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異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 10話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Tezuka Productions |
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術第二季。悪魔領主ディアブロが帰ってきた。レムとシェラと森を旅していると、強力なパラディンに追われるぼろぼろの少女に遭遇する。ディアブロはまたも社交スキルの欠如を隠しながら彼女を救わねばならない。
作品概要・あらすじ
あらすじ
人気ファンタジーアニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」の第2期。最強の悪魔族・ディアブロがレムとシェラとともに森を旅していると、傷つきながら逃げ回る謎の少女と出会う。彼女を追うのは強大なパラディンたち。コミュ障ゆえに魔王キャラを演じ続けるしかないディアブロは、またしても持前の圧倒的な力で窮地を打開しようとする。新たな仲間と強敵が絡む、笑いとバトルと甘酸っぱさが混在した第2章が幕を開ける。みどころ・魅力
① コミュ障魔王のギャップがさらに加速
内心ではオドオドしているのに、口から出てくるのは全力の魔王口調。第2期ではディアブロのこのギャップがさらに洗練され、新キャラとの絡みでより多くのシーンに笑いを生む。「カッコいいのにカッコよくない」独特のコメディテンポが本作最大の魅力であり、慣れ親しんだファンにも新鮮に映る。② 新ヒロイン登場で広がるハーレム模様
傷ついた状態で現れる新たな少女の登場により、物語の人間関係がさらに複雑になる。それぞれのヒロインがディアブロに異なる感情を向けるなかで、ラブコメ要素とファンタジー展開が絶妙に絡み合う。誰とどんな関係になっていくのか、1期ファンほど楽しめる構成になっている。③ スケールアップしたバトルと世界観
パラディンという新たな強敵の登場により、バトルシーンのスケールが1期から一段階引き上げられている。ディアブロの魔法の迫力はそのままに、敵側の組織・思惑が加わることで物語のテンションが持続する。アクション面でも見ごたえのあるシーンが増え、ストーリーの厚みが増した。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 桑原智 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 筆安一幸 |
| 原作 | むらさきゆきや |
| 原案キャラデザ | 鶴崎貴大 |
| キャラクターデザイン | 金子志津枝 |
| 音楽 | 山下洋介、加藤裕介 |
| 美術監督 | 斉藤雅巳 |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | 芹澤優「EVERYBODY! EVERYBODY!」 |
| ED | 芹澤優「YOU YOU YOU」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期が始まったとき、タイトルだけ見て「これは自分が見るやつじゃない」と思った。でも何となく1話を再生したら、ディアブロのコミュ障設定が思いのほか機能していて、そのまま終わりまで見てしまった。あの「内面では震えているのに口から出るのは魔王語録」という構造、笑えるようで笑えない人間観察になっていて、変な引っかかりがあった。
Ωは2周目に入ると序盤の、ぼろぼろの少女と出会うくだりの芝居がずいぶん変わって聞こえた。最初は「またヒロイン追加か」と流していたシーンが、ディアブロが自分なりの正義感を隠しながら動く場面として機能しているのに気づく。加藤英美里さんのエデルガルトが初登場したとき、声のトーンが妙にひりついていて、1回目は何も考えずに見ていたけど、2回目で「あ、この子は傷ついている側じゃなくて傷つけてきた側だ」とわかった。そういう仕掛けをちゃんとやっているのに、同じ話数にサービスシーンが挟まる。問題ある作品というのはそういうことで、でも結局見てしまう。
ヘタレが「強さ」を演じ続けることで、本当に強くなるかどうかの話
この作品をセクシーコメディとして消費することは簡単で、そう見れば見れるように作ってある。ただ1期からΩまで通して見ると、ディアブロというキャラクターが一貫してひとつのことをやり続けているのがわかる。「魔王として振る舞う」という虚構を保ちながら、その虚構がいつのまにか本人を変えていく、という話だ。
引きこもりのゲーマーが異世界に飛ばされて魔王ロールプレイを始める、という設定自体はよくある。でもディアブロの場合、その演技が周囲に本気で信じられてしまい、信じられた結果として彼自身が「信じられるだけのことをしなければならない」状況に追い込まれる。Ωで新たな敵として立ちはだかるパラディンたちや、興津和幸さんが演じるゲイバルトの存在は、そのプレッシャーをより直接的に可視化する装置として機能している。興津さんの声は重心が低くて、対峙したときのディアブロの「やばいかもしれないが引けない」という感触がちゃんと伝わる。
芹澤優さんのシェラは基本的に明るく、立花慎之介さんのバナクネスは権威的な圧を持っている。この二者のトーンの差がそのまま、ディアブロを挟んだ「守るべきもの」と「立ちはだかるもの」の対比になっている。赤﨑千夏さんのファニス・ラムニテスに関しては、Ωで加わった役どころの中で一番声の使い方が複雑で、芝居の密度が高い。信念がある人間の声というのは、善悪を問わず、ああいう重さになるんだとあらためて思った。
「問題ある作品」というのは、こういう芝居の積み重ねがある一方で、同じシーンにサービス描写が混在しているということで、それを全部ひっくるめて楽しむかどうかは視聴者に委ねられている。でも構造を真面目に読んでいくと、ヘタレが嘘をつき続けることで本当の自分を作っていく話として、意外なほどまっとうに機能している。
特に刺さったシーン
終盤、ディアブロが完全に追い詰められる局面で、それでも「魔王ディアブロ」として振る舞い続ける場面がある。このとき内心の独白と外に出る言葉の落差が最大になっていて、ここが一番笑えてかつ一番きつい。1回目は笑いとして処理していたのに、2回目に見ると「このキャラクターは本当はすごく怖がっている」という読みが入って、笑いの質が変わった。
加藤英美里さんのエデルガルトが過去を話す場面は、声のダイナミクスの使い方が細かくて、感情を制御しようとしながらこぼれていく感じが出ている。ああいう芝居は台本通りに読むだけでは出ない。Ωで追加されたキャラクターの中で、エデルガルト絡みのシーンが一番密度があった。
読んで見たくなったら——『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- コミュ障の内面描写に妙なリアリティを感じてしまう人
- 1期を見てΩまで気になっている人(通しで見る前提で作られている)
- サービスシーンを許容した上でキャラクターの声芝居を楽しめる人
- 「問題はわかってるけど見てしまう」という感覚に慣れているオタク
合わない人
- サービス描写が一切入っている時点でアウトという人(それが主軸のひとつなので回避不能)
- 1期未視聴で飛び込もうとしている人(設定・人間関係の説明がほぼない)
- ストーリーの整合性や世界観の細部を重視する人(そこを求める作品ではない)
次に見るなら
盾の勇者の成り上がりは、異世界に飛ばされた側の人間が理不尽な状況を力でひっくり返していく構造が近い。ディアブロの「内面と外面の乖離」ほど笑いには振れていないが、弱者が力をつけていく過程の描写が好きならこちらも刺さる。
この素晴らしい世界に祝福を!は、コメディとして振り切れている分だけ見やすい。異世界転生×コミュ障キャラ×パーティの賑やかさ、という共通項がある。シリアスに落ちる瞬間の落差の使い方も似ている。
ノーゲーム・ノーライフは、ゲーム廃人が異世界で本領発揮するという原型に近い作品として。こちらはサービス描写の比重が異なるが、主人公が「ゲームの中の自分」として振る舞うことで現実を切り開いていく構造に共通するものがある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」は、ABEMAおよびdアニメストアで配信中のほか、U-NEXTとDMM TVでも視聴可能です。複数のサービスで展開されているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始めることができます。1期未視聴の方はあわせてまとめて楽しむのがおすすめです。



