デカダンス

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2020デカダンス

デカダンス

★ 3.5 / 5.0アクション冒険SF
放送年2020年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作オリジナル
制作NUT

謎の生命体ガドルによって人類は絶滅の危機に瀕した。生き残った人間は、3000メートルの移動要塞デカダンスに住み、ガドルの脅威から身を守っている。デカダンスの住民は、日々ガドルと戦う戦士「ギア」と、戦闘能力を持たない「タンカー」の二つの階級に分かれている。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

謎の生命体ガドルによって絶滅の危機に瀕した人類は、3000メートルの巨大移動要塞デカダンスに身を寄せて暮らしていた。住民はガドルと戦う戦士「ギア」と、戦闘能力を持たない「タンカー」に分かれている。タンカーの少女ナツメは、過酷な境遇のなかでも決して下を向かず、いつかギアとして戦うことを夢見ていた。ある日、装甲の修理担当として働く無愛想な男カブラギと出会い、彼のもとで戦士を目指して訓練を始める。やがてガドルとの戦いの裏に隠された世界の秘密が、二人の運命を大きく動かしていく。

みどころ・魅力

① 衝撃の世界設定とどんでん返し

本作最大の魅力は、物語中盤で明かされる世界の真実です。ガドルとの戦いを描くポストアポカリプスかと思いきや、その裏には予想もしない仕掛けが隠されています。序盤で散りばめられた違和感が一気に回収される構成は見事で、真相を知ってから見返すと印象がガラリと変わります。

② 前を向き続けるナツメの成長

主人公ナツメは、逆境のなかでも決して腐らず、夢に向かってまっすぐ突き進むヒロインです。彼女のひたむきさが、世界の理不尽に立ち向かう物語の原動力になっています。無愛想なカブラギとの師弟関係が、少しずつ温かいものへ変化していく過程も大きな見どころです。

③ 立川譲監督が手がける疾走感あるアクション

「モブサイコ100」などで知られる立川譲監督が指揮を執り、Studio NUTが制作を担当。巨大なガドルとギアが激突する戦闘シーンは迫力満点で、爽快なスピード感にあふれています。ポップな色使いとスタイリッシュな演出も相まって、毎話アクションから目が離せません。

キャスト・声優一覧

ナツメ
ナツメ
メイン
›
楠木ともり
カブラギ
カブラギ
メイン
›
小西克幸
マイキー
マイキー
サブ
›
坂泰斗
ミナト
ミナト
サブ
›
鳥海浩輔
ターキー
ターキー
サブ
›
青山穣
フェイ
フェイ
サブ
›
柴田芽衣
ドナテロ
ドナテロ
サブ
›
小山力也
リンメイ
リンメイ
サブ
›
青山吉能
フギン
フギン
サブ
›
子安武人
クレナイ
クレナイ
サブ
›
喜多村英梨
ムニン
ムニン
サブ
›
三石琴乃
フェンネル
フェンネル
サブ
›
竹内栄治

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スタッフ

監督立川譲
シリーズ構成瀬古浩司
原案キャラデザpomodorosa
キャラクターデザイン栗田新一
美術監督市倉敬
OP鈴木このみ「Theater of Life」
ED伊藤 Kashitarou「記憶の箱舟」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

3000メートルの移動要塞に人類が立てこもって、外の化け物と戦っている。あらすじだけ読むと、よくある終末×巨大生物もので、流し見のつもりで再生ボタンを押した。それが間違いだった。序盤のある一点で、それまで見ていた景色の意味がぜんぶ裏返る。あの瞬間、思わず一時停止して「は?」と声が出た。二度目に見返すと、最初から伏線がそこら中に転がっていて、上手いことやられたなと素直に思う。派手なアクションものの皮をかぶせて、まったく別のものを語ろうとしている。初見の人には、何も知らないまま序盤まで突っ走ってほしい。これ以上は言わないでおく。

整えられた世界で、ひとりだけ本気で生きている話

この作品は、単なる「化け物と戦う終末サバイバル」ではない。描かれているのは、すべてが上のほうで静かに段取りされている世界の話だ。誰が戦い、誰が守られ、いつ絶望し、いつ盛り上がるのか——その全部が、最初から誰かの手で配置されている。戦士の「ギア」と、戦えない「タンカー」。階級は生まれた時点で決まっていて、住人はその役割をなぞって一生を終える。よくできた仕組みで、誰も疑問を持たない。持つ必要がないように作られているからだ。

