アルスラーン戦記 描き下ろし四コマ漫画のショートアニメ

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2015アルスラーン戦記 描き下ろし四コマ漫画のショートアニメ

アルスラーン戦記 描き下ろし四コマ漫画のショートアニメ

★ 3.0 / 5.0コメディ
放送年2015年
フォーマットスペシャル
話数8話
原作漫画

アルスラーン戦記のBlu-ray/DVDの各巻に同梱されます。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

『アルスラーン戦記』のBlu-ray/DVD各巻に収録された特典ショートアニメ。原作の荒川弘が描き下ろした四コマ漫画をアニメ化したもので、本編ではシリアスに描かれるアルスラーンや武将たちが、コメディタッチでゆるくにぎやかに活躍する。本編を見た視聴者へのご褒美的な小品であり、キャラクターたちの別の顔が楽しめる。

みどころ・魅力

① 荒川弘が描くギャグの切れ味

『鋼の錬金術師』でギャグ漫画家としても名高い荒川弘が描き下ろした四コマが原作。本編の重厚な世界観をそのまま引き継ぎながら、荒川節全開のボケとツッコミが炸裂する。原作ファンならニヤリとできる仕掛けが随所に盛り込まれている。

② 本編キャラがゆるく崩れる瞬間

アルスラーンや武将陣がシリアスモードを脱ぎ捨てて繰り広げる掛け合いは、本編では見られない貴重な一面。特にダリューンやナルサスといった人気キャラのコメディ演技は、声優陣の別の魅力も引き出しており、本編ファンを中心に好評を得た。

③ Blu-ray/DVD購入者向けの特典ならではの贅沢感

各巻に収録されたショートアニメのため、巻を追うごとに新エピソードが楽しめる構成になっている。本編の余韻が冷めないうちにコメディで笑えるという体験は、ディスク購入者だけに許された特権的な楽しみ方といえる。

キャスト・声優一覧

ダリューン
ダリューン
メイン
細谷佳正
アルスラーン
アルスラーン
メイン
小林裕介
サブ
花江夏樹
ギスカール
ギスカール
サブ
子安武人
クバード
クバード
サブ
三宅健太
ナルサス
ナルサス
サブ
浪川大輔
イノケンティス七世
イノケンティス七世
サブ
桜井敏治
カーラーン
カーラーン
サブ
大川透
ナレーター
ナレーター
サブ
鈴木英一郎
エトワール
エトワール
サブ
内山夕実
ギーヴ
ギーヴ
サブ
KENN
ジャスワント
ジャスワント
サブ
羽多野渉

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

BD特典映像として同梱されている、と知ったのはディスクを買ってから数日後のことだった。再生してみると尺は数分で、本編の重厚さとは真逆のちびキャラ調。「なんだこれ」と笑いながら見終えて、気づいたら2回目を再生していた。

本編のアルスラーン戦記はわりと真剣に作られた歴史ファンタジーで、ダリューン役の細谷佳正の声が空気ごと緊張させる場面が続く。そのギャップがあるからこそ、この四コマショートの緩い空気がやけに心地よく感じる。抜け感、というやつだ。

2回目に見たとき、ギスカール役の子安武人の台詞回しが四コマ形式でも子安武人だと気づいて妙に嬉しかった。キャラクターの声と口調は、5分でも40分でも変わらない。それが確認できるだけで、このフォーマットには意味がある。

硬派な英雄劇は、こうして「身内ネタ」になる

四コマというフォーマットが何をするかというと、要はキャラクターを「崩す」ことだ。本編では理知的な参謀として描かれるナルサス(浪川大輔)も、四コマに入った瞬間に自画自賛が加速したり、妙な方向で空回りしたりする。これはキャラ崩壊ではなく、むしろキャラクターの別の断面を見せる行為だと思っている。

長編ファンタジーには、物語の重力に引っ張られて「役割」しか見えなくなるキャラクターがいる。ダリューンは強い武人、ナルサスは策士、クバードは豪傑——本編を10話も見ていれば、そういう記号的理解で動いてしまう。四コマショートはその記号を意図的にずらすことで、「あ、このキャラこういう人でもあったな」という再発見を促す。

三宅健太が演じるクバードが妙なところで律義だったり、花江夏樹の声がコメディの間でも不思議とキャラクターの芯を外さなかったりする細部に、作り手の本編へのリスペクトが滲む。笑いをとりながら、キャラクターを壊さない。それがこの手のサービス映像の難しさで、うまくいっているときは本当にうまい。

