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青の祓魔師 雪ノ果篇
| 放送年 | 2024年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio VOLN |
リンとユキオの兄弟は、突然姿を消したシュラを探すため青森の十和田湖へ向かう。そこでシュラの故郷であり、シロが彼女の後見人になった場所を発見する。捜索を続ける中で、兄弟は「青い夜」の謎と、真十字騎士団の暗い側面に隠された運命に直面することになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
突然姿を消したシュラの行方を追い、リンとユキオの兄弟は青森・十和田湖へと向かう。そこは、かつてシロがシュラの後見人となった彼女の故郷だった。手がかりを求めて捜索を進めるうちに、兄弟は「青い夜」にまつわる謎と、これまで語られてこなかった真十字騎士団の暗部に触れていく。明かされていく過去は、やがてリンとユキオ自身の出生や運命へと深く結びついていく。原作でも人気の高いエピソードを描く、シリーズ屈指の重要章である。みどころ・魅力
① シュラの過去と十和田湖編に踏み込む原作重要エピソード
これまで断片的にしか語られてこなかったシュラの出自や、シロとの関係が掘り下げられる章。十和田湖を舞台に、彼女が抱えてきた背景と「青い夜」の真相が交差し、シリーズ全体の核心へと物語が大きく動き出す。② リンとユキオ、兄弟それぞれの葛藤
シュラ捜索を通じて、リンとユキオはあらためて自分たちの出生や立場と向き合うことになる。明るく前へ進もうとするリンと、内面に葛藤を抱えるユキオ。対照的な兄弟の心の揺れが、緊張感のあるドラマとして丁寧に描かれる。③ 真十字騎士団の暗部に迫るシリアスな展開
組織の正義の裏に隠された側面が浮かび上がり、物語は一段とシリアスな様相を帯びていく。アクションとファンタジー要素を保ちつつ、謎が次々と提示される構成は、続きが気になる展開の連続となっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 吉田大輔 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 大野敏哉 |
| キャラクターデザイン | 大東百合恵 |
| 音楽 | 澤野弘之、山本康太 |
| 美術監督 | 清水友幸 |
| 音響監督 | 若林和弘 |
| OP | れをる「RE RESCUE」 |
| ED | 「ツララ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
また続くのか、というのが正直な第一声だった。青の祓魔師って、こっちが学生の頃にはもう走っていた作品で、それがいまだに新しい篇をやっている。長い。長くなった。原作を追いきれていない後ろめたさもあって、最初は「復習がてら流すか」くらいの軽い気持ちで再生した。ところが十和田湖に着くあたりで姿勢が変わる。リンとユキオがシュラを探して青森へ向かう、その移動の画がやけに静かで、いつものエクソシスト学園もののテンポと違う。2回目に見て気づいたのは、この静けさが後半の落差を作るための助走だったということ。軽い気持ちで再生したのに、いつのまにか背筋を伸ばして見ていた。
受け継いだのは血ではなく、大人たちが隠してきた過去だった
この篇を貫いているのは、結局のところ「前の世代が伏せてきたもの」をどう引き受けるか、という話だと思う。リンとユキオはシュラを探して十和田湖へ向かうが、たどり着くのはシュラの故郷であり、シロが彼女の後見人になった場所——つまり自分たちの父親代わりだった男の、知らなかった顔だ。青い夜の真相も、真十字騎士団が抱える暗部も、全部が「子どもには伏せられていた事実」として目の前に積み上がっていく。
単純な勧善懲悪じゃないのがいい。悪魔を祓えば終わり、という話なら青の祓魔師はとっくに完結していたはずで、ここまで続いているのは、倒すべき相手が外側だけにいないからだ。守ってくれていた大人が、同時に何かを隠していた。その二面性をリンが受け止めなきゃいけない。血のせいで化け物扱いされてきた彼が、今度は「血ではなく、誰かの選択のせいで歪んだ歴史」に直面する。この順番が残酷で、よくできている。
神谷浩史が演じるメフィスト・フェレスの、何を知っていて何を黙っているのか分からない笑い方が、このテーマをそのまま体現している。彼が一枚噛むたびに、「この人は味方なのか、ただ面白がっているだけなのか」が宙吊りになる。大人は信用ならない、でも頼るしかない。子ども側に立たされた視聴者の不安を、あの声がずっと煽ってくる。受け継ぐというのは綺麗な言葉だけど、実際に受け継ぐのは誇りより先に「後始末」なんだと突きつけてくる篇だった。
特に刺さったシーン
序盤、兄弟が十和田湖のほとりでシロの痕跡に触れる場面。派手な戦闘じゃなくて、ただ過去の輪郭をなぞるだけの静かなシーンなんだけど、ここでのユキオの抑えた声が刺さった。福山潤の芝居って、ユキオが理性で感情に蓋をしている時の「平熱を装った震え」が異常にうまい。怒鳴らないのに、声の温度が一度だけ下がる。その下がり方で、ああこいつ本当は動揺しているんだ、と分かる。リンが感情で前に出るぶん、ユキオが言葉を呑み込む——その対比が一番効くのがこの兄弟もので、終盤、真十字騎士団の暗部が見えてくる展開で、呑み込んだものが噴き出す瞬間がある。初見では流したけれど、2回目に見ると序盤のあの静かな声がここへの伏線だったと分かって、思わず巻き戻した。声優の芝居だけで伏線を張れるのは、長く続いた作品ならではの強さだと思う。
読んで見たくなったら——『青の祓魔師 雪ノ果篇』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
合わない人
- シリーズ初見で、ここから入ろうとしている人(前提の積み重ねが要る)
- テンポの速い爽快なバトルアクションだけを期待している人
- この一篇で全部の答えが出る完結を求めている人(続く前提で畳まない)
次に見るなら
組織の暗部と若い祓魔師たちの因縁が好きなら呪術廻戦。呪いという血筋や先輩後輩の関係性、大人たちの思惑が絡む構造が近くて、青エクの「守ってくれる側が一番怖い」感触に通じるものがある。同じくエクソシストもののD.Gray-manは、宗教的なモチーフと組織の影が濃く、主人公が背負わされる宿命の重さで響き合う。そして親の代の業を子が引き受ける話としては鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST。兄弟が過去の選択の後始末をしていく流れが、この篇のテーマとまっすぐ重なる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「青の祓魔師 雪ノ果篇」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Huluで視聴することができます。複数の主要サービスで配信されているため、すでに加入しているサービスがあればすぐに楽しめます。アニメ作品を中心に観たい方はdアニメストア、映画やドラマも幅広く楽しみたい方はU-NEXTやNetflixなど、ご自身の視聴スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。