物語が追いかけるのは、その枠に収まらない連中だ。小柄なタンカーのくせに「それでも戦いたい」と言い張って外に出ていく少女と、世界の仕組みをとっくに見抜いて、何もかも諦めきった古参のカブラギ。種明かしのあとに効いてくるのは、「生かされていること」と「生きていること」は別物だ、という一点に尽きる。無駄をそぎ落とし、苦しみを管理下に置いた世界では、もがく理由ごと消えてしまう。ナツメの無謀さは、その整いきった世界に最初のひびを入れる。カブラギが彼女に引きずられていくのは、自分の側がとっくに失くしたものを、彼女が平気な顔で握りしめているからだ。バグ——想定外の不具合として処理されるはずの存在が、訂正を拒んで居座り続ける。その図太さこそが、この作品が一番描きたかったものだと思う。

特に刺さったシーン

カブラギの正体が明かされる序盤の一連で、完全に持っていかれた。小西克幸の声が、戦場でのぶっきらぼうな低さと、別の場面でふと見せる軽さの落差で、このキャラの二面性を最初から成立させている。一回目は「渋いおっさんだな」と聞き流していた声が、二回目には全然違う重さで響いてくる。そして子安武人が演じるフギンの、穏やかなのに一ミリも信用できない喋り方。にこやかな声ほど怖いものはないと再確認した。終盤、追い詰められたカブラギが選択を迫られる場面では、声の震えひとつで腹の底を見せてくる。ここで思わず前のめりになった。脇を固める喜多村英梨のクレナイ、鳥海浩輔のミナト、小山力也のドナテロも、決して長くない出番でちゃんと顔と体温を覚えさせてくるのがいい。

読んで見たくなったら——『デカダンス』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 序盤で世界の前提がひっくり返る作品に弱い人
  • 化け物相手の派手なアクションと、骨のあるテーマを両方ほしい人
  • 諦めきった大人が、無謀な若者に巻き込まれて変わっていく話が好きな人

合わない人

  • 設定を先に全部説明してほしい、種明かし構造を「騙された」と感じてしまう人
  • 1クールのテンポが速く感じる、世界観をじっくり描いてほしい人
  • 3DCGで動くアクション表現がどうしても苦手な人

次に見るなら

約束のネバーランド——居心地のいい世界が、実は管理された檻だった。その気づきから始まる脱出劇で、足元が崩れていく感覚がデカダンスと近い。

進撃の巨人——壁の内側がすべてだと思っていたら、世界はもっと広くて残酷だった。前提が更新され続ける構造ものが好きなら外さない。

天元突破グレンラガン——押し付けられた天井をぶち破る話。諦めない若さが大人を引きずり出す熱量に弱いなら、こっちもまず合う。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
TVアニメ「デカダンス」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで配信されています。アニメ専門のdアニメストアをはじめ、見放題作品が豊富なU-NEXTやHuluなど、複数のサービスから自分に合った環境で視聴できます。気になる方は、利用中のサービスでチェックしてみてください。

よくある質問

Q. デカダンスは全何話ですか?
A. 全12話で構成されたTVアニメです。2020年に放送され、1クールで物語がしっかり完結します。テンポよく展開するため、一気見にも向いた作品です。
Q. デカダンスはどこで配信されていますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、普段お使いの環境で楽しめます。
Q. 原作はありますか?
A. デカダンスは原作を持たないオリジナルアニメです。「モブサイコ100」などで知られる立川譲監督と、脚本の瀬古浩司がタッグを組んで作り上げました。
Q. 予備知識がなくても楽しめますか?
A. はい、続き物ではないオリジナル作品なので、前提知識は不要です。第1話から順に見ていくことで、世界に隠された謎が少しずつ解き明かされていきます。

まとめ

TVアニメ「デカダンス」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで配信されています。アニメ専門のdアニメストアをはじめ、見放題作品が豊富なU-NEXTやHuluなど、複数のサービスから自分に合った環境で視聴できます。気になる方は、利用中のサービスでチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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