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ちょぼらうにょぽみ劇場あいまいみ~妄想カタストロフ~ 処女厨
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Seven |
ブルーレイ/DVD版に収録された未放映エピソード。
作品概要・あらすじ
あらすじ
テレビ放送版「あいまいみ~妄想カタストロフ~」のブルーレイ・DVD収録特典として制作された未放映エピソード。放送コードをはみ出すようなぶっ飛んだ展開が持ち味のちょぼらうにょぽみ劇場シリーズのスペシャル作品で、テレビでは流せなかったネタやキャラクターの新たな一面が詰め込まれた一本。コンパクトな尺ながらもファン向けのサービス精神あふれる内容となっている。みどころ・魅力
① 放送NG必至のフリーダムな笑い
テレビ放送版でもギリギリのラインを攻め続けた本シリーズだが、このSPはBD・DVD限定ゆえに規制から解放された笑いが展開される。ちょぼらうにょぽみ特有のシュールかつテンポ鋭いギャグが、地上波より一段ダイレクトに炸裂するのが最大の見どころといえる。② 本編ファンへの濃いサービス精神
みー、まい、あいの3人組を中心としたキャラクターたちの掛け合いは、本編を見ているほどニヤリとできる構造になっている。短編ながら本編の空気感を凝縮した作りで、シリーズを通して観ていれば満足度が高い一本に仕上がっている。③ コレクターズアイテムとしての希少価値
配信・レンタルでは現時点で視聴できないBD・DVD専用収録作品のため、物理メディアを持っているかどうかで視聴機会が大きく変わる。ファンコレクションの観点からも、シリーズの完全制覇を目指すなら抑えておきたい一作となっている。キャスト・声優一覧








スタッフ
| OP | Aya Uchida, Maaya Uchida, Yuka Ootsubo「全力炸裂あいまいみー!!」 |
|---|
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見た瞬間、「あ、これはそういう作品か」と思って、そのまま見た。あいまいみ本編でさんざん鍛えられた後だったので免疫はあったつもりだったけれど、BDを開封してチャプターにこのタイトルを見つけたときの「……まじか」感は今でも覚えている。ちょぼらうにょぽみ劇場は毎回タイトルで一発かましてくる作品だし、BD特典という「コアファンしか見ない場所」に収録されているという事情も込みで、これは最初から見る人を選びに来ているコンテンツだとわかる。2回目に見たとき、タイトルの使い方がただの挑発ではなく、ちゃんとオチの構造に組み込まれているとわかって、妙な安心感があった。問題作であることは変わらないが、「作りっぱなし」ではない。
「処女厨」というタイトルが必要だった理由——ギャグの過激さをコントロールする技術
あいまいみという作品は、エスカレーション構造でギャグを駆動している。日常系の顔をして始まって、気づいたら取り返しのつかない場所まで来ている、というパターンを本編で何十回も繰り返してきた。このSPは最初から「そういうタイトル」を掲げているので、視聴者との合意形成が出発点で済んでいる。「どこまで行くかわかった上で乗ってくれる人だけ」に向けて作られた、ある種の贅沢なコンテンツだ。
茅野愛衣演じるぽのかがこのシリーズ全体で担っている役割は、「良識の残滓」に近い。彼女の反応によってギャグの落差が生まれる設計で、茅野さんの声のトーンが持つ「呆れと困惑の間」を常に使い続けている。ツッコミでもなく、受け入れでもない、ぽのかの固有の反応速度みたいなものがあって、このSPでもそれが骨格になっている。一方、内田真礼演じるミイのテンションの無駄な高さと、内田彩演じる麻衣の「なんか方向が間違っている」エネルギーが、あいまいみのカオスを実質的に回している。3人の組み合わせが壊れると作品が成立しない、というのは本編でもそうだったが、このSPで特に実感した。
「処女厨」というワード自体は、インターネット文化の中で長く消費されてきたスラングで、2014年当時はまだ「こういう言葉をアニメのタイトルに使う」こと自体に意味があった時代だった。ちょぼらうにょぽみはそれをギャグの材料として使っているが、笑いの照準が「そういうことにこだわる人」に向いているのか「その概念自体」に向いているのかは、見終わっても曖昧なままだ。その曖昧さを放置しているのが、この作品の正直さだと思っている。単純に炎上目当てなら、もっと粗雑な作り方をする。精度の高いギャグを成立させながらこのタイトルを使っている時点で、作家として筋が通っている。
特に刺さったシーン
大坪由佳演じる愛が絡む場面で、このSPのタイトル回収が行われる。大坪さんはあいまいみシリーズを通じて「一番タブーを踏みにいくことを平然と言う役」を担当していて、このSPではそのトーンがさらに一段上がっている。初見では台詞のタイミングに外されて反応できなかったのだが、2回目に構えて見ると、愛の台詞の間と、その直後のぽのかの沈黙の長さが計算されていることがわかる。声優の「何も言わない時間の使い方」でギャグの破壊力が決まる、という教科書みたいな組み立てだった。
それと、このSPがBD収録だという事情を考えると、TVでは通らなかったであろう台詞・展開が随所に混ざっていて、「本編を全部見てここまで来た人へのご褒美」という性格が強い。BD購入者向けのサービスとして機能しながら、あいまいみの世界観のルールに最後まで従っているのが、変な言い方だが誠実だと思う。ギャグのためなら何でもやるが、作品の空気は壊さない。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- あいまいみ本編(TVシリーズ全シーズン)を見終わって、まだ足りないと思っている人
- 2010年代前半のインターネットのノリを知っている人
- 茅野愛衣・内田真礼・内田彩・大坪由佳の掛け合いをとにかく見たい人
- ギャグが「行ってはいけない場所」に踏み込むほど面白いと感じるタイプ
合わない人
- タイトルの時点でノーサンキューになる人(その判断は正しい)
- あいまいみ本編を見ていない、またはあの空気感が苦手だった人
- 短編ギャグに物語のカタルシスや着地を求める人
- 現在は配信・レンタル等での視聴手段がなく、入手難易度が高い点が気になる人
次に見るなら
あいまいみの「何でもあり」精神に最も近い短編ギャグを探しているならポプテピピックが候補筆頭になる。メタ構造・意味不明・声優遊び、全部入りで、テクスチャーが近い。あいまいみが好きな人の大半はすでに見ていると思うが、未視聴なら最初の3話だけで方向性が掴める。
日常は「普通の女子の日常」という外殻を持ちながら、徐々に物理法則と社会通念が崩壊していく構造という意味で本質が共通している。KyoAniの作画という全く異なるアプローチでも、「日常系を装ったカオス」の系譜に確実に入る。あいまいみが好きで日常を未視聴はもったいない。
同じちょぼらうにょぽみ原作のみならいディーバも一応挙げておく。アイドルアニメの皮を被っているが、あいまいみ同様に「何かがずれている」雰囲気が全編に漂っていて、シリーズのファンなら作家性がよくわかる一本になっている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作は現時点でAmazon Prime Video・Netflix・dアニメストアなどの主要配信サービスには配信されておらず、ブルーレイ・DVDでのみ視聴できます。シリーズのファンであればパッケージ版の入手が唯一の視聴手段ですので、中古市場や通販サイトでの購入をご検討ください。