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ビルディバイド -#FFFFFF-(コードホワイト)
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | LIDENFILMS |
ネオ京都は廃墟と化していた。人々は王の従者「公家」に集められ、魔力を奪うため「樽」に入れられていた。王を維持するためだ。そこへ一人の少女が現れ、公家に追われていた。彼女は元の王、倉部菊花。かつてネオ京都史上最強の王として知られていた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
廃墟と化したネオ京都。王の従者「公家」たちは人々を集め、魔力を奪うための「樽」に押し込んでいた。すべては王を維持するために。そこへ公家に追われる一人の少女が現れる。彼女の名は倉部菊花——かつてネオ京都史上最強の王と謳われた存在だ。かつての王として失った力と地位を取り戻すべく、菊花は再び「王への挑戦」へと踏み出していく。みどころ・魅力
① 廃墟と化したネオ京都が描くディストピアSF世界観
現代日本とは異なる「ネオ京都」という架空都市を舞台に、王制と魔力支配という独自の世界観が展開されます。荒廃した街並みと支配構造の描写はシリーズ2作目として一層深みを増しており、設定の続きを楽しみにしていたファンの期待に応える濃密なSF演出が見どころです。② 最強の元王・倉部菊花の覚醒と反撃
かつてネオ京都最強と称えられながらも失脚した菊花が、絶望的な状況の中で再び立ち上がる姿がドラマの核となっています。追われる立場から逆転していく展開と、彼女の強さと脆さが交差するキャラクター描写が物語に緊張感を与えています。③ カードゲームバトルを軸にしたアクション演出
「ビルディバイド」のゲームシステムを活かした対戦シーンは、視覚的なエフェクトと戦略性が融合した見応えのある仕上がりになっています。前作から引き続き登場するキャラクターも多く、シリーズを通じて楽しめるバトル演出がアニメとしての魅力を高めています。キャスト・声優一覧

















スタッフ
| 監督 | 駒田由貴 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 冨田頼子 |
| 原案キャラデザ | 駒田由貴 |
| キャラクターデザイン | 友岡新平 |
| 音楽 | 井内啓二、東大路憲太 |
| 美術監督 | 田尻健一 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | エゴイスト「Gold」 |
| ED | フーヤ・エクステンデッド「A Shout Of Triumph」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期(コードブラック)を完走していたので、2期が始まると知って「あ、続くんだ」くらいの温度感で再生ボタンを押した。カードゲームアニメは律儀に続く。ここは事実として受け入れている。ビルディバイドは、TCGの販促アニメという出自の割に1期が意外とネオ京都の世界観にこだわっていたので、その続きは見ておこうと判断した。最初の数話は正直しんどかった。廃墟と化したネオ京都、民衆が「樽」に詰め込まれて魔力を搾取される絵面は、カードゲームアニメに期待する派手さより暗さが先行する。でも序盤を2回目に見返したとき、そのトーンが意図的な設計だとわかってきた。キッカ(芹澤優)の声の張り方が、キャラクターの孤立感とちょうど合っていたのだ。
カードゲームは支配の言語——「王」というシステムを壊すことの意味
このシリーズを貫いているのは、突き詰めると「権力構造をどう解体するか」という話だと思う。ネオ京都という閉じた社会の中で、テリトリーバトル(要するにカードゲームの試合)が支配の正統性を決める仕組みになっている。強い者が王になり、弱い者は消費される。そこに2期の主人公キッカが「かつての最強の王」として戻ってくる構造は、単純なリベンジものではない。彼女はすでに王位を失っている。取り戻そうとしているのは地位ではなく、自分が積み上げたものを奪われたという事実への清算だ。上村祐翔が演じる蔵部照人の存在が、その清算にどう絡んでいくかが中盤以降の軸になっている。カードゲームというメディアはここで面白い機能を持つ。勝敗が「正しさ」の代替として機能する社会では、バトルは単なるゲームじゃない。1枚のカードの選択が倫理的な主張になる。2期はその論理を1期より意識的に使っていて、松風雅也が声を当てる石乃目巽のような「システムの側」にいるキャラクターとの対比が効いていた。関俊彦の樋熊万里生は、この社会の腐食具合を体現するような役回りで、ベテランの圧が台詞の間に滲んでいる。カードゲームアニメの記号をちゃんと機能させながら、「王制」そのものを問い直す話として読める作品だった。
特に刺さったシーン
序盤の、キッカが追われながらもカードを手放さないシーン。かつての王としての記憶と、今の廃墟の対比が画面の中で同時に処理されていて、芹澤優の声がそこに乗った瞬間に「このアニメちゃんとやってる」と思った。芹澤優は「声優と夜あそび」のMCイメージが強く、素に近い声質が先行しがちなのだが、キッカでは張力がある。かつての王としての重さと、追われ者としての切迫感を、叫び過ぎずに両立させていた。古賀葵が演じる棟梨ひよりとの絡みも好きで、感情をあまり表に出さないキャラクター同士が終盤に向けて徐々に距離を詰めていく設計が地味に効いていた。古賀葵の抑えた演技が、ひよりの「踏み込めない理由」をちゃんと伝えていた。
読んで見たくなったら——『ビルディバイド -#FFFFFF-(コードホワイト)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1期(コードブラック)を見ていて、世界観の続きが気になっていた人
- カードゲームアニメに親しみがあり、ディストピア設定の重さに耐性がある人
- 廃墟・支配構造を舞台にしたアニメで、人物ドラマが絡むのを楽しめる人
- 芹澤優・古賀葵の演技目当てで見られる人
合わない人
- カードゲームのルール・デッキ構築の説明が全く興味ない人(それなりに出てくる)
- 1期未視聴で2期から入ろうとしている人(前提の補足はほぼない)
- テンポよく話が動くことを期待している人(中盤の引っ張りは長め)
次に見るなら
カードバトルが社会構造と直結する設計が好きなら、遊☆戯☆王VRAINSが近い温度感にある。サイバー空間でのデュエルと現実の陰謀が絡む構造で、「バトルが社会的意味を持つ」という点でビルディバイドと通じる部分が多い。
「廃墟都市」「かつての実力者が戻ってくる」という構図が刺さったなら、クロスアンジュ 天使と竜の輪舞もおすすめ。地位を奪われた主人公が這い上がる話で、ディストピアの作り込みと女性キャラクターの関係性描写が特徴。世界観の暗さに慣れているなら刺さる。
カードゲームアニメとして長期の世界観を追いたいなら、カードファイト!! ヴァンガードシリーズが一番積み上げが厚い。接点となるシリーズを選ぶのに少し手間がかかるが、「カードが世界を動かす」という設計の完成度は高い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ビルディバイド -#FFFFFF-(コードホワイト)』はdアニメストアで視聴できます。前作『-#000000-(コードブラック)』に続く第2期にあたる作品のため、あわせて視聴するとより物語を深く楽しめます。dアニメストアはアニメ作品を豊富に揃えたサービスですので、ぜひこの機会に確認してみてください。

