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ちおちゃんの通学路
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | diomedéa |
普通の定時制高校に通う一年生・宮本チオ。目立たないように学校生活を送りたいだけだが、通学路には様々な障害が待ち受けている。オタクを卒業しようとする幼なじみの野ノ村まなな、学校の最高階級を占める完璧な細川由紀らが登場し、彼女の日常は次々と予期しない展開を迎える。
作品概要・あらすじ
あらすじ
平凡な高校生活を望む一年生・宮本チオ。彼女のささやかな願いは「目立たず、平穏に登校すること」だけ。しかし、自宅から学校までのわずかな通学路には、いつも予想外の障害が待ち受けています。塀の上を綱渡りしたり、見知らぬ人々のトラブルに巻き込まれたり——数百メートルの道のりが、毎朝とんでもない大冒険へと変わってしまうのです。オタク趣味を卒業しようとする幼なじみの野ノ村まなな、学園の最高階級に君臨する完璧少女・細川由紀らとの予期せぬ遭遇も重なり、チオが夢見る「普通の日常」は今日も大きく揺らいでいきます。
みどころ・魅力
① 通学路が一大冒険に変わる着眼点
たった一本の通学路を舞台に、チオの妄想と無駄な行動力が次々とトラブルを生み出します。塀の上を渡り、洋ゲーの主人公になりきり——ありふれた登校シーンが大袈裟なアクションへと変貌していく構成が秀逸。誰もが経験する「学校までの道のり」を、ここまで濃密なドラマに仕立てる発想が光ります。
② チオとまななのテンポ良い掛け合い
幼なじみ・野ノ村まななとの会話劇は本作最大の魅力。きわどい話題も辛口のツッコミも遠慮なく飛び交うスピーディーな掛け合いは、観ていて笑いが止まりません。二人の絶妙な距離感と本音のぶつかり合いが、コメディに確かな人間味を添えています。
③ 個性豊かなキャラクターたち
完璧主義の細川由紀をはじめ、登場人物はみな一癖も二癖もある面々ばかり。回を追うごとに増えていく濃いキャラクターとの絡みが、テンポの速いギャグをさらに加速させます。シュールでありながらどこか憎めない人物描写が、視聴者を飽きさせません。
キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | 稲垣隆行 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 稲垣隆行 |
| キャラクターデザイン | 松本麻友子 |
| 音楽 | オーディオ・ハイズ |
| 美術監督 | 三宅昌和、佐南友理 |
| 音響監督 | 山口貴之 |
| OP | 宮本千緒「Danger in my 通学路」 |
| ED | 宮本千緒「ナナイロード」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけ見て、通学路で何ができるんだと思っていた。学校が舞台ですらない、家から校門までの数百メートルがほぼ全部。正直、期待値はかなり低いところから入った。ところが見始めて十分で、その「数百メートルしかない」のが武器だと気づく。ちおが頭の中で勝手に話を膨らませて、勝手に追い詰められて、勝手に解決する。外で起きていることは、ほとんど何もない。最初は軽い暇つぶしのつもりだったのに、2回目に見返したときには、この異常な密度を成立させている構成のうまさのほうに唸っていた。地味な看板を掲げておいて、中身でちゃんと殴ってくるタイプだ。学校に着く前に本編が終わる——「移動」だけで世界を回す発明について
この作品、舞台はほぼ通学路だけだ。家を出て、校門にたどり着くまで。その間の数百メートルで、ちおの脳内では妙に壮大な攻防が繰り広げられている。塀の上を渡るか、見知らぬ人とすれ違う気まずさをどう処理するか、たったそれだけのことが、本人の中では生死を分ける作戦行動になっている。 ここが面白いのは、外形的にはまったく事件が起きていないことだ。誰も死なないし、世界も救われない。ただの女子高生が学校に行こうとしているだけ。なのに緊張感だけは一丁前にある。これは「移動」という、物語が普通なら省略してしまう部分だけを抜き出して、そこに全リソースを注いだ作品だと思う。 単なる日常系のギャグというより、「何でもない時間をどう過ごすか」をひたすら描いている、と言ったほうが近い。通学路は、誰にとっても意味のない移動時間のはずだ。その空白を、ちおは妄想と過剰な自意識で勝手に埋めていく。やっていることは馬鹿馬鹿しいのに、見ているこっちは「わかる、あの通学路の何でもなさを持て余す感じ」と妙に納得してしまう。引きの強さ、というのはたぶんこれだ。何も起きない場所で、何かが起きているように見せ続ける力。スケールを広げる方向には一切行かず、半径数メートルを掘り続けることで成立している、その潔さがいい。特に刺さったシーン
序盤、ちおが通学路で些細な選択を迫られて、頭の中だけで大げさな実況を始める場面。やっていることは塀を登るとか、人を避けるとか、その程度なのに、本人の中では一大ミッションになっている。大空直美の声が、この「真剣に馬鹿をやっている」温度をきっちり出していて、ちおが本気であればあるほど可笑しい。声が上ずったり、妙に冷静に作戦を立て直したり、その振れ幅で笑わせてくる。 個人的に効いたのは、ちおの暴走に巻き込まれる側のリアクションだ。本渡楓が演じる細川雪あたりの、まともな人間の困惑が入ると、ちおの異常さが急に際立つ。1回目はちおの妄想を追うので精一杯だったけど、2回目に見たときは、この「ツッコミ不在のまま進んでいく怖さ」に気づいて、別の角度で笑ってしまった。誰も止めてくれない通学路、というのが地味に怖い。読んで見たくなったら——『ちおちゃんの通学路』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 何も起きない話を、語りの力とテンポだけで見ていられる人
- 自意識過剰な脳内実況に、うっすら身に覚えがある人
- 大きな展開より、間と温度で笑いたい人
合わない人
- 物語に明確な目的や成長、ゴールを求める人
- 一話で状況が大きく動かないと退屈に感じる人
- 主人公が一人で自滅していく芸が、ずっと続くのが苦手な人
次に見るなら
日常:テンションの低い世界で、些細な出来事だけが妙に大事件として描かれる。ちおの脳内実況のノリが好きなら、こっちの理不尽な暴走にもたぶんやられる。 女子高生の無駄づかい:くだらないことに全力を注ぐ女子高生たちの群像。ちおの「どうでもいいことに本気」な体質が刺さった人なら、このアホさとも相性がいいはず。 あずまんが大王:学校と脱力と、絶妙な間で笑わせる日常系の原点みたいな一本。事件らしい事件がなくても見ていられる、あの感覚を求めるなら外さない。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「ちおちゃんの通学路」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで視聴できます。複数の主要な動画配信サービスに対応しているため、すでに加入しているサービスがあれば追加料金なしで楽しめる可能性が高いです。アニメ作品を幅広く扱うdアニメストアをはじめ、自分の利用環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
よくある質問
まとめ
「ちおちゃんの通学路」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで視聴できます。複数の主要な動画配信サービスに対応しているため、すでに加入しているサービスがあれば追加料金なしで楽しめる可能性が高いです。アニメ作品を幅広く扱うdアニメストアをはじめ、自分の利用環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
