在は、追ってくる怪物であると同時に、5人それぞれの「本音が出る限界点」を暴き出す装置として機能している。追われるほどに人間の地が出てくる。逃げながら関係性が変質していく。 これはある意味で青春映画的な核を持ったホラーで、「誰かと一緒にいた記憶が恐怖体験と結びつく」という構造は、ゲームをプレイした世代にとって特に響く部分がある。劇場版という形式がここに合っていて、60〜80分というコンパクトな尺の中で人間関係の変化を密度高く見せることができている。テレビシリーズだったら間延びしていただろう内容が、劇場版の圧縮感でちょうどいいテンポになっている。特に刺さったシーン
序盤の民俗研究部が「文化祭どうする」というテンションで話しているシーンと、終盤に同じ5人が全く別の顔になっているシーンの落差が、この作品を一本として成立させている核心だと思う。 佐倉綾音が演じる花梨は、序盤の溌剌した声が中盤以降じわじわと削られていく。激しく叫ぶ場面よりも、静かに怯えている場面の演技の方が怖い。音量ではなく息遣いで恐怖を作る演技は、劇場の音響で聞くと特に効いた。 日笠陽子の波多野美冬は、「声優と夜あそび」でのMCイメージとは完全に切り離して追い詰められていく人間を演じている。感情のタガが一瞬だけ外れる瞬間があって、そこの変化の作り方が印象に残っている。喜多村英梨の高城淳子も、序盤のキャラクターとしての立ち位置から終盤にかけての変化が見どころだ。 青鬼が最初に「視界に入る」シーンの演出として、全貌を一度に見せない選択が機能していた。音と気配で先に認識させてから実体を徐々に見せていく。映像的な焦らし方が劇場の暗闇と音響と合わさって、映画館で見る価値のある体験になっていた。読んで見たくなったら——『青鬼 The Animation』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 青鬼のゲームをリアルタイムで知っていた世代
- 閉鎖空間ホラーよりも「追い詰められた人間関係の変化」に恐怖を感じる人
- 日笠陽子・佐倉綾音・喜多村英梨の演技目当てで見られる人
- 60〜80分程度のコンパクトなホラー映画を探している人
- ゲーム原作アニメのIP展開として「別ルート」を楽しめる人
合わない人
- ゲームの謎やロアを深掘りした内容を期待している人
- ゴア描写や強烈なジャンプスケアを求めている人
- 「ホラーは怖さの密度が全て」という基準で選ぶ人
- 青鬼というIPをまったく知らずに見た場合、序盤のテンポに乗りにくい可能性がある
次に見るなら
コープスパーティー -Tortured Souls-が好きなら青鬼に近い温度感で入れる。ゲーム原作・閉鎖空間・学校・複数人の生き残りという構造が共通していて、人間関係が恐怖の中で崩れていく過程をメインに描く点でも似ている。原作ゲームを知っているとより楽しめる系統。 Anotherはミステリーホラーとして完成度が高い。「禁忌の情報を知ってしまうことで引き込まれる」という構造が、民俗研究部として廃屋に近づく青鬼のモチーフと共鳴する。1クールのテレビシリーズだが密度が高く、劇場版1本を見終わった後に続けて見るのに向いている。 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEADは方向性がだいぶ違うが、「仲間内の関係性が極限状態で変化していく」という青春ホラーの構造は共通している。閉鎖空間よりも外への逃走が中心になるので、青鬼で感じた「閉じ込められる怖さ」とは別の恐怖が来る。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「青鬼 The Animation」は、U-NEXTおよびDMM TVで配信中です。どちらのサービスでも視聴が可能ですので、加入しているサービスに合わせてお選びください。ホラーアニメとして手軽に楽しめる劇場版作品ですので、ぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「青鬼 The Animation」は、U-NEXTおよびDMM TVで配信中です。どちらのサービスでも視聴が可能ですので、加入しているサービスに合わせてお選びください。ホラーアニメとして手軽に楽しめる劇場版作品ですので、ぜひチェックしてみてください。