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Übel Blatt~ユーベルブラット~
| 放送年 | 2025年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Satelight |
黒剣の使い手が刃を抜けば、その前にいる者は皆切り裂かれるという噂が広がっていた。黒剣を携えた謎の少年・ケインツェルは確かに卓越した剣技を持つが、血なまぐさい噂の犯人なのか。かつて倒されたはずの四人の強き戦士・背信の槍に追われながら、彼の真実は明かされていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
黒剣を抜けば、その前に立つ者はことごとく切り裂かれる――そんな血なまぐさい噂が大陸に広がっていた。噂の中心にいるのは、黒い剣を携えた謎めいた少年・ケインツェル。卓越した剣技を持つ彼は、はたして噂どおりの非情な殺戮者なのか。やがて、かつて世界を救った英雄として語り継がれながらも、その裏で背信を働いた四人の戦士「背信の槍」の存在が浮かび上がる。彼らに追われ、刃を交えながら、ケインツェルが何のために剣を振るうのか、その隠された真実が少しずつ明かされていく、復讐と謀略が渦巻くダークファンタジー。みどころ・魅力
① 重厚なダークファンタジーの世界観
中世ヨーロッパを思わせる薄暗い大陸を舞台に、英雄譚の裏に隠された裏切りと陰謀が描かれます。善悪が単純に割り切れない大人向けの物語構造が魅力で、登場人物それぞれの思惑が複雑に絡み合う重厚なドラマが楽しめます。② 黒剣使いケインツェルの剣戟アクション
主人公が振るう黒剣のスピード感あふれる戦闘シーンが本作の見どころのひとつ。一撃で勝負を決める鋭い剣技と、強敵「背信の槍」との激突は緊張感に満ちており、アクション好きにも見応えのある作品に仕上がっています。③ 少しずつ明かされる「真実」の謎
ケインツェルの正体や、彼が復讐に身を投じる理由は物語が進むにつれて徐々に解き明かされていきます。噂と現実、英雄と裏切り者――そのギャップを軸にしたミステリアスな構成が、視聴者を先へ先へと引き込んでいきます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 直谷たかし |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高橋龍也 |
| キャラクターデザイン | 立石聖 |
| 音楽 | 成田旬 |
| 美術監督 | 小崎弘貴 |
| 音響監督 | 藤本たかひろ |
| OP | ガーニデルア「罪人」 |
| ED | 橘ひな「Stella」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「黒い剣を持った無口な少年が、目の前のやつを片っ端から斬っていく話」くらいの軽い気持ちで見始めた。プライムビデオのトップに並んでいたサムネが妙に陰気で、こういう湿った中世ファンタジーには弱いので、つい一話を流した。それだけの動機だった。ところが見ているうちに、これは無双モノじゃないなと気づく。剣がよく斬れるのは事実なんだが、画面の温度がずっと低い。誰も気持ちよく勝っていない。2回目に見たとき、ケインツェルが斬るたびに表情を消していくのが妙に引っかかった。あれは爽快感じゃなくて、義務に近い顔だ。1話の段階では「強い少年」にしか見えなかったものが、2周目では「終わらせ方を知らないまま走り続けている誰か」に見えてくる。そういう作品だった。
名誉は、生き残った者が書き換える——「背信」とされた側の復讐譚
この作品は単なる剣戟ファンタジーではなくて、「英雄譚は誰の都合で記録されるのか」という話だと思っている。世間に広まっている黒剣の噂——刃を抜けば前にいる者は皆切り裂かれる——は、いかにも悪役の触れ込みだ。だが物語が進むにつれて、その噂を作ったのは誰なのか、噂で得をしているのは誰なのか、という方向に視点がずれていく。語られている「正しい歴史」と、ケインツェルが背負っている「実際に起きたこと」のあいだに、どうしようもない断絶がある。
かつて倒されたはずの四人、背信の槍。彼らが今もこの世界で力を持っているという事実そのものが、この世界の歴史が嘘で塗り固められていることの証明になっている。勝った側、生き残った側が、自分たちを英雄に書き換え、本当に戦った者を「背信者」として消した。ケインツェルの復讐は、敵を斬ることそのものより、書き換えられた記録を一枚ずつ剥がしていく作業に近い。だから彼の旅はカタルシスが薄い。斬っても斬っても、世界が信じている物語のほうは簡単には変わらないからだ。
個人的に刺さるのは、復讐を遂げたところで死んだ仲間が戻るわけでも、名誉が回復するわけでもない、とこの作品がわかっている点だ。それでも歩く理由を、勝利や正義ではなく「記録されなかった真実を、せめて自分だけは覚えている」というところに置いている。派手なファンタジーの皮をかぶった、かなり地味で執念深いテーマだと思う。
特に刺さったシーン
声の作りが全体の陰気さを支えている。とくに敵側の重みが効いていて、鳥海浩輔のファーゴは、序盤から「こいつは話が通じる相手じゃない」と肌でわかる低さで、台詞の少ない場面でも空気を掌握していく。山路和弘のエルグナッハは、出てくるだけで画面の格が一段上がるタイプの声で、終盤の対峙で見せる凄みは、長く前線を張ってきた俳優ならではの厚みがあった。乃村健次のダリステはどっしりした圧、松田健一郎のゲランペンは粘っこい不気味さ、と背信の槍それぞれに別の怖さが割り振られていて、敵が記号にならない。
個人的にいちばん効いたのは、浜田賢二のロズンまわりの芝居だ。声のトーンひとつで、この人物が単純な善悪のどちら側なのか測れなくなる瞬間があって、序盤のある対話シーンで思わず巻き戻した。斬り合いより、斬り合いの前の沈黙のほうがこの作品は強い。剣を抜くまでの間合い、相手の真意を探るときの声の揺れ——そこを声優陣がきっちり埋めてくるから、湿った世界観が崩れずに最後まで持つ。
読んで見たくなったら——『Übel Blatt~ユーベルブラット~』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 湿った中世ダークファンタジーの空気そのものを浴びたい人
- 復讐譚を「爽快感」ではなく「執念」として味わいたい人
- 歴史が勝者によって書き換えられる、という構造の物語が好きな人
- 敵キャラの声の芝居まで含めて作品を見るタイプの人
合わない人
- 主人公が気持ちよく無双してスカッとしたい人
- テンポよく明るく進むファンタジー冒険を求めている人
- 血生臭さ・救いの薄い展開が続くのが苦手な人
- 配信がプライムビデオ限定なので、そこに加入していない人は入口で詰まる
次に見るなら
この陰気な復讐の手触りが好きなら、まずはベルセルク。裏切りと喪失を背負った剣士が、それでも歩き続ける——根っこの体温の低さが近い。次にヴィンランド・サガ。復讐から始まって、その先まで描こうとする話で、「斬った後に何が残るのか」という問いを共有している。組織と裏切りの構図が刺さったならクレイモアもいい。化け物を斬る者たち自身が、上の都合で使い捨てられていく——書き換えられた正義への不信感がよく似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
TVアニメ『Übel Blatt~ユーベルブラット~』は、Amazonプライムビデオで配信されており、見放題で視聴することができます。重厚なダークファンタジーの世界観をじっくり楽しみたい方は、Amazonプライムビデオでチェックしてみてください。配信状況は変更される場合がありますので、視聴前に最新の情報を確認することをおすすめします。
