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デ・ジ・キャラット クリスマススペシャル
| 放送年 | 2000年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | MADHOUSE |
2000年12月に放送されたクリスマススペシャルでは、ぴよ子が豪華客船にキャラクターたちを招待して、デジ子を捕まえようとする話が描かれた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
2000年12月に放送されたクリスマススペシャル。ゲームショップ「ゲーマーズ」で働くデジ子たちのもとに、ライバルのぴよ子から豪華客船へのご招待が届く。クリスマスムードに浮かれるデジ子たちだが、これはデジ子を捕まえるためにぴよ子が仕掛けた罠だった。果たしてデジ子は無事にクリスマスを過ごせるのか。ドタバタコメディが展開される短編スペシャル作品。みどころ・魅力
① 豪華客船を舞台にしたクリスマスの非日常感
普段は秋葉原のゲームショップが舞台のデジ子たちが、豪華客船という非日常空間に飛び込む。クリスマスというイベントとの組み合わせが絶妙で、シリーズならではのテンポのよいギャグと相まって、短編ながらもお祭り感あふれる一作に仕上がっている。② ぴよ子の策略とデジ子のドタバタ対決
シリーズを通じて描かれてきたデジ子とぴよ子のライバル関係が、スペシャル版でも存分に発揮される。ぴよ子が仕掛ける罠と、それに巻き込まれながらも天然で切り抜けるデジ子のかけあいは、本作の笑いの核心となっている。③ キャラクターが勢ぞろいするお祭り的な雰囲気
レギュラーキャラクターが一堂に集うスペシャル回ならではの賑やかさが楽しめる。クリスマスという華やかなシチュエーションの中でそれぞれのキャラクターが個性を発揮し、ファンにとって嬉しいサービス精神あふれる構成となっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 桜井弘明 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 山川吉樹 |
| 音楽 | 増田俊郎 |
| OP | 奥井雅美「女神になりたい」 |
| ED | 沢城みゆき「Party Night (White Version)」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
でじこのクリスマス。再生する前から大体わかっていた。かわいくてわちゃわちゃして、特になにも起こらない30分。本編シリーズを一通り消化した後に発掘したスペシャルで、これを「作品」として評価するのは野暮だとわかっていた。最初に見たときの感想は案の定「……クリスマスだったな」で終わった。でも2回目以降、この作品の軽さが気持ちよくなってきた。重いことを考えなくていい。オチを追わなくていい。ぴよ子がでじこを捕まえようとして失敗して、みんなでクリスマスをする。それだけでいい。アニメを見始めた頃には気づかなかった「なにも起こらない贅沢」を、この作品で覚えた気がする。
ぴよ子の失敗は、クリスマスの礼儀だった
この作品に「テーマ」を見出そうとするのはたぶん間違っている。でも、なぜこれが成立するのかを考えると、面白いことに気づく。
豪華客船、全員集合、ぴよ子の大作戦、でじこの天然ぶり——構造がわかりきっている。ぴよ子は失敗する。でじこは笑顔で終わる。その順番が変わることはない。
ところが、そのわかりきった構造が「安心感」として機能している。視聴者は「次どうなるんだろう」ではなく「どうかわいく失敗するか」を楽しんでいる。これはクリスマス特番の様式美で、おそらく意図的なものだ。
林原めぐみが演じるぴよ子は、悪役なのに憎めない。声のトーンが「本気で勝つ気はない」けど「本気で楽しんでいる」という絶妙なところにある。悪役がその気になれば脅威になれるのに、ぴよ子は一度もそこに踏み込まない。それがこの作品の倫理観みたいなものだと思う。エヴァのレイとでじこのぴよ子が同じ声優だという事実は、2000年のアニメファンにとってちょっとした衝撃だったはずで、このスペシャルはその「落差を楽しむ」要素も自然に含んでいた。
でじこ役の沢城みゆきもそうで、「あたたかいキャラクター」ではなく「存在自体がエネルギー源」という演技をしている。本人が何も意図していない場面でのリアクション——そこに、でじこというキャラクターの面白さが凝縮されている。2000年という時代、このスペシャルは「消費してもらうためだけに作られたコンテンツ」という点で正直だった。メッセージはない。教訓もない。でも「楽しかった」が残る。
それを実現するのは、実は難しい。かわいいだけで成立させるには、キャラクターが本当に立っていなければならないし、声優の演技が余白を埋めなければならない。このスペシャルはその条件を満たしていた。それだけで、十分すぎる。
特に刺さったシーン
ぴよ子の作戦が崩壊していく終盤の流れで、思わず一時停止した。こんなに丁寧に失敗させるのか、と。豪華客船という舞台を活かして、ドタバタの振り幅が広い。逃げ場がなさそうで逃げられる、追い詰められてそうで全然追い詰められていないでじこのたのしそうな顔。そこで沢城みゆきが声に「天然の余裕」みたいなものを忍ばせているのが面白い。脅威として機能していないのに本人は全力、という構図がずっと続く。
それと、林原めぐみのぴよ子の悔しがり方。声に込められた「負け惜しみの可愛さ」が絶妙で、ここはキャスティングの勝ちだと思う。置鮎龍太郎や鳥海浩輔もいて、当時のアニメ声優の豪華な顔ぶれが一堂に会している感じも、2000年という時代ならではの空気感として残っている。今の目線で見ると「この人たちがこういうの出てたんだ」という発見があって、それはそれで2回目以降の楽しみ方になっている。
読んで見たくなったら——『デ・ジ・キャラット クリスマススペシャル』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- デ・ジ・キャラット本編を見ていて、キャラクターへの愛着がある人
- 「なにも起こらない」ことをコンテンツとして楽しめる人
- 2000年代初頭のアニメの空気感に懐かしさを感じる人
- 林原めぐみや沢城みゆきの演技を追いかけているファン
- 短時間でさっと見終えたいときの作品を探している人
合わない人
- ストーリーの起伏や感情の高まりを期待している人
- 本編シリーズを見ていない状態で手を出す人(コアファン向けの構成なので)
- 「スペシャル回なんだから特別な展開がほしい」という人
次に見るなら
同じキャラクターをもっと見たいなら、まずプチ・キャラットへ。ぴよ子とでじこの関係がスペシャルよりも掘り下げられていて、このクリスマス回だけ見た人には補完として機能する。こちらも「かわいいだけ」路線なので落差はない。
2000年代初頭の空気感が好きならあずまんが大王も合う。「なにも起こらない日常の繰り返しを楽しむ」という倫理観が近くて、でじこ世代が通った道として比較しながら見ると面白い。完成度はこちらが上だけど、でじこが先にやっていた、という見方もできる。
もう少し後の時代でいいならボトルフェアリーも。4人の妖精が季節の行事を体験するだけの話で、でじこスペシャルに近い「お祭り感」がある。声優陣も当時の人気キャストが揃っていて、耳が楽しい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『デ・ジ・キャラット クリスマススペシャル』は、Amazonプライムビデオで視聴できます。プライム会員であれば追加料金なしで楽しめますので、クリスマスシーズンにはもちろん、シリーズのまとめ視聴にもぴったりです。短編スペシャルならではのテンポのよさで、気軽に楽しめる一作です。