べるぜバブ

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2011べるぜバブ

べるぜバブ

★ 3.8 / 5.0アクションコメディ超自然
放送年2011年
フォーマットTVアニメ
話数60話
原作漫画
制作Studio Signpost

石山高校の一年生・鬼塚龍一は、不良たちで有名な学校に通っていた。ある日、川を流れてくる男を見かけると、その男が突然二つに割れて、中から赤ちゃんが現れた。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

不良の巣窟として知られる石山高校に通う一年生・鬼塚龍一(男鹿辰己)は、最凶の不良として恐れられる存在。ある日、川を流れてきた男が突然真っ二つに割れ、中から赤ん坊が現れる。その赤ん坊こそ、魔界の大魔王の息子ベル坊だった。なぜか男鹿にベッタリなベル坊を引き取る羽目になった彼は、悪魔のメイド・ヒルダとともに、人類最凶の親父を探す奇妙な育児生活に巻き込まれていく。

みどころ・魅力

① 不良×育児という前代未聞のぶっ飛んだ設定

最強の不良が赤ちゃんをあやしながら戦うというシュールな構図が笑いの核心。怒鳴れば雷が落ち、離れれば感電するという超常ルールが加わることで、バトルと日常ギャグが絶妙に混ざり合い、独特のテンポ感が癖になる。

② テンポよく続くバトルとギャグの融合

不良同士の本気のケンカに魔界パワーが乱入するバトルシーンは迫力十分。しかしその直後にはベル坊の無垢なリアクションがオチを取るなど、緩急のある展開が続く。笑いと熱さを同時に楽しめるテンションの高さが魅力だ。

③ 個性豊かなキャラクターが次々と登場

主人公の男鹿はもちろん、クールなヒルダ、ベル坊に振り回される同級生たちなど、脇を固めるキャラも立っている。石山高校の強者たちとの対決を通じて新たな仲間が増えていく群像劇的な面白さも見逃せない。

キャスト・声優一覧

バティム・ド・エムナ・アランドロン
バティム・ド・エムナ・アランドロン
メイン
高木渉
男鹿辰巳
男鹿辰巳
メイン
小西克幸
邦枝葵
邦枝葵
メイン
豊崎愛生
古市貴之
古市貴之
メイン
水島大宙
ヒルデガルダ
ヒルデガルダ
メイン
伊藤静
カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世
カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世
メイン
沢城みゆき
東条英虎
東条英虎
サブ
関智一
七海静
七海静
サブ
池澤春菜
花澤由加
花澤由加
サブ
戸松遥
ヨルダ
ヨルダ
サブ
寿美菜子
武宇
武宇
サブ
丹沢晃之
出崎巧
出崎巧
サブ
高橋伸也

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スタッフ

監督高本宣弘
シリーズ構成横谷昌宏
キャラクターデザイン吉岡毅
音楽高梨康治
OPLc5「Dadada」
OP엠블랙「はじまるのは、さよなら」
OPフロウ「Hey!!!」
OPエムブラック「Baby U!」
OPLc5「Only you-君との絆 -」
ED9nine「Answer」
ED佐々木希「Tsuyogari」
EDノースリーブス「Nanairo Namida」
ED佐々木 希「Papepipu♪ Papipepu♪ Papepipupo♪」
ED9nine「Shojo Traveler」
EDグループたましい「Dadada」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「赤ちゃん抱えて戦う不良マンガ」という一行で片付けられがちな作品だけど、実際に見始めると思ったより丁寧に作られていて、少し驚いた記憶がある。2011年当時、週刊少年ジャンプ原作のアニメはとにかく数が多くて、正直そんなに期待せずに1話を流した。でも開始数分で川から流れてきた男が真っ二つに割れて赤ちゃんが出てくるあの場面、あのシュールな絵面に笑ってしまって、そのまま続きを見ていた。

2回目に通して見たとき気づいたのは、ギャグのテンポがかなり計算されているということ。単発のコメディではなく、不良同士のパワーバランスとベルゼバブ4世の泣きのタイミングが連動していて、シリアスになりかけたところに赤ちゃんの電撃が入る構造になっている。「懐かしい」という感情が強く出てくる作品だが、それは単純な郷愁ではなく、あの時代のジャンプ特有のテンション感が画面に宿っているからだと思う。

最強の不良が「逃げられない責任」を背負わされる話

べるぜバブは表面上「不良×悪魔コメディ」だが、見ていくと一本の軸が通っていることに気づく。主人公・鬼塚龍一は石矢魔の最強で、誰とでも喧嘩して誰にも負けないはずの人間だ。ところが赤ちゃん一人を押しつけられた途端、その「最強」が全く機能しなくなる。

ベルゼバブ4世は捨てようとしても戻ってくる。離れると電撃が飛んでくる。物理的に解決できない。鬼塚がどれだけ強くても、赤ちゃんの世話という問題は拳では片付かない。これがこの作品の核心で、単なるギャグ設定ではなく「責任から逃げられない状況に放り込まれた人間がどうするか」を描いている。

面白いのは、鬼塚がそれを嫌々受け入れていく過程で、少しずつベルゼバブ4世に情が移っていく点だ。本人は絶対に認めないし、作中でも明言されることは少ない。でも戦い方が変わる。誰かを守りながら戦うというのは、守るものを持たずに戦うのとは全く別の行為で、鬼塚の強さの質が話数を経るごとに変化していくのが見て取れる。