単なるサービス映像と切り捨てることもできる。でも本編ファンにとって、こういう「間の映像」は一種の共有メモリになる。特定のシーンを見て「あのギスカールのやつ」と話せる人間が、同じ熱量でこの作品を好きな人間だと分かる——そういう機能を、四コマショートは静かに担っている。

特に刺さったシーン

ナルサスが自分の絵について一切疑わずに自信満々でいるくだり。本編でもそういう設定はあるが、四コマ形式だとオチまでの密度が高くなるぶん、浪川大輔の「絶対に間違っていないトーン」がより際立つ。真顔でおかしいことを言い続ける、という演技の妙がコメディフォーマットと噛み合っていた。

思わず一時停止して「これ声優と夜あそびのMCがまたこっちでも真顔だ」と変な笑い方をした記憶がある。浪川大輔と細谷佳正はどちらもあの深夜番組でゆるい空気を作れる人たちで、そのせいかこの四コマショートでも妙にリラックスした空気が流れている気がする——ちゃんと仕事しながら、どこかこなれているという感じ。

ダリューンのシーンは本編と打って変わって細谷佳正の声がどこか軽い。「あ、降りてる」と分かる瞬間があって、それがちょっと嬉しい。あの声で本気を出されると画面が緊張するので、緩めてもらえると視聴者のほうも息ができる。

読んで見たくなったら——『アルスラーン戦記 描き下ろし四コマ漫画のショートアニメ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • アルスラーン戦記のTVシリーズを一通り見ていて、キャラクターに愛着がある人
  • BD/DVDを購入して「特典映像まで全部見る派」の義理堅いオタク
  • 本編の重厚な空気の合間に、キャラクターのコメディ面を見たい人
  • 声優の演技の”緩め方”に興味がある人

合わない人

  • 本編未視聴で単体のアニメとして楽しもうとする人(前提知識がないと何も面白くない)
  • 5分以下の短編コンテンツに積極的に時間を割く習慣がない人
  • キャラクターの「崩し」や「ギャグ化」が生理的に合わない人

次に見るなら

アルスラーン戦記の本編をまだ見ていないなら、まずアルスラーン戦記(TVシリーズ)を。2015年放送、田中芳樹原作の王道ファンタジー。この四コマショートはあくまで補完コンテンツなので、本編を見た後に戻ってくるのが正しい順番だ。

本編系のギャグスピンオフとして似た構造を持つなら銀魂シリーズ。長編作品がコメディを抱え込みながら展開していく形で、「真剣な本編とバカな回が共存する」感覚はどこか似ている。四コマショートほど短尺ではないが、本編との温度差を楽しむ感覚は共通している。

声優陣の仕事をもう少し追いたいなら七つの大罪シリーズも候補に入る。浪川大輔・子安武人がそれぞれ独自の立ち位置で出演しており、ファンタジー×重厚声優という座組みの別パターンが確認できる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『アルスラーン戦記 描き下ろし四コマ漫画のショートアニメ』は、dアニメストア、Amazonプライムビデオ、Huluで視聴できます。本編とあわせて配信で楽しめる環境が整っているので、気軽にチェックしてみてください。

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よくある質問

Q. このショートアニメは本編を見ていなくても楽しめますか?
A. キャラクターを知っていることが前提のギャグが多いため、本編『アルスラーン戦記』を先に視聴することをおすすめします。本編ファンほど笑いのツボにはまる構成になっています。
Q. 全部で何話ありますか?
A. Blu-ray/DVDの各巻に1本ずつ収録された特典映像です。本編ソフトの巻数に対応したエピソード数があり、各話は数分程度の短編になっています。
Q. どの配信サービスで見られますか?
A. dアニメストア、Amazonプライムビデオ、Huluで配信されています。各サービスの会員であれば追加料金なしで視聴できる場合があります。最新の配信状況は各サービスの公式サイトでご確認ください。
Q. 本編アニメと同じキャスト・スタッフが関わっていますか?
A. 本編と同じキャスト陣が出演しており、慣れ親しんだ声優による演技が楽しめます。荒川弘描き下ろしの四コマを原作としているため、原作者が直接関わったオリジナル要素が詰まっています。

まとめ

『アルスラーン戦記 描き下ろし四コマ漫画のショートアニメ』は、dアニメストア、Amazonプライムビデオ、Huluで視聴できます。本編とあわせて配信で楽しめる環境が整っているので、気軽にチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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