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カーニヴァル (TV)
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Manglobe |
捨てられたブレスレットのみを手がかりに、ナイは行方不明の大切な人を探している。スリの才能を持つガレキとの出会いがきっかけで、二人は政府の罠に巻き込まれて指名手配犯となる。絶望的な状況の中、彼らは国家最強の防衛組織「サーカス」に助けを求める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
捨てられた一つのブレスレットだけを手がかりに、行方不明になった大切な人を探し続ける少年ナイ。ある日、スリの才能を持つ青年ガレキと出会ったことをきっかけに、二人は政府が仕掛けた罠に巻き込まれ、指名手配犯として追われる身となってしまいます。絶望的な状況から抜け出すため、彼らが頼ったのは国家最強の防衛組織「サーカス」でした。サーカスのメンバーと行動を共にする中で、ナイ自身の出自に隠された秘密や、世界の裏で進行する大きな陰謀が少しずつ姿を現していきます。華やかで耽美な世界観と、その奥に潜む切なさが交錯する物語です。みどころ・魅力
① 「祝祭」と「謎」が同居する耽美な世界観
カーニヴァル=祝祭を意味するタイトル通り、本作は色彩豊かでビジュアル性の高い世界観が大きな魅力です。一方で、その華やかな表層の裏には登場人物たちが抱える痛みや、国家を揺るがすシリアスな陰謀が潜んでいます。明るさと影が同居する独特の空気感が物語に深みを与えています。② 国家最強の防衛組織「サーカス」のメンバーたち
国家最強と称される「サーカス」のメンバーは、それぞれが圧倒的な戦闘能力と強烈な個性を持っています。スピード感あふれる戦闘シーンの華麗さはもちろん、任務の合間に見せる人間味あふれる素顔とのギャップも見どころ。キャラクター同士の関係性が物語を鮮やかに彩ります。③ ナイとガレキ、対照的な二人が育む絆
純粋無垢で世間知らずなナイと、警戒心が強く現実的なガレキ。正反対の二人が出会い、数々の危機を共にくぐり抜けていく中で芽生える絆は、本作の感情的な軸となっています。少しずつ距離を縮めていく二人の関係性の変化に注目してみてください。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 菅沼栄治 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| 音楽 | 浜口史郎、井内啓二 |
| OP | グランロデオ「偏愛の輪舞曲」 |
| ED | カミユ 「REASON」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「カーニヴァル」。タイトルだけ見て中身が浮かぶ人は、まずいない。サーカス? 見世物小屋の話? そのくらいの解像度で長らく放置していた。配信を探しても、どこにも置いていない。縁がないまま終わる作品って一定数あって、これもその枠に入りかけていた。結局Amazonで円盤を買って、ようやく腰を据えた。最初の数分で面食らったのは、画面の甘さだ。飴細工みたいな色使い、レースとリボンで盛られた衣装、丸っこい目。なのに、あらすじを追うと指名手配だの政府の罠だのと物騒な単語が並ぶ。この見た目と中身のズレが気持ち悪くて——いい意味で——気づいたら2周していた。1周目は「綺麗な絵だな」で止まっていたものが、2周目には別の作品に見えてくる。そういうタイプだった。
かわいい絵柄で語られる、「人として扱われなかった者」の話
この作品を装飾過多な少年ファンタジーだと思って眺めていると、たぶん芯を取り逃す。表面はたしかに華やかだ。けれどナイという少年の造形をよく見ると、彼は人の世界のルールも、悪意のかたちも知らない。嘘をつかれてもわからないし、利用されかけても気づかない。最初はそれを「天然なキャラ付け」だと処理していた。2回目で引っかかったのは、彼の無垢が天然ではなく、そもそも普通の人間として育てられていないことに由来している、という気配だった。捨てられたブレスレットだけを頼りに「大切な人」を探す——この設定がただのお使いではなく、自分が何者なのかを取り戻す旅と重なってくる。
対になるガレキは、スリで日銭を稼ぐ、世界を信用していない側の人間だ。最強の防衛組織サーカスは国家を守るが、その裏では人を作り替える研究の影がちらつく。つまりこの作品はずっと、「どこまでが人間で、どこからが人間扱いされないのか」を手を替え品を替え問い続けている。甘い絵柄は逃げではなく、むしろ罠だと思う。かわいい器に入っているから油断して飲み込んでしまうけれど、中身はちゃんと苦い。捨てられた者、作られた者、買われた者——彼らが「それでも誰かに名前を呼ばれたい」と願う話として観ると、装飾の一つひとつが急に意味を持って見えてくる。単なる耽美系アクションではなく、所属を奪われた者たちが家族のかたちを手探りする物語だ、というのが今のところの自分の読みだ。
特に刺さったシーン
刺さったのは、終盤に向けてナイの無防備さが取り返しのつかない方向へ転びかけるくだりだ。下野紘の无(ナイ)の声が、ここで効いてくる。普段は柔らかく、丸い声で喋るのに、相手の悪意に触れた瞬間の戸惑いが、台詞じゃなく息の止まり方で出る。あの「わかっていない子が、わかってしまう」一歩手前の演技は、聞き直すたびに胃が重くなる。對して與儀を演じる宮野真守は、明るさの裏に抱えたものを表に出さない加減が巧くて、笑っている声ほど信用できなくなる。サーカスの平門を演じる小野大輔の、丁寧な口調のまま底が見えない感じ——あの慇懃さが怖い。そして花礫の神谷浩史。出番のたびに物語の温度を一段下げてくる存在で、声だけで「この人、何か知っている」と思わせてしまう。序盤の保護施設まわりで見せるツバキ(日笠陽子)のあっけらかんとした声が、後から効いてくる構造も含めて、キャスティングで作品を立たせている。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- かわいい絵柄の下に苦い話が仕込まれている、その落差で殴られたい人
- 耽美寄りのキャラデザインと豪華声優の芝居を、まず空気として浴びたい人
- 「何者なのか」を探す旅と、寄る辺ない者たちの疑似家族ものに弱い人
- 07-GHOSTやパンドラハーツの肌触りが好きだった人
合わない人
- 1クールで世界観の謎まで畳んでほしい、説明をきっちり求める人
- 装飾的なデザインや男性キャラ中心の関係性が画面的に苦手な人
- アクションのカタルシスを主目的に観たい人(重心はそこにない)
次に見るなら
この耽美と陰りの同居が好きなら、まず07-GHOST。記憶と出自をめぐる旅、守る組織の裏側という骨格が近く、空気で言えば一番の地続きだ。次にPandoraHearts。かわいい意匠の奥に「自分は何者か」という問いと喪失を埋め込む構造が、カーニヴァルと同じ呼吸をしている。少し毛色を変えるなら血界戦線。奇怪な街で、優しさを手放さない主人公が異形と渡り合う話で、ナイの「世界を信じてしまう強さ」が好きな人に合うはずだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現在、カーニヴァル(TV)の視聴が確定している配信サービスはありません。視聴を検討される際は、公式サイトや各動画配信プラットフォームで最新の配信状況を確認することをおすすめします。配信のラインナップは時期によって変わることもありますので、こまめにチェックしてみてください。
