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2023

アークナイツ 冬隠帰路
★ 3.8 / 5.0アクションファンタジー
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 8話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Yostar Pictures |
アークナイツ オリパシーは感染者の体を徐々に結晶化させ、最終的に死に至らしめる難病である。ロドス島は製薬企業として、この病の治療法を探求し、それに関わる問題解決に努めている。一方、感染者の救済を目指すテロ組織「レユニオン」の反乱を阻止するため、ロドス島は立ち上がる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
感染者の身体を徐々に結晶化させ、やがて死に至らしめる難病「鉱石病(オリパシー)」。製薬企業ロドス島は治療法を探求しながら、感染者をめぐる数々の問題に立ち向かっていた。前作『黎明前奏』に続く本作では、感染者の救済を掲げて武装蜂起したテロ組織「レユニオン」との対立が、雪に閉ざされた極寒の戦場で激しさを増していく。ロドス島の少女アーミヤとドクター、そしてオペレーターたちは、レユニオンの強敵フロストノヴァらと対峙しながら、感染者が背負う痛みと理想のはざまで戦い続ける。互いの正義がぶつかり合う、重厚なダークファンタジーが描かれる。みどころ・魅力
① 雪原を舞台にした重厚なバトル描写
タイトル通り、極寒の雪原が物語の主舞台。白銀の世界で繰り広げられるロドス島とレユニオンの攻防は、原作ゲームのアークナイツらしい戦術性と緊張感を保ちつつ、アニメならではの迫力ある作画で描かれます。フロストノヴァら強敵との激突は本作屈指の見せ場です。② 善悪では割り切れない感染者たちの葛藤
本作の核心は、迫害される感染者の救済を掲げるレユニオンと、対話と治療を選ぶロドス島の対立。どちらも「感染者を救いたい」という想いを抱えながら、手段の違いで衝突します。敵味方双方の事情が丁寧に描かれ、単純な勧善懲悪に収まらない重厚なドラマが楽しめます。③ 原作ファンも初見も引き込む世界観の作り込み
ゲーム「アークナイツ」の壮大な世界設定を、映像と音楽で緻密に再現。鉱石病という独自の世界観、テラと呼ばれる大地の文化、個性豊かなオペレーターたちの魅力が凝縮されています。原作未プレイでも物語に入り込めるよう構成されている点も魅力です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 渡邉祐記 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 唯@W |
| 美術監督 | 大西穣 |
| 音響監督 | 渡邉祐記 |
| OP | MYTH & ROID「ACHE in PULSE」 |
| ED | レオナ「R.I.P.」 |
| ED | フロストノヴァ「Fleeting Wish」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に書くと、アークナイツはゲームを一度も触っていない。タイトルだけは何年も前から目に入っていて、でも自分でプレイする気は起きないまま、アニメだけ先に見ることになった。最初の数分で「これは置いていかれるやつだ」と覚悟した。地名も組織名も、誰がどっち側なのかも、説明されないまま雪の中を進んでいく。実際、一周目はかなり迷子だった。ところが二周目で、固有名詞を追うのをやめて表情と声だけ拾うようにしたら、急に画面が立ち上がってきた。世界の設定がわからなくても、寒さと、追い詰められた人間の顔は伝わる。未プレイの人間が見るとこうなる、という記録としてこの感想を残しておく。病を理由に追い出された側が、暴力でしか帰り道を見つけられなかった話
オリパシーという病は、かかった人間の体を少しずつ結晶に変えて、最後には死なせる。厄介なのは病そのものより、感染した瞬間に人として扱われなくなる構造のほうだ。この作品が一周目でわかりにくいのは、たぶん作りの問題というより、「どっちが悪か」をきれいに描く気がそもそもないからだと思う。製薬企業として治療法を探すロドス島と、感染者の救済を掲げて暴れるレユニオン。立場は真逆なのに、両方とも「感染者をどうにかして生かしたい」という一点では同じ場所を見ている。手段が薬か、反乱か、それだけの違いで殺し合っている。 未プレイで見ていると、この対立の根っこが妙に生々しく刺さってくる。病気が悪いんじゃなくて、病気を理由に人を線の外へ押し出す社会のほうが先に壊れている。レユニオン側の人間が選んだ暴力は、間違っているけれど、追い詰められた末に「もう話し合いでは帰してもらえない」と気づいた人間の理屈として筋が通っている。タイトルの「冬隠帰路」——冬に隠れ、帰る路を探す。あの雪は気候じゃなくて、外に出された人間が浴び続けている冷たさそのものだと思う。単なるダークファンタジーの戦闘ものではなく、「赦されなかった側が、それでも帰ろうとする」話として見ると、最後まで芯が一本通っている。ゲームを知らなくても、そこだけは確かに受け取れた。特に刺さったシーン
終盤、雪原での決着がつくあたり。立場上は倒すべき相手のはずなのに、こちらの感情がまったく追いつかなくて、勝っても負けてもしんどい、という嫌な引き分けの感触が残った。レユニオン側の中心にいる人物を演じる高垣彩陽の声が効いている。叫ぶ場面より、低く落として喋るところの方が怖くて、信念を持ったまま壊れていく人間の温度がそこに全部あった。阿米娅を演じる黒沢ともよも、ただ正しい側のリーダーとして声を張るのではなく、相手を倒すことを「仕事」として引き受けてしまった子供の迷いを、語尾の弱さで滲ませてくる。雷蛇を演じる石川由依の、現場で命令をさばくときの硬い声と合わせると、戦場の温度差がはっきり出る。設定がわからないまま見ていた一周目ですら、この対決の後だけは無言で巻き戻した。二周目で、勝った側の表情のほうが暗いことに気づいて、ようやく作り手が何を見せたかったのかが腑に落ちた。読んで見たくなったら——『アークナイツ 冬隠帰路』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 善悪をきれいに分けない、敵側に同情してしまう物語が好きな人
- 差別や排除の構造を、ファンタジーの皮を被せて描く作品に弱い人
- 説明されない世界を、表情と声から自分で読み解くのが苦じゃない人
- 雪と寒色で統一された画作りや、戦闘の重い質感を画面で味わいたい人
合わない人
- 固有名詞や勢力関係を、最初に丁寧に説明してほしい人
- スカッと勝って終わる、後味の軽い作品を求めている人
- 原作ゲームの知識ゼロだと置いていかれるのが我慢ならない人
- 明るくテンポの速い展開で気分を上げたい日の人
次に見るなら
ゲーム未プレイでも刺さったという意味では、サイバーパンク エッジランナーズがいちばん近い。原作を知らなくても、はみ出した側の人間が落ちていく話として完結していて、後味の重さも似ている。 敵側に感情移入してしんどくなる構造が好きなら進撃の巨人。誰が本当の敵なのかが何度もひっくり返る作りで、こちらでも石川由依の声に支えられている。憎しみが世代を越えて回り続ける感じが、冬隠帰路の対立と地続きに見える。 病で人が人でなくなる世界の手触りを求めるなら甲鉄城のカバネリ。感染と排除をホラー寄りのアクションで描いていて、寒々しい絶望感の出し方が近い。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『アークナイツ 冬隠帰路』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信中です。複数のサービスで視聴できるため、お使いの環境に合わせて選べます。前作からの流れを押さえつつ楽しみたい方は、配信サービスでまとめてチェックするのがおすすめです。


