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2017

クロックワーク・プラネット
★ 3.0 / 5.0ドラマセクシーファンタジーラブコメSF
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Xebec |
直樹は高校中退の天才的な趣味人。地表全体が巨大な機械と化した過剰搾取の世界に生きている。ある日、彼の家に女性型オートマトンが入った箱が落下してきた。これは世界全体を揺るがす変化の前触れであり、直樹にヒーローになるチャンスをもたらすのだった。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
かつて滅びた地球は、伝説の天才時計技師「Y」によって全土を巨大な歯車機構へと作り変えられ、人類は機械仕掛けの星の上で生きながらえていた。高校中退の落ちこぼれながら、機械の声を聴き分ける天賦の「耳」を持つ少年・直樹のもとへ、ある日空から一体の女性型オートマトン「RyuZU」が箱に入って落下してくる。彼女との出会いをきっかけに、直樹は天才時計技師の少女マリーや軍部をも巻き込む、世界の根幹を揺るがす大きな渦の中へと飛び込んでいく。歯車と機械が織りなすスチームパンクな冒険が幕を開ける。みどころ・魅力
① 歯車で再構築された唯一無二の世界観
地表すべてが巨大な機械仕掛けに置き換わった星、という大胆な設定が最大の魅力。緻密に描かれた歯車やぜんまいの描写、スチームパンクと近未来が融合したビジュアルは独創的で、世界そのものが一つの謎として物語を牽引していきます。② 落ちこぼれ少年と美少女オートマトンのバディ
機械の声を聴く特異な才能を持つ直樹と、絶対の忠誠を誓う戦闘用オートマトン・RyuZU。凸凹ながら噛み合う二人の関係性に、天才時計技師マリーらが加わり、コミカルとシリアスを行き来する掛け合いが物語を彩ります。③ スピード感あふれるバトルアクション
RyuZUが繰り出す刹那の斬撃や、歯車の力を応用したギミックバトルなど、戦闘シーンの爽快感も見どころ。原作は『ノーゲーム・ノーライフ』の榎宮祐が原案を手がけており、ケレン味のある演出が随所に光ります。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 長澤剛 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 杉原研二 |
| 原作 | 榎宮祐、暇奈椿 |
| 原案キャラデザ | 茨乃 |
| キャラクターデザイン | 島村秀一 |
| 音楽 | 宝野聡史、中村巴奈重、兼松衆 |
| 美術監督 | 甲斐政俊 |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | フリップサイド「Clockwork Planet」 |
| ED | アフター・ザ・レイン「Anti Clockwise」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルと、歯車で覆われた星のビジュアルだけは記憶にあった。機械仕掛けの惑星。あらすじを読めば「ああ、あれね」と頷けるのに、中身がまるで思い出せない。たぶん放送当時に最初の数話だけ見て、そのまま積んだのだと思う。今回あらためて頭から見直して、最初に引っかかったのが序盤の落下シーン——空から箱が降ってくる、あの乱暴な掴み。派手で、雑で、それでいて妙に勢いがある。最初は「作画と勢いで押し切るやつか」と斜に構えて見ていたら、2回目でようやく気づいた。この作品が本当に語りたいのは戦闘の派手さではなく、もっと地味で、もっと耳に近いところにある”音”の話だった。ポンコツと切り捨てられたものを、それでも鳴らし直す話
この世界の設定が、けっこう乱暴で面白い。かつて滅びた地球を、ある時計技師がたった一晩で歯車に置き換えて作り直した——つまり、足元の大地から空気まで、ぜんぶが機械でできている。自然と人工の区別がそもそも成立しない。木も山も誰かが組んだ部品で、調子が狂えば都市ごと「廃棄」される。ここがこの作品の冷たい芯だと思う。壊れたものは直すより捨てる。それがこの星のデフォルトだ。 そこに、耳のおかしい少年が立っている。見浦ナオトは歯車の”音”を聴き分ける。どこのネジが緩んで、どの軸が摩耗しているかを、音だけで言い当てる。普通なら廃棄一択の不調を、彼は捨てない。得か損かの話ではなく、単純に、狂った音が我慢ならないのだ。直さないと気持ちが悪い。その執着が、捨てる世界に対する一番静かな反抗になっている。 落ちてきた箱から出てきたリューズも、最初は古びた不良品扱いだ。けれどナオトは彼女の音を聴き、価値を測り直す。この作品は単なるロボ少女との同居コメディではなく、「壊れている」という評価そのものを疑い続ける話なんだと思う。誰が、何の基準で、これはもう動かないと決めたのか。その問いを、賑やかな見た目の裏でずっと鳴らしている。だから戦闘が派手に転がっていても、根っこはずっと整備士の物語なのだ。特に刺さったシーン
やっぱりナオトが耳だけで不調の正体を当てていく場面だ。膨大な歯車の駆動音の中から、たった一つズレた音を拾い上げる。ここで彼が目を閉じて世界の鼓動を聴くとき、思わずこちらも息を止めてしまった。加隈亜衣が演じるリューズの、感情を削ぎ落とした淡々とした声が、その緊張に妙に効いている。冷たいのに、ふとした拍子に温度がにじむ。あの声のさじ加減がうまい。 都市規模の異常に挑む終盤の展開では、大西沙織のマリーが画面の温度を一気に上げる。技術への執着と、まくし立てるような熱量。彼女が叫ぶたびに場が動く。リューズの静と、マリーの動、この二つの声がぶつかる瞬間が、この作品の一番おいしいところだと思う。千本木彩花の演じる小さな存在の不穏さや、松田健一郎の太い声が画面の底を支える厚みも効いていて、賑やかさの設計だけはちゃんと組まれている。読んで見たくなったら——『クロックワーク・プラネット』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 歯車・時計・機械の質感にときめくタイプ。設定の理屈より、まず物としての機械が好きな人
- 無口クールなオートマトン少女と、彼女を直す少年の関係に弱い人
- 勢いとケレン味で押し切るアクションを、細かい整合性より楽しめる人
合わない人
- 世界設定や戦闘理論をきっちり説明してほしい人。雰囲気と勢いで飛ばす場面が多い
- セクシー寄りの演出が頻繁に挟まるのが気になる人
- 1クールできれいに畳まれる完結を期待する人。続きが気になる終わり方をする
次に見るなら
原作の片方を手がけたのはノーゲーム・ノーライフの榎宮祐。ルールごと世界をひっくり返す天才主人公の気持ちよさが好きなら、あちらの容赦ない頭脳戦と画面の派手さはまず合う。 感情を持たない人形が、人と関わるうちに何かを掴んでいく——リューズに心を持っていかれたならヴァイオレット・エヴァーガーデンを。テンションは正反対の静けさだが、”造られた存在の感情”という芯は地続きだ。 機械と蒸気、そして勢いで殴ってくるアクションが見たい気分なら甲鉄城のカバネリ。理屈より画の熱量で押してくる感触が近い。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『クロックワーク・プラネット』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで視聴できます。いずれもアニメ作品の取り扱いが豊富な定番サービスですので、ご自身が使いやすいものを選んで楽しめます。歯車仕掛けの世界観をじっくり味わいたい方は、ぜひこれらの配信サービスでチェックしてみてください。