ヒルデガルダ(伊藤静)がその変化をずっと近くで見ている存在として機能していて、彼女のリアクションが視聴者の代弁になっている場面は多い。伊藤静の演技は普段クールなのに時々素が出る、あの絶妙な隙のある声質が役にはまっていた。魔界の侍女という設定なのに人間の常識に振り回されている様子が、鬼塚との対比でちゃんと笑いになっている。

また東条英虎役の関智一の存在感も見逃せない。関智一は長いキャリアの中でライバルキャラを何人も演じてきた人だが、東条の「強いくせに妙に憎めない」感じはこの人だからこそ出ていたと思う。対立から始まる関係が変化していく流れは、鬼塚とベルゼバブ4世の関係と構造的に似ていて、べるぜバブ全体が「嫌でも繋がってしまった関係をどう扱うか」というテーマを複数のレイヤーで描いていることがわかる。

特に刺さったシーン

序盤、鬼塚がベルゼバブ4世を何とか他の誰かに押しつけようとして、ことごとく失敗していく場面の連続が好きだ。試みるたびに電撃が飛んで、結局自分のところに戻ってくる。ここで笑えるのは鬼塚の表情の変化で、最初の「は?」から始まって、だんだんと「またか」に変わっていくあの諦めの顔。声優の収録でどこまで指示があったかは知らないけど、あの体温の低い笑いはかなり好きな間だった。

男鹿辰巳(小西克幸)が絡んでくる場面も印象に残っている。小西克幸は太い声でゴリゴリの不良を演じながら、コメディシーンでは少し力を抜いてくれる。そのメリハリが石矢魔の他のキャラクターとの掛け合いで効いていた。戸松遥演じる花澤由加は出番は多くないが、一般人として平常心を保とうとしながら崩れていくリアクションが毎回小気味よかった。

それから、沢城みゆきが演じるカイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世(要するに悪魔大王の方)の出番。沢城みゆきの出演作は385本を超えるが、あれだけの実績がある中で「威厳のある悪魔大王をどこかとぼけた文脈で喋らせる」という使い方が成立していたのは、声の説得力があるからだと思う。笑いの中でもちゃんと格が出ていた。

読んで見たくなったら——『べるぜバブ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 2000年代〜2010年代のジャンプ不良マンガが好きだった人
  • テンポのいいギャグアニメを探している人(1話完結に近い構成なので流しやすい)
  • ハートフルにならない父子もの、というか「情が移っているのに認めない」タイプのキャラクター関係が好きな人
  • 関智一小西克幸伊藤静あたりの声優が好きで過去作を掘っている人

合わない人

  • ストーリーが一本の縦軸で進むことを求めている人(話数によって温度差がある)
  • 赤ちゃんや育児描写が全く得意でない人(ギャグ文脈だが頻繁に出てくる)
  • 原作の途中打ち切りを知った上でアニメを見ると、エンディングの収束感に物足りなさを感じる可能性がある
  • シリアスな戦闘シーンに重さを求めている人には、コメディ寄りのバランスが物足りないかもしれない

次に見るなら

べるぜバブのような「不良×超常現象×コメディ」が好きなら、トランスフォーマー ロボッツ・イン・ディスガイズではなく——魔入りました!入間くんがおすすめ。悪魔界に放り込まれた人間の少年が持ち前のポジティブさで周囲を巻き込んでいく構図が近い。ギャグの質感も似ていて、テンポよく見ていける。

「嫌々ながら誰かの世話を引き受けることになる」という関係性に引っかかったなら、うる星やつら(2022年版)も並べて見てみると面白い。追いかけてくる存在から逃げ続けながら、結局離れられなくなっていく構造は、べるぜバブと地続きの笑いの文法で作られている。

もう少し戦闘シーンに比重を置きたい人ならアイアンナイト(幽☆遊☆白書)ではなくToLOVEる -とらぶる-……というより、ぬらりひょんの孫がいいかもしれない。同じジャンプ原作、同時期の不良×超常現象系で、こちらはよりシリアスよりのバランスになっている。べるぜバブのコメディ寄りと比べて見ると、同じ素材でどちらに振るかがよくわかる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『べるぜバブ』はABEMAおよびdアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluにて配信中で、複数のサービスで視聴できる。月額サービスを契約していれば追加料金なしで全話一気見が可能なため、まとめて楽しみたい方にも便利な環境が整っている。ABEMAでは無料視聴できる場合もあるため、まず試してみるのもおすすめだ。

よくある質問

Q. べるぜバブはどこで見られますか?
A. ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで配信中です。複数のサービスで視聴できるため、すでに契約中のサービスからすぐに視聴を始められます。
Q. 何話まであるアニメですか?
A. 2011年から2012年にかけて放送されたTVアニメで、全60話構成です。原作漫画の序盤から中盤にかけてのエピソードをカバーしており、ボリュームたっぷりで楽しめます。
Q. 原作漫画と比べてアニメはどこまで描かれていますか?
A. アニメは原作漫画の途中までを映像化しており、アニメオリジナルエピソードも含まれます。続きが気になった場合は原作漫画を読むと結末まで楽しめます。
Q. 子どもと一緒に見られますか?
A. 不良同士の喧嘩や超常バトルが中心のため、小さなお子様よりも中学生以上向けの内容です。ギャグ色が強く過激な描写は少ないため、ジャンプ系アクションが好きな方なら幅広く楽しめます。

まとめ

『べるぜバブ』はABEMAおよびdアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluにて配信中で、複数のサービスで視聴できる。月額サービスを契約していれば追加料金なしで全話一気見が可能なため、まとめて楽しみたい方にも便利な環境が整っている。ABEMAでは無料視聴できる場合もあるため、まず試してみるのもおすすめだ。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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