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2010

DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 外伝
★ 3.8 / 5.0アクションミステリーサイコロジカルSF
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 4話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | bones |
ゲートの出現により世界が変貌し、契約者と呼ばれる超能力者が現れた時代。主人公・黒(ヘイ)は、謎の組織「教団」に所属し、契約者として任務を遂行していた。OVA「外伝」では、黒が過去に担当した任務の一つが描かれる。黒は、ある任務で出会った少女・インを巡る事件に巻き込まれ、契約者ならではの葛藤や苦悩を経験する。この物語は、後の「流星の双子」へと繋がる重要なエピソードとなっている。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
ゲートの出現によって世界の理が書き換えられ、「契約者」と呼ばれる超能力者たちが暗躍する時代。組織の刃として数々の任務をこなしてきた黒(ヘイ)は、ある事件をきっかけに、寡黙な少女・インと行動を共にすることになる。任務の裏に潜む思惑、契約者という存在が抱える宿命、そして人としての感情の狭間で、黒は静かに揺れていく。本編1期「黒の契約者」と2期「流星の双子」をつなぐ重要な空白を描き、ふたりの関係の変化が物語の核として浮かび上がっていきます。みどころ・魅力
① 1期と2期をつなぐ“空白の物語”
本作は「黒の契約者」と「流星の双子」の間に位置づけられるエピソードです。本編だけでは語られなかった黒とインの逃避行の過程が描かれ、2期への伏線や心情の変化を理解するうえで欠かせないピースになっています。② 黒とインの距離が変わる瞬間
任務遂行の道具として生きてきた黒と、感情を表に出さない少女・イン。ふたりが共に過ごす時間の中で、わずかに滲む人間らしい感情の機微が丁寧に描かれます。本編ファンほど胸を打たれる関係性の深まりが見どころです。③ 研ぎ澄まされたアクションとダークな世界観
電撃を操る黒の戦闘描写は本作でも健在で、冷たく重厚な空気感の中でスタイリッシュなアクションが展開します。ミステリーとSFが融合した独特の緊張感が、シリーズらしい後味を残してくれます。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 原案キャラデザ | 岩原裕二 |
|---|---|
| 音楽 | 石井妥師 |
| OP | ステレオポニー「ツキアカリのミチシルベ」 |
| ED | 石井 靖「Can you fly」 |
関連作品
アニメ
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OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編は見た。それで一旦満足していたから、外伝まで手を出すかどうか、正直しばらく放置していた。あのダークさん——黒(ヘイ)の話を、わざわざ4話の補足で増やす必要があるのか、と斜に構えていた。で、結局見た。最初は「本編の隙間を埋める小品だろう」くらいの温度で再生したら、思っていたより湿度が高い。ギミックやアクションを期待していたのに、返ってきたのは沈黙と距離感の話だった。2回目で気づいたのは、これは事件の話じゃなくて、隣にいる人間が変わっていくのをただ見ているしかない話だ、ということ。最初に感じた肩透かしは、見返すたびに別の重さに変わっていった。感情を捨てたはずの男が、隣にいる誰かを失っていく話
契約者は能力と引き換えに感情を失った存在、というのが本編からの大前提だ。だから黒のような男は、合理だけで動く駒として描かれてもおかしくない。でも外伝が掘っているのは、その「捨てたはず」の部分に、捨てきれなかった何かがまだ残っている、というところだと思う。 この作品は単なる本編の前日譚やファンサービスではなく、ヘイとイン——観測霊だった少女が、ただの道具でも観測者でもない「隣にいる誰か」になっていく過程と、それが手の届かないものへ変質していく瞬間を、淡々と置いていく。逃避行の道中で交わされる会話のなさ、沈黙でしか埋められない時間。そこにあるのは恋愛でも家族でもない、もっと名前のつかない関係だ。木内秀信の黒は、本編の冷たい殺し屋の声とは少し違って、外伝では声の奥に疲労と諦めが薄く乗っている。言葉で説明されない代わりに、声のトーンだけで「この男はもう普通の生き方には戻れない」ことが伝わってくる。 そして終盤、隣にいたはずの存在が、自分の理解の外側へ滑り落ちていく。守ろうとしたものが、守る対象から逃れていく。感情を捨てた男が、いちばん人間らしく取り乱せない形で、いちばん大事なものを失っていく——その不器用さこそが外伝の核だと、自分は受け取った。本編の派手な能力バトルが好きだった人ほど、この静けさに面食らうと思う。でもこの静けさを通らないと、後の『流星の双子』のあの暗さの理由が、半分しか分からない。特に刺さったシーン
終盤、インの様子が決定的に変わっていく展開がある。あそこで黒が見せる反応が、叫ぶでも泣くでもなく、ただ動きが一瞬止まる、という芝居なのが効いた。木内秀信の抑えた発声と、福圓美里のインの、感情の温度がすっと抜けていく声。この二人の声の距離が、画面の説明よりよっぽど雄弁だった。ここで隣にいた人が遠くなったんだ、と理解した瞬間、こっちまで息が詰まる。 序盤の、二人で身を寄せて過ごすだけの何でもない時間も、見返すと刺さる。あとから終盤を知った状態で観ると、その平凡さが全部、失われる前の猶予期間に見えてしまう。葉月水無まわりの場面では斎賀みつきの声が画面を引き締めていて、組織側の冷たさと、逃げる二人の体温の差をくっきりさせていた。派手な見せ場じゃないのに、何度も巻き戻したのはこういう場面だった。読んで見たくなったら——『DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 外伝』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を見終えて、黒とインのその後の関係をもっと知りたいと思っていた人
- 派手なバトルより、沈黙・距離・喪失で語る作劇が好きな人
- 『流星の双子』のあの暗さの前提を、ちゃんと地続きで受け取りたい人
- 声優の抑えた芝居の差分を聴き分けるのが好きな人
合わない人
- 外伝に本編級のアクションとどんでん返しを期待している人
- 本編未見で、いきなりここから入ろうとしている人
- 関係性や心情を、セリフではっきり説明してほしい人
- 救いのある後味で締めてほしい人
次に見るなら
能力や事件そのものより、それを抱えた人間の内側を覗く話が好きなら、いくつか地続きで観られるものがある。 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX——超常的な技術を前提にしながら、結局は「人間とは何か」を冷静に問い続ける作りが近い。黒の任務劇に惹かれた人ならまず合う。 PSYCHO-PASS サイコパス——管理された社会で能力や数値に縛られた人間が、その枠の外でどう足掻くか。外伝の重い倫理の手触りが好きなら刺さる。 Ergo Proxy——閉じた世界で自分の存在の根を探していく寡黙なSF。説明を絞って空気で語るタイプなので、外伝の静けさが肌に合った人にすすめたい。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 外伝」は、dアニメストア、U-NEXT、Huluで視聴することができます。シリーズをアニメで見放題環境で楽しみたい方は、これらのサービスを利用するのがおすすめです。1期から2期への流れを押さえたい方も、これらの配信で続けて視聴できます。


