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あそびあそばせ (OAD)
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Lerche |
日本生まれ日本育ちで英語が全くできない金髪美少女オリヴィア、真面目な優等生だが英語が苦手な香純、そして明るくもリア充になれない少女・華子。この3人の中学生が「遊び人研究会」を結成し、繰り広げる日常を描いたコメディです。可愛らしい絵柄とは裏腹の、顔芸やシュールなギャグが特徴です。
作品概要・あらすじ
あらすじ
日本生まれ日本育ちながら英語がまったく話せない金髪美少女・オリヴィア、真面目な優等生だけれど英語だけは大の苦手な香純、明るいのにいまひとつリア充になりきれない名家のお嬢様・華子。性格も育ちもバラバラな3人の女子中学生が、ひょんなことから「遊び人研究会(通称・遊研)」を結成します。お金をかけずに楽しめる遊びを日々研究し、勝負を仕掛け合う彼女たちの放課後は、なぜか毎回ロクでもない方向へと転がっていきます。可愛らしい絵柄からは想像できない、シュールでカオスな日常コメディです。みどころ・魅力
① 可愛い絵柄を裏切る容赦ない顔芸
本作最大の武器は、繊細で可憐なキャラデザインと、それを全力で崩壊させる「顔芸」のギャップです。追い詰められた少女たちが見せる白目・歪んだ表情・絶叫は、原作の魅力をそのままアニメで動かし、破壊力を何倍にも増幅させています。油断して見ると確実に笑わされます。② テンポの良いシュールギャグの連打
くだらない遊びが思わぬ展開を呼び、毎回オチが斜め上へ飛んでいく構成が痛快です。間の取り方や絶妙な静寂の使い方が秀逸で、一切勢いを失わずに笑いを畳みかけてきます。日常系でありながら先の読めないスピード感が癖になります。③ 個性が爆発する3人の掛け合い
天然で身体能力おばけのオリヴィア、ツッコミ役なのに一番不憫な香純、お嬢様ゆえに価値観がズレている華子。三者三様のキャラが互いの地雷を踏み合うことで生まれる化学反応が見どころです。誰か一人に肩入れしたくなる、絶妙なバランスの三人組です。キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 監督 | 岸誠二 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 柿原優子 |
| キャラクターデザイン | 黒澤桂子 |
| 音楽 | 甲田雅人 |
| 美術監督 | 海野有希 |
| OP | 木野日菜「スリピス」 |
| ED | 木野日菜「インキャインパルス」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に書くと、最初はTVシリーズの「おまけ」くらいの気持ちで再生した。コミックの限定版に付いてきた短い映像、という出自を知っていたから、本編前の小手調べみたいなものだろうと。ところが冒頭の数十秒で、その油断はきれいに裏切られる。かわいい絵柄の中学生が、何の前置きもなく真顔でしょうもない遊びを始める——あの落差が、もう完成しきっている。
面白いのは、これがTVアニメより前に世に出ているという順番だ。後から本編を見た身からすると「あの変なテンション、最初からこの密度だったのか」と妙に納得してしまう。2回目に見たときに気づいたのは、ギャグの設計そのものより、3人が「退屈をどう殺すか」だけに本気を出している、その一点に全部が乗っているということだった。
やることがない、を全力でやる——14歳の有り余る時間の、正しい無駄づかい
この短編を顔芸アニメとして消費するのは簡単だ。実際、可愛い造形が一瞬で崩壊する瞬間の気持ちよさは間違いなくある。けれど何度か見返すうちに、これは単なるギャグの詰め合わせではなくて、「中学生の、どうしようもなく余った時間」そのものを描こうとしているんじゃないかと思うようになった。
遊び人研究会という名前からして、何かを成し遂げる気がまるでない。目的がない。勝っても何ももらえないし、負けても何も失わない。なのに、香純も華子も、目の前のくだらない遊びに対してだけは異様に本気だ。この「どうでもいいことに全力を出せる」状態こそ、あの年齢にしか許されない贅沢で、社会的な意味も生産性も一切ない時間を、彼女たちは惜しげもなく燃やしている。大人になると、何かをする前に「これに意味はあるか」を一瞬考えてしまう。彼女たちはそれをしない。だからこそ眩しい。
香純を演じる小原好美の、真面目さが裏目に出ていく芝居がいい。優等生でありたいのに英語だけはどうにもならない、あの噛み合わなさ。木野日菜の華子は、明るいのにどこかリア充になりきれない、その絶妙な居場所のなさを声だけで成立させている。3人が顔を崩すたびに笑うけれど、笑った後にうっすら残るのは「こんなふうに何も気にせず時間を捨てられた頃が、確かに自分にもあったな」という感触だ。くだらなさの底に、戻れない時間への手触りがある。そこまで含めて、この作品の核心だと思っている。
特に刺さったシーン
序盤、ひとつの遊びのルールを大真面目に説明し合うくだりが好きだ。誰も得をしないルールを、まるで重大な契約みたいに確認し合う——あの温度がたまらない。可愛い顔のまま声だけが妙に据わっていて、小原好美の「優等生の真顔」と木野日菜の「煽る側の明るさ」がぶつかった瞬間、画面の空気が一段おかしくなる。
あと、脇を固める面々の使い方がうまい。置鮎龍太郎が前多に当てる、あの落ち着き払った低音が、暴走する女子中学生たちの隣にあるだけで構図として笑える。石見舞菜香の聖、岩田光央の赤さんも、出てくる尺は短いのに存在感だけはしっかり置いていく。終盤の畳みかけで、全員の真顔が一斉に崩れていくとき、思わず「そうなるよな」と声が出た。崩れ方の作画に手を抜いていないのが、このシリーズの誠実なところだと思う。
読んで見たくなったら——『あそびあそばせ (OAD)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 可愛い絵柄が全力で崩壊する瞬間に、理屈抜きで笑える人
- 意味も結論もないまま終わる日常コメディが好きな人
- TVシリーズを見た上で、原点の温度を確かめたいコアファン
- 声優の「真顔でくだらないことをやる芝居」を味わいたい人
合わない人
- 物語に起承転結や成長を求める人
- キャラの顔が崩れる表現が生理的に苦手な人
- 本編を未見で、いきなりこの短編から入ろうとする人
次に見るなら
この崩壊する顔芸の快感がクセになったら、かぐや様は告らせたいへ。可愛い絵柄と全力の表情筋というギャップでは、近い快感が確実に得られる。
「目的のない日常を、ただ眺める」心地よさが好きならみなみけ。何も起きないのに見続けてしまう、あの温度の元祖みたいな作品だ。
そして、くだらなさの純度をもっと上げたいならポプテピピック。理屈で笑わせにこない潔さは、あそびあそばせと地続きの場所にある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『あそびあそばせ(OAD)』は、dアニメストアとHuluで配信されており、どちらのサービスでも視聴することができます。アニメ本編とあわせてチェックしたい方は、これらの配信サービスを利用するのがおすすめです。気になった方は、ぜひ自分に合ったサービスで楽しんでみてください。



