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Butlers~千年百年物語~
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | SILVER LINK. |
コマ神宮寺(ジェイ)は、頭脳明晰でハンサムな生徒会長。優雅な笑顔は女性たちの心を虜にする。早川翼は、カフェの多才で優しい店員。フクロウのラテアートが施されたカフェラテは女性客に大人気。二人の男性は時間を超えて宿敵と戦う。「執事」と呼ばれる魅力的な彼らは、超自然的な戦いに挑む。
作品概要・あらすじ
あらすじ
名門校の生徒会長・神宮寺J(ジェイ)は、優れた頭脳と完璧な立ち居振る舞いで周囲を魅了する存在。一方、学校のカフェで働く早川翼は、繊細なラテアートと温かな人柄で女性客たちのハートを掴んでいる。外見も性格も対照的な二人だが、実は時を超えた因縁で結ばれていた。宿敵との長い戦いに再び身を投じる「執事」たちの、コミカルかつ超自然的な物語が幕を開ける。みどころ・魅力
① 対照的なキャラクターが生む笑いと化学反応
クールで完璧な生徒会長・J と、人懐っこいカフェ店員・翼のギャップが物語の笑いの核心。真逆の個性がぶつかり合うやり取りは軽快で、シリアスな超自然バトルとのコントラストがテンポよく楽しめる。男性キャラクターが多くそろい、それぞれの個性が際立つのも見ごたえのひとつ。② 千年を超えた宿命と”執事”という設定の深み
ただのイケメン学園コメディにとどまらず、千年・百年単位で続く宿敵との戦いという壮大な背景が物語に厚みを与えている。「執事」という言葉が持つ忠誠・奉仕のイメージと、バトル要素が交差する独特の世界観は、一度引き込まれると最後まで目が離せない。③ コメディとバトルを両立した軽快なテンポ
笑えるシーンとアクションシーンが絶妙なバランスで配置されており、重くなりすぎず軽くなりすぎない作風が特徴。日常パートのゆるい空気感と、超自然的な戦闘シーンとの切り替えが鮮やかで、幅広いアニメファンが楽しめる作品に仕上がっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 高橋賢 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 清水恵 |
| 原案キャラデザ | 湖住ふじこ |
| 音楽 | |
| 音響監督 | 土屋雅紀 |
| OP | オルドコデックス「Growth Arrow」 |
| ED | 如月 テンナ「陽だまりの庭 ~Eternal Garden~」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけ見て「執事ものか、乙女ゲー原作か」と思って手を出すのが遅れた作品。2018年春クールは他にも追いかけてたし、正直優先度は低かった。実際に見始めたのは一つ下のクールが始まってから、半ば消化試合で。ところが1話冒頭から「あれ、思ってたのと違う」となった。生徒会長がやたらと洗練されたやつで、前野智昭の声がつくと途端に画面に重みが出る。コマ神宮寺(ジェイ)というキャラの佇まいが、明らかに「今どきの学校生活」に収まらない何かを漂わせていて、そこだけで続きが気になった。2回目に見たときには、序盤のコメディパートに散りばめられた伏線がようやく見えてきて、「あ、これ真面目にやってる作品だったんだ」と認識が変わった。
千年・百年という時間を背負わされた男たちが、それでも「今日の仕事」をこなす話
タイトルの「千年百年物語」を最初に聞いたとき、正直ピンとこなかった。千年も百年も、普通のアニメで扱うには長すぎる時間軸だ。執事の話をするのに、なぜそんなスケールが必要なのか。
見ていくうちにわかってくるのは、この作品が描いているのは「宿命から逃げられない人間」の話だということだ。ジェイも早川翼も、現代の学校やカフェという日常空間に生きているのに、時代を越えた因縁に引きずり込まれていく。鈴木達央が演じる神宮司高馬の、どこか投げやりに見えて実は覚悟を決めているような芝居が、そのアンビバレントな立場をうまく体現している。
執事という役職は本来、主人に仕える存在だ。自分の意志より相手の意志を優先し、感情より機能を前に出す。その「サービスする側に回ることを選んだ(あるいは選ばされた)人間」という設定に、千年・百年という時間が重なると、話のトーンが変わってくる。一代限りの奉仕ではなく、生まれ変わっても追いかけてくる宿命。自分の「今」を生きているようで、実は遥か昔から続く物語の一コマにすぎない、という感覚。
斎賀みつきが声を当てる白鳥蓮、杉山紀彰の御国鷹司といったキャラクターたちが持つ独特の距離感——冗談めかしているのに根っこに疲労感がある——は、長い時間を生き続けることのコストを体で表現しているように見える。豊永利行の緋櫻春人は特に、明るいキャラとして動いていながら、どこか諦観が滲んでいる。あれは声の演技だけで出せるものじゃないと思う。
単純に「執事たちが戦う話」として消費することもできるんだけど、その下に「長すぎる時間を抱えた人間はどう今日を生きるのか」という問いがある、と受け取ると、コメディシーンの軽さも違った質感になってくる。
特に刺さったシーン
日常パートと超自然パートの切り替わりの瞬間が好きで、特に序盤で雰囲気が急に変わる場面——それまでカフェの楽しいやりとりをしていたのに、一瞬だけ空気が変わる——で、前野智昭の声が一段低くなる瞬間がある。あそこで「このキャラには表の顔と別の顔がある」と確信した。声優の”落とし方”がキャラクターの二重性を担保してるのをリアルに感じた例として、個人的に印象に残ってる。
もうひとつは終盤に向けての対峙シーン。鈴木達央が演じる神宮司高馬の台詞まわしが、「こいつは最初からこの展開を想定してたんだ」というところで、ガチャッとはまる感じがある。ストーリーの構造上の伏線回収と声の演技が同時に来るので、そこだけ2回見た。声優のキャリアとキャラクターの重厚感がシンクロしてる瞬間というのは、何本見ても気持ちいい。
読んで見たくなったら——『Butlers~千年百年物語~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 乙女ゲー原作アニメの「見た目の華やかさ」が好きだが、設定の深みも求める人
- 前野智昭・鈴木達央・斎賀みつきなど声優のファンで、演技を追って見る習慣がある人
- コメディとシリアスが混在する作品のトーンが苦にならない人
- 時間軸が複雑な設定(転生・宿命・因縁)に食いつける人
合わない人
- コメディパートが長く感じる、シリアスに振り切ってほしい派
- キャラクター数が多く、誰が誰の宿敵で何の因縁があるのか整理が追いつかない人
- 「執事もの=主人との関係性を丁寧に描くやつ」を期待すると、そこはあまりやらないので拍子抜けするかもしれない
- 1クールでの決着感を求める人(消化しきれていない要素がある)
次に見るなら
黒執事との比較はさすがに避けられない。こちらは主従関係の描写が圧倒的に丁重で、悪魔という設定が「何かを代償に力を借りる」構造に機能している。Butlersの「宿命に縛られた男たち」が刺さったなら、さらに濃度高めの執事ファンタジーとして。
うたの☆プリンスさまっ♪も同じ乙女ゲー原作枠で、キャラクターの華やかさ・声優の豪華さという点では類似の楽しみ方ができる。こちらはアイドル業界が舞台でシリアス度低め。Butlersより軽く見たいときに。
K(ケイ)は似たような「現代日本に特殊な力を持つ組織が存在する」構造で、男性キャラクターの掛け合いとビジュアルに力が入った作品。超自然バトルと日常パートの混在が好きなら合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『Butlers~千年百年物語~』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。主要な配信サービスで揃ってラインナップされているため、すでに契約中のサービスからすぐに視聴を始められます。気になる方はぜひチェックしてみてください。
