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ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 51話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
アベンジャーズのアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクがスパイダーマンと少年たちの協力を得て、それぞれの格闘技と超人的な力を駆使し、ロキの世界征服計画を阻止する物語。6~12歳の少年向けアニメ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
アベンジャーズのメンバー——アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク——がロキの陰謀によって謎のディスクに封印されてしまう。偶然その場に居合わせた5人の少年少女たちは、ヒーローたちを解放する「バイオコード」を体内に宿すこととなった。子どもたちはスパイダーマンと力を合わせ、世界征服をもくろむ悪の組織と戦いながら、封印されたヒーローたちを取り戻す旅に出る。みどころ・魅力
① マーベルヒーローが日本のアニメスタイルで動く
アイアンマンやハルクといったおなじみのアベンジャーズが、日本のアニメーションならではのダイナミックな演出で活躍する。原作コミックともアメリカ製アニメとも異なる独自のビジュアルは、マーベルファンにとって新鮮な驚きをもたらします。② 少年たちが主役のバディアクション
ヒーロー自身ではなく、ディスクでヒーローを召喚する「バイオコーダー」の少年少女たちが物語の軸。子どもたちの成長と友情が丁寧に描かれており、アクションだけでなく人間ドラマとしても楽しめる構成になっています。③ ヴィランも豪華なマーベルロースター
ロキを筆頭に、レッドスカル、モデュークなどマーベルの有名ヴィランが多数登場。各ヒーローとそれぞれの宿敵が対峙する展開が随所に盛り込まれており、マーベル作品をよく知るファンほど楽しめるしかけが詰まっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 小村敏明 |
|---|---|
| シリーズ構成 | リュウ キング |
| OP | 西川貴教「突キ破レル-Time to SMASH!」 |
| ED | 西川貴教「Thread of fate」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見て「ディスク」が何なのかまったくわからないまま再生ボタンを押した。マーベルのアベンジャーズが6歳向けになるとどうなるのか、という純粋な好奇心というか、野次馬根性というか。
最初は完全に舐めてた。子ども向けでしょ、と思いながら見始めたら、アイアンマンもキャプテン・アメリカもソーもハルクも、「ディスク」というフリスビーみたいなもののなかに封印されて、少年たちがそれを使役するという構造になっていて、「あ、これ玩具のアニメだ」と気づいた瞬間にすべてが腑に落ちた。玩具ありきの世界観で、でもマーベルのIPをちゃんと使いこなそうとしている、その苦労の跡が随所に見える。
2回目に見たとき気づいたのは、斎賀みつきが演じる主人公アキラの声のトーンが絶妙に「頑張りすぎていない少年」で、あれはあれで技術だということ。少年役の演技って意外と難しくて、熱くなりすぎると疲れる、でもこれはちょうどいい温度感に収まっている。
「借り物の力」を使う子どもたちの、等身大の無力感
この作品のいちばん面白い構造は、主役が「超人」ではないという点だ。アイアンマンもハルクも本物のヒーローで、子どもたちはそれを「ディスク」として携帯し、解放して戦わせる。言ってしまえば、モンスターボールでポケモンを戦わせる構造に近い。
でもそこに妙な誠実さがある。子どもたちは自分では戦えない。ヒーローを出す「許可権限」だけを持っている。この設定、玩具の販促としては理にかなっているんだけど、物語として読むと「子どもが大人の力を借りなければ何もできない」という現実をそのまま描いているように見えてくる。
ロキの世界征服計画という大きすぎる敵に対して、少年たちができることの限界が最初からはっきりしている。それでも走り続ける理由を、作品はちゃんと積み上げようとしている。「借り物でいい、今できることをやる」という姿勢は、6〜12歳の視聴者に向けたメッセージとして正直だと思う。等身大の子どもが等身大の無力感を抱えながら動く話は、「俺TUEEEEで無双する」系のファンタジーより、地味に残るものがある。
ワスプ役の水橋かおりの演技も、その「ヒーロー側の人格」をちゃんと立てることに貢献していて、単なる背景キャラにしていない。子どもたちが頼る相手として、ちゃんと信頼できる声になっている。川田紳司のスパイダーマン(ピーター・パーカー)も、コミカルさと真剣さのバランスがマーベル原作ファンにはちょっと嬉しい調整になっている。
特に刺さったシーン
終盤の展開で、ヒーローたちがディスクから解放されて共闘するシークエンス。ここは子ども向けアニメのフォーマットを守りながらも、マーベルキャラクターの「らしさ」をちゃんと出そうとする努力が見えて、妙に真剣に観てしまった。
松田健一郎のブルース・バナーが、ハルクになる前後で声のトーンを使い分けるところが地味にいい。子ども向けだからといって単純化せずに、内面の葛藤みたいなものを声だけで乗せてくる。大空直美のジェシカ・シャノンも、ゲスト的な立ち位置のわりに芯がある演技で、「ああこの人に頼む理由があるキャラ設計だ」と感じた。
あと個人的に刺さったのは、少年たちがピンチになって「ヒーローを出せない状況」で自分たちだけで判断を迫られるシーン。あそこだけちょっと空気が変わる。玩具販促アニメのフォーマットの隙間に、ちゃんとドラマが入ってくる瞬間で、思わず前のめりになった。
読んで見たくなったら——『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』はDMM TVで視聴できる(14日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- マーベルのヒーローをアニメで動かしたらどうなるかに純粋に興味がある人
- 子ども向けコンテンツの構造や玩具アニメのフォーマットを研究したい人
- 斎賀みつき・水橋かおり・川田紳司のファンで出演作を追っている人
- 6〜12歳の子どもと一緒に見る作品を探している親御さん
- 2014年前後のマーベル展開を追体験したい人
合わない人
- マーベル映画版の解釈に強いこだわりがある人(キャラの声・設定が別物なので)
- 大人向けのシリアスなドラマを求めている人
- 「ディスク」のメカニズムや世界観設定の詰めを気にしてしまうタイプ
- テンポよく完結するストーリーを求めている人(話数が多い)
次に見るなら
マーベル・フューチャー・アベンジャーズは、同じくマーベルキャラクターを扱った日本製アニメで、こちらはよりオリジナル要素が強め。ディスク・ウォーズと世界観は別物だが、「日本スタッフがマーベルをどう解釈するか」という観点で続けて見ると面白い比較になる。
遊☆戯☆王(無印)は、ディスク・ウォーズと同じ「カード(ディスク)を使って戦う少年主人公」のフォーマットの先輩格。玩具・ゲーム連動アニメの文法がどう確立されたかを知る意味で、並べて見ると構造の近さに気づく。
スパイダーマン(2017年TVシリーズ)は、川田紳司が演じたスパイダーマンをより主役として掘り下げたい人向け。ディスク・ウォーズではアンサンブルの一員だったキャラクターを単独で追える。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』は、現在DMM TVおよびDisney+で視聴できます。マーベルヒーローが日本アニメとして動く唯一無二の作品ですので、どちらのサービスにも加入している方はぜひ確認してみてください。